ミラー型ドライブレコーダーは車検に通らない？適合条件と対策

ミラー型ドライブレコーダーを購入したい、またはすでに使用しているものの、「車検に通るのか？」と不安に感じている人は多いのではないでしょうか。特に、「ミラー型のドライブレコーダーを装着したままだと車検は通らないのですか？」と疑問に思う方も多いでしょう。実際のところ、ミラー型ドライブレコーダーは適切に取り付けられていれば車検に通る可能性が高いですが、誤った設置方法やサイズの問題があると、車検で不適合と判断されることもあります。

また、「ミラー型ドライブレコーダーオートバックスでは取付不可能と言われました」「2018年のN-BOXには車検が通らないのでダメ？」といった声もありますが、車種ごとの適合性や取り付け方によって対応が変わるため、事前の確認が欠かせません。さらに、ミラー型ドライブレコーダーの寿命や配線不要モデルの利便性、取り付け方法のポイントなども気になるところでしょう。

この記事では、ミラー型ドライブレコーダーのランキングやおすすめ機種、日本製の前後カメラ対応モデル、オートバックスでの取り付け可否、そしてデメリットや「見にくい」と感じる原因と対策について詳しく解説します。これから購入を検討している方も、すでに使用している方も、車検時に困らないために適切な選び方や設置方法を知っておきましょう。

この記事のポイント

ミラー型ドライブレコーダーが車検に通らない理由
車検適合するための条件と取り付け方法
車種ごとの適合性やディーラーの対応
車検時の対応策や取り外しの必要性

ミラー型ドライブレコーダーは車検に通らない？条件と対策
ミラー型ドライブレコーダーは車検に通らない？デメリットやおすすめ機種

ミラー型ドライブレコーダーは車検に通らない？条件と対策

・ミラー型のドライブレコーダーを装着したまま車検は通らないのか？
・車検に通らない可能性がある理由と注意点
・2018年式N-BOXは車検に通らない？オートバックスでの対応
・オートバックスで取り付け不可と言われる理由とは？
・車検対応のミラー型ドライブレコーダーの選び方

ミラー型のドライブレコーダーを装着したまま車検は通らないのか？

ミラー型ドライブレコーダーを装着したままでも、適切な条件を満たしていれば車検に通る可能性は高いです。ただし、すべてのミラー型ドライブレコーダーが車検に適合するわけではなく、設置方法や製品の仕様によっては不適合となることがあります。

まず、車検では安全運転に必要な視界の確保が重要視されます。ミラー型ドライブレコーダーが純正ミラーより大きすぎたり、視界を妨げる位置に取り付けられていたりすると、車検に通らないことがあります。また、固定が不十分で走行中にズレたり落下したりする可能性がある場合も不適合と判断されることがあります。

さらに、一部の車両には純正ミラーの下部にシートベルト警告灯やその他の表示ランプが設置されていることがあります。ミラー型ドライブレコーダーがこれらの警告灯を隠してしまうと、保安基準に適合しないため車検に通らない可能性が高くなります。

対策として、車検対応を明記している製品を選ぶことが推奨されます。また、純正ミラーに被せるタイプのミラー型ドライブレコーダーを選ぶことで、視界の確保や固定強度の問題を避けられる場合があります。さらに、配線の取り回しを適切に行い、運転の妨げにならないようにすることも重要です。

このように、ミラー型ドライブレコーダーを装着したまま車検を通すためには、適切な製品選びと正しい取り付けが必要です。車検の基準を確認し、適合する形で設置することで、安全かつ問題なく使用できるようになります。

車検に通らない可能性がある理由と注意点

ミラー型ドライブレコーダーが車検に通らない可能性がある理由はいくつかあります。車両の保安基準を満たしていない場合、検査時に不適合と判断されるため、事前に問題点を確認し対策を講じることが重要です。

まず、大きな理由として「視界の確保」が挙げられます。ミラー型ドライブレコーダーのサイズが大きすぎたり、画面の映り込みが強かったりすると、運転中の視界を妨げる可能性があります。特に、ルームミラーをデジタルミラーとして常時使用する場合、夜間や逆光時に見づらくなることがあるため注意が必要です。

次に、「固定の強度」も重要なポイントです。車検では、走行中に部品が外れたりズレたりしないかもチェックされます。固定が不十分なミラー型ドライブレコーダーは、安全性の観点から不適合と判断される場合があります。シリコンバンド式やクリップ式など、確実に固定できるタイプを選ぶことが大切です。

また、「警告灯やセンサー類の遮蔽」にも注意が必要です。一部の車両では、ルームミラー周辺にシートベルト警告灯や運転支援システムのセンサーが設置されています。これらを覆ってしまうと、正しく機能しないため車検に通らないことがあります。取り付け前に、自車の純正ミラー周辺の構造を確認し、必要に応じて警告灯が隠れない位置に調整しましょう。

加えて、「ミラーの機能を損なわないこと」もポイントです。ミラー型ドライブレコーダーの液晶画面がオフのときに通常のミラーとして使えるかどうかも車検では確認されます。反射率が低すぎると、通常のミラーとしての機能を果たさず、視認性が悪くなるため不適合となる可能性があります。

対策として、車検対応を明記しているモデルを選ぶことや、取り付け位置を適切に調整することが重要です。また、車検前に一時的にミラー型ドライブレコーダーを取り外し、純正ミラーに戻すことで確実に車検を通す方法もあります。これらの点を考慮しながら、適切な対策を行いましょう。

2018年式N-BOXは車検に通らない？オートバックスでの対応

2018年式N-BOXにミラー型ドライブレコーダーを装着する場合、車検に通らない可能性があります。特に、ルームミラー周辺に設置されているシートベルト警告灯の視認性が問題となることが多いです。この警告灯がドライブレコーダーによって隠れてしまうと、保安基準に適合しないため車検に通らない可能性があります。

また、オートバックスなどのカー用品店では、法律や保安基準に抵触する可能性がある場合、安全性を重視して取り付けを断ることがあります。特にN-BOXのように、ミラー周辺に重要な警告灯がある車両は、ミラー型ドライブレコーダーの取り付けが難しいと判断されることがあるため、事前に確認が必要です。

さらに、ミラー型ドライブレコーダーのサイズや設置位置によっては、運転時の視界を妨げることも考えられます。N-BOXはフロントガラスの面積が広いため、大型のミラー型ドライブレコーダーを装着すると、視界の一部が塞がれる可能性があるのです。この点も車検時にチェックされるため、慎重に選ぶ必要があります。

解決策としては、以下の方法が考えられます。まず、純正ミラーに被せるタイプのミラー型ドライブレコーダーを選び、警告灯が隠れないように調整することが重要です。さらに、取り付け前に実際に装着してみて、視界に影響がないか確認することも有効です。

もし、ミラー型ドライブレコーダーを装着したまま車検に通るか不安な場合は、車検時に一時的に取り外し、純正ミラーに戻す方法もあります。また、ディーラーや専門店に相談し、N-BOXに適合するモデルを選んでもらうのも一つの方法です。

このように、2018年式N-BOXにミラー型ドライブレコーダーを取り付ける際は、警告灯の視認性や視界の確保に注意しながら、適切な製品を選ぶことが大切です。事前にしっかりと確認を行い、安全に使用できるようにしましょう。

オートバックスで取り付け不可と言われる理由とは？

オートバックスなどのカー用品店では、ミラー型ドライブレコーダーの取り付けを断られるケースがあります。その理由はいくつか考えられますが、主に「安全基準」「車両ごとの適合性」「作業の難易度」の3点が関係しています。

まず、安全基準の問題です。車検の保安基準では、視界を妨げないことや警告灯の視認性を確保することが求められています。ミラー型ドライブレコーダーのサイズが大きすぎると、ルームミラーとしての機能を損なう可能性があります。また、取り付けによってシートベルト警告灯などが隠れてしまう場合、基準に適合しない可能性が高くなります。オートバックスでは、こうした基準をクリアできないと判断した場合、取り付けを断ることがあります。

次に、車両ごとの適合性です。すべての車種がミラー型ドライブレコーダーに対応しているわけではなく、車両によっては取り付けが困難な場合があります。例えば、ホンダのN-BOXのように、純正ルームミラーの位置にセンサーや警告灯が組み込まれている車両では、ミラー型ドライブレコーダーを装着すると重要な機能が損なわれる可能性があります。こうした理由から、オートバックスでは特定の車両に対して取り付けを行わないケースがあります。

また、作業の難易度も関係しています。一般的なドライブレコーダーはダッシュボードやフロントガラスに貼り付けるタイプが主流ですが、ミラー型ドライブレコーダーは配線の取り回しが複雑になることが多いです。特に、リアカメラを取り付ける場合は、車内を分解して配線を通す必要があるため、作業時間が長くなります。そのため、オートバックスのような量販店では、作業工数が多くなる取り付けを敬遠する場合があります。

解決策としては、まず店舗に事前相談をすることが大切です。オートバックスの店舗ごとに対応が異なるため、取り付け可能な車種や対応できる作業範囲を確認することが重要です。また、どうしても取り付けが難しい場合は、専門のカーショップやディーラーに相談するのも一つの方法です。専門店であれば、車両ごとの適合性を確認しながら、適切な方法で取り付けを行ってくれる可能性が高くなります。

このように、オートバックスで取り付けを断られる理由は、安全基準の問題、車両ごとの適合性、作業の難易度などが関係しています。事前に店舗へ問い合わせを行い、自分の車に適した方法で取り付けを検討することが大切です。

車検対応のミラー型ドライブレコーダーの選び方

ミラー型ドライブレコーダーを装着したまま車検に通すためには、適切な製品を選ぶことが重要です。選び方を誤ると、車検に通らないだけでなく、運転中の視界を妨げたり、事故時の映像が記録されなかったりする可能性もあります。そのため、以下のポイントを押さえながら、適合するモデルを選びましょう。

まず、サイズと形状を確認することが重要です。ミラー型ドライブレコーダーは製品によって大きさが異なります。純正ミラーより大幅に大きいものを選ぶと、運転中に視界を妨げる可能性があるため、車検に適合しない場合があります。特に、ルームミラー周辺に警告灯や運転支援システムがある車種では、ミラーがこれらを遮らないようなデザインの製品を選ぶ必要があります。

次に、取り付け方法を考慮することも大切です。車検対応のミラー型ドライブレコーダーを選ぶ際は、純正ミラーに被せるタイプのものを選ぶのが無難です。純正ミラーと交換するタイプは、取り付け時の固定強度や視認性の問題が発生しやすく、車検時に不適合と判断される可能性が高くなります。

また、画面の明るさや反射率にも注意しましょう。ミラー型ドライブレコーダーは、通常のミラーとしても機能する必要があります。そのため、液晶画面がオフの状態でも十分な反射率があり、後方の視認性を確保できるかを確認することが重要です。反射率が低すぎると、通常のミラーとして機能しないと判断される可能性があります。

さらに、車検対応を明記しているモデルを選ぶことも重要です。最近では、「車検対応」をうたっているミラー型ドライブレコーダーも販売されています。このようなモデルは、視界の確保や警告灯の遮蔽を考慮して設計されているため、車検時に問題が発生しにくくなっています。

最後に、配線処理を適切に行うことも考慮すべきポイントです。配線が適切に処理されていないと、車検時に「視界の妨げ」や「安全性の問題」として指摘される可能性があります。シガーソケット接続ではなく、ヒューズボックスに直接配線する方法を選ぶことで、スッキリとした取り付けが可能になります。

このように、車検対応のミラー型ドライブレコーダーを選ぶ際は、サイズや取り付け方法、ミラーとしての機能、車検対応の有無などを慎重に確認することが重要です。適切な製品を選び、正しく取り付けることで、安心して使用できる環境を整えましょう。

ミラー型ドライブレコーダーは車検に通らない？デメリットやおすすめ機種

・ミラー型ドライブレコーダーの寿命はどれくらい？
・配線不要のミラー型ドライブレコーダーは本当に便利？
・オートバックスで購入・取り付けできるモデルとは？
・最新ミラー型ドライブレコーダーのランキング・おすすめ機種
・ミラー型ドライブレコーダーのデメリットと注意点
・ミラー型ドライブレコーダー見にくい感じる原因と改善方法
・日本製の前後カメラ対応ミラー型ドライブレコーダーのおすすめ機種
・ミラー型ドライブレコーダーの取り付け方法と注意点
・ミラー型ドライブレコーダーは車検に通らない？の総括

ミラー型ドライブレコーダーの寿命はどれくらい？

ミラー型ドライブレコーダーの寿命は、使用環境や製品の品質によって大きく異なりますが、一般的には3年から5年程度とされています。ただし、すべての部品が同じタイミングで劣化するわけではなく、本体、バッテリー、SDカードの寿命にはそれぞれ違いがあります。

まず、本体の寿命についてです。ドライブレコーダーは、日光や振動、温度変化などの影響を受けやすい電子機器です。特に車内は夏場に高温になりやすく、電子基板や液晶画面の寿命に影響を及ぼすことがあります。耐久性の高いモデルを選んだり、駐車時に日よけを使用したりすることで、本体の寿命を延ばすことが可能です。

次に、内蔵バッテリーについてです。駐車監視機能を備えたミラー型ドライブレコーダーには、内部にバッテリーが搭載されていることがあります。リチウムイオンバッテリーが使用されている場合、2～4年ほどで劣化し、充電性能が低下することが多いです。バッテリーが劣化すると、駐車監視機能が十分に動作しなくなるため、長期間使用する場合は外部電源を活用するのも一つの方法です。

そして、SDカードの寿命も重要なポイントです。ドライブレコーダーは常に映像を上書き保存しながら録画するため、SDカードの負担が大きくなります。一般的なmicroSDカードの寿命は2～5年程度とされており、定期的な交換が推奨されています。また、高耐久モデルのSDカードを使用することで、より長く安定した録画を続けることができます。

これらの要因を考慮すると、ミラー型ドライブレコーダーを長持ちさせるためには、定期的な点検やメンテナンスが必要です。本体の清掃やSDカードのフォーマットを定期的に行うことで、不具合を予防し、長期間快適に使用することができます。

配線不要のミラー型ドライブレコーダーは本当に便利？

ミラー型ドライブレコーダーの中には「配線不要」と謳われているモデルがあります。配線作業が苦手な人にとって魅力的な選択肢ですが、実際に使い勝手はどうなのでしょうか？

まず、配線不要のミラー型ドライブレコーダーにはシガーソケット接続タイプとバッテリー内蔵タイプの2種類があります。シガーソケット接続タイプは、電源ケーブルをシガーソケットに挿すだけで使用できるため、特別な配線作業は不要です。一方、バッテリー内蔵タイプは、完全にコードレスで使用できるものの、充電が必要なため長時間の録画には向いていません。

メリットとして、まず取り付けの手軽さが挙げられます。通常のドライブレコーダーでは、電源をヒューズボックスから取ったり、リアカメラの配線を車内に通したりする必要がありますが、配線不要タイプならその手間がなく、初心者でも簡単に取り付けられます。

また、車内の美観を損なわないという利点もあります。配線を隠す必要がないため、ダッシュボード周りやルーフライニングに余計なケーブルが露出せず、すっきりとした見た目を保てます。

しかし、一方でデメリットもあります。シガーソケット接続の場合、コードが目立つため、「完全に配線不要」というわけではありません。また、バッテリー内蔵タイプは充電の手間がかかるため、駐車監視機能を長時間利用するには不向きです。

さらに、リアカメラを使用する場合、配線を引かないと正常に作動しないことが多いため、完全に「配線ゼロ」で運用するのは難しいという現実もあります。そのため、配線不要のミラー型ドライブレコーダーを選ぶ際は、「どの程度の配線作業が不要なのか」をよく確認することが重要です。

オートバックスで購入・取り付けできるモデルとは？

オートバックスでは、ミラー型ドライブレコーダーの販売だけでなく、取り付けサービスも提供しています。ただし、すべてのモデルが取り扱われているわけではなく、店舗ごとに対応が異なる場合があるため、事前の確認が必要です。

まず、オートバックスで取り扱いのある代表的なミラー型ドライブレコーダーには、**ケンウッド「DRV-EM4700」やコムテック「ZDR038」**などがあります。これらのモデルは、前後カメラ搭載、フルHD録画、高視認性の液晶画面を備えており、安全性や視認性の面で優れています。特に、ケンウッドの「DRV-EM4700」は12型のデジタルミラーを搭載し、通常のルームミラーより広い視界を確保できるため、後方確認がしやすい設計となっています。

また、オートバックスでは取り付けサービスも提供されていますが、一部の車両では取り付けが難しい場合があります。特に、純正ミラー周辺にセンサーや警告灯がある車種では、取り付けを断られることがあるため注意が必要です。ホンダのN-BOXやトヨタの一部車種では、警告灯が隠れる可能性があるため、取り付け前に確認することが重要です。

取り付けを依頼する場合、工賃はおおよそ1万円～2万円程度が相場となっています。リアカメラの配線作業が含まれる場合、さらに追加費用がかかることもあるため、事前に見積もりを取ることをおすすめします。

オートバックスでの購入・取り付けのメリットとして、購入から取り付けまで一貫して依頼できる点が挙げられます。ネット通販で購入した製品の場合、取り付け対応をしてもらえないこともありますが、オートバックスで購入した商品であれば、スムーズに作業を依頼できる可能性が高いです。

このように、オートバックスでは信頼性の高いミラー型ドライブレコーダーを購入でき、取り付けサービスも受けられます。ただし、車種ごとの適合性や工賃については事前に確認し、最適な製品を選ぶことが大切です。

ミラー型ドライブレコーダーのデメリットと注意点

ミラー型ドライブレコーダーは、通常のドライブレコーダーに比べて視界の確保がしやすく、後方録画も可能な便利なアイテムですが、一方でデメリットもあります。購入前に注意点を理解しておくことで、後悔のない選択ができます。

1. 録画範囲が変わる可能性がある

ミラー型ドライブレコーダーは、ルームミラーの角度に影響を受けるため、ミラーを調整するとカメラの録画範囲が変わってしまうことがあります。特に、複数のドライバーが同じ車を使用する場合、毎回調整が必要になる可能性があります。

2. 画面の映り込みや反射が気になる

ミラー型ドライブレコーダーの液晶画面は、通常のミラーよりも反射しやすい素材で作られています。そのため、日中や夜間に映り込みが発生し、見えにくくなることがあります。これを防ぐためには、反射防止フィルムを貼るなどの対策が有効です。

3. 取り付けが難しい車種がある

一部の車種では、ルームミラーにセンサーや警告灯が付いているため、ミラー型ドライブレコーダーを装着することで機能が制限される可能性があります。特に、ホンダN-BOXなどの軽自動車では、取り付けの際に注意が必要です。

4. 重量による影響

通常のルームミラーよりも重いため、固定が不十分だと振動によって下向きになりやすいという問題があります。特に、路面が悪い道路を走行するとミラーがずれてしまい、視界の確保が難しくなることがあります。しっかりと固定できるタイプを選ぶことが重要です。

5. 電源配線が必要な場合がある

「配線不要」とうたわれているモデルでも、実際にはシガーソケットやリアカメラの配線が必要になる場合があります。完全にワイヤレスで使用できるモデルは少ないため、事前に配線方法を確認しておくことが大切です。

ミラー型ドライブレコーダーを選ぶ際は、デメリットを把握したうえで、使いやすいモデルを選ぶことがポイントになります。

ミラー型ドライブレコーダー見にくい感じる原因と改善方法

ミラー型ドライブレコーダーは便利なアイテムですが、「画面が見にくい」と感じる人も少なくありません。原因はいくつか考えられますが、それぞれの対策を知っておくことで、より快適に使用することができます。

1. 映り込みや反射の影響

ミラー型ドライブレコーダーの液晶画面は、日光の角度によって映り込みが発生しやすくなります。特に、日中の強い日差しや夜間の街灯の影響で見えにくくなることがあります。

改善策として、反射防止フィルムを貼る、またはミラーの角度を調整することで視認性を向上させることができます。

2. 画面の明るさ不足

液晶画面の明るさが十分でないと、日中に映像がぼやけて見えることがあります。

対策として、明るさ調整機能があるモデルを選ぶと、環境に応じて画面を最適な状態にすることができます。

3. 後方カメラの画角が狭い

リアカメラの画角が狭いと、映像の範囲が限定され、実際の後方視界と異なる感覚になることがあります。

広角レンズを搭載したモデルを選ぶことで、より正確な後方視界を確保できます。

4. ミラーの位置調整不足

ミラーの取り付け位置が適切でないと、視線のズレが生じ、見づらくなります。

正しい位置に設置することで、違和感を軽減できます。

このように、見にくさを感じる原因を特定し、適切な対策を講じることで、ミラー型ドライブレコーダーを快適に使用することができます。

日本製の前後カメラ対応ミラー型ドライブレコーダーのおすすめ機種

日本製の前後カメラ対応ミラー型ドライブレコーダーは、品質や信頼性が高く、多くのドライバーから支持されています。海外製の製品と比較すると、耐久性やアフターサポートの面で安心感があり、日本の道路事情に合わせた設計がされている点も魅力です。ここでは、特におすすめの日本製ミラー型ドライブレコーダーを紹介します。

1. コムテック ZDR038

コムテックは、日本国内のドライブレコーダー市場で高いシェアを誇るメーカーです。ZDR038は、前後200万画素のフルHD録画が可能で、夜間の撮影性能も優れています。また、GPS機能を搭載し、走行記録を正確に残すことができます。さらに、駐車監視機能も搭載しているため、エンジンを切った後も一定時間録画が可能です。

特徴：

11.88インチのタッチパネル液晶を搭載
駐車監視機能付き（別売りの電源ケーブルが必要）
ルームミラーに被せるタイプで簡単に取り付け可能

2. ケンウッド DRV-EM4700

ケンウッドのDRV-EM4700は、12型のデジタルミラーを採用しており、通常のルームミラーよりも広い視界を確保できます。フロントカメラは約143°、リアカメラは約107°の広角視野を持ち、死角を減らす工夫がされています。また、WDR（ワイドダイナミックレンジ）技術を採用し、昼夜問わず鮮明な映像を録画できます。

特徴：

フルHD録画対応で高画質な映像を記録
ルームミラーのようにスムーズな表示切替が可能
逆光や暗所でも鮮明に映るWDR機能搭載

3. ユピテル WDT510c

ユピテルは、ドライブレコーダーの老舗メーカーとして知られています。WDT510cは、前後フルHD録画に対応しており、特に夜間の撮影性能に優れています。リアカメラは防水設計となっているため、外付けでも安心して使用できます。

特徴：

10インチの高輝度IPS液晶を搭載
Gセンサーで衝撃時の映像を自動保存
高温対応設計で夏場の車内でも安心

これらの日本製ミラー型ドライブレコーダーは、高画質な録画性能に加え、耐久性やサポート面でも優れており、長く安心して使用できるモデルが揃っています。選ぶ際は、画質・視野角・駐車監視機能などを考慮し、自分の使用環境に合った機種を選びましょう。

ミラー型ドライブレコーダーの取り付け方法と注意点

ミラー型ドライブレコーダーは、一般的なフロントガラス設置型とは異なり、ルームミラーに被せるタイプや交換するタイプがあります。取り付け方法を間違えると、視界の妨げになったり、固定が不安定になったりする可能性があるため、注意が必要です。ここでは、正しい取り付け手順と注意点を解説します。

1. 取り付け手順

ミラー型ドライブレコーダーの取り付けは、基本的に以下のステップで行います。

純正ミラーを確認する
- ルームミラーの形状を確認し、取り付け可能かどうかを判断する。
- 一部の車種（センサー付きミラーや特殊形状ミラー）では取り付けが難しいことがある。
本体の仮取り付け
- ゴムバンドやクリップを使って純正ミラーに固定する。
- 画面の角度を調整し、運転中に見やすい位置に合わせる。
電源ケーブルの配線
- シガーソケット接続の場合： ケーブルをフロアマットの下に隠し、すっきりと配線する。
- ヒューズボックス接続の場合： 車両の電源ラインに直接接続し、見た目をスマートにする。
リアカメラの取り付け
- 車内設置の場合： リアガラス上部に両面テープで固定し、配線を車内に通す。
- 外付けの場合： ナンバープレート周辺に設置し、防水処理を行う。
動作確認と微調整
- 画面表示や録画状況を確認し、必要に応じてカメラの角度を調整する。