車のこすり傷修理はオートバックスがおすすめ？料金や評判を解説

こんにちは。車の広場　運営者のヨコアキです。

車を運転していて、うっかり壁や縁石にボディをこすってしまった経験はありませんか。

大切にしている車に傷がつくと、本当にショックで焦りますよね。修理に出そうにも、ディーラーだと高額になりそうで不安だし、かといって自分で直す自信もない。そんな時、ふと頭に浮かぶのが身近にあるオートバックスではないでしょうか。

オートバックスなら、買い物ついでに相談しやすそうですし、料金や時間もディーラーよりはお手頃なイメージがあります。でも、実際に車のこすり傷修理を依頼すると、どれくらいの費用がかかるのか、仕上がりや評判はどうなのか、気になるところです。予約の方法や、バンパーやドアなど部位ごとの相場も知っておきたいですよね。

この記事では、そんなあなたの疑問を解消するために、私が調べた情報や一般的な傾向をわかりやすく整理しました。ぜひ参考にしてみてください。

オートバックスでの修理料金の目安と相場
作業にかかる時間や即日対応の可能性
実際に利用した人の口コミや評判の傾向
予約から見積もり、修理完了までの具体的な流れ

車のこすり傷修理をオートバックスでする料金と評判
車のこすり傷修理でオートバックスを利用する流れ

車のこすり傷修理をオートバックスでする料金と評判

「オートバックスで傷の修理ができるのは知ってるけど、実際どうなの？」と思っている方は多いはずです。まずは、一番気になる料金の目安や、実際の評判について見ていきましょう。店舗によって違いはありますが、全体的な傾向を掴んでおくと安心ですよ。

気になる値段と料金相場の目安

車のこすり傷修理を検討するとき、まず気になるのは「費用がどれくらいかかるのか」という点だと思います。オートバックスでの修理料金は、傷の大きさ・深さ・車種・塗装色・修理方法・店舗設備によって幅がありますが、ディーラー修理より費用を抑えられるケースが多いと言われています。

その理由の一つとして、店舗によっては本格的な板金塗装に加えて、軽度の擦り傷を対象とした「クイックリペア（簡易補修）」メニューを取り入れている場合があるためです。

この方法は「新品同様レベルの完全修復」を目的とするのではなく、日常使用で目立たないレベルまで綺麗にすることを重視しており、費用と仕上がりのバランスが特徴です。

💰料金目安について

あくまで一般的な例ですが、次のような費用感の店舗があります👇

傷の状態	費用の目安
小さな擦り傷・簡易補修で対応可能なケース	数千円〜1万円台前後で対応できる場合あり
傷が深い・広範囲・塗装剥がれ・へこみあり	板金塗装が必要となり費用が上昇する傾向

🔍 ポイント

同じ大きさの傷でも料金は大きく変わる場合があります。
特に金額に影響しやすい要素は以下👇

　✔ 塗装カラー（例：パールや3コートカラー）

　✔ 素材（樹脂バンパーか金属パネルか）

　✔ プレスライン（ボディの折り目）を跨ぐかどうか
そのため、実際の金額は現車を見たうえで確定するのが一般的です。

📌 まずは無料見積もりがおすすめ

写真だけでは判断できない傷も多く、実際に店舗で確認してもらうことで費用差が出るケースがあります。

オートバックスでは、見積もりが無料の店舗も多いため、修理を迷っている段階でも相談しやすいのがメリットです。

バンパーのこすり傷修理費用

車の中でも特にこすりやすい場所といえば、やはりバンパーではないでしょうか。駐車場の壁や縁石で「ガリッ」としてしまった経験がある方も多いと思います。実際、バンパーのこすり傷修理はオートバックスでも相談件数が多い項目のひとつです。

バンパー修理の費用は、**傷の大きさ・深さ・素材（樹脂／塗装色）・修理方法（簡易補修か板金か）**によって変わります。あくまで一般的な目安ですが、次のようにイメージしておくと分かりやすいでしょう。

傷の状態	料金の目安
手のひらサイズ程度の擦り傷	約14,000円〜20,000円前後
広範囲の擦り傷	約25,000円〜35,000円前後
ひび割れ・変形・割れなどのダメージあり	要見積もり（交換となる場合あり）

※価格はあくまで参考レンジであり、車種・塗装色（特にパール系や3コートカラー）・修理内容・店舗設備により変動します。

ディーラー修理との違い

ディーラーの場合、バンパー丸ごと交換で対応されるケースもあり、5万〜10万円以上になることも珍しくありません。

それに比べてオートバックスでは、部分補修や簡易塗装で対応できる店舗があるため、費用を抑えたいユーザーに選ばれている傾向があります。

バンパー修理を考える際のポイント

部分補修で対応できるかどうかで費用が大きく変わる
深い擦り傷でも交換が必要とは限らない
仕上がりの品質は、「新品同様」よりも“実用レベルで十分綺麗”を目指す設計の場合あり

ドアやフェンダー修理の料金目安

バンパーに次いで相談が多いのが、ドアやフェンダー（タイヤ周り）部分の擦り傷です。狭い道路のすれ違いや、駐車場の柱・壁に気づかないうちに触れてしまった…というケースが多く見られます。

これらの部分は、バンパーと違い金属パネルであることが多く、傷を放置するとサビ（腐食）の原因にもなるため、早めの修理が安心です。

料金の目安

ドアやフェンダーの修理料金は、傷の範囲、深さ、塗装の種類（特にパール系やメタリックカラー）、修理方法などによって変動します。

あくまで参考として、次のようなレンジで考えておくとイメージしやすいです👇

部位	料金の目安
ドア・フェンダーの擦り傷	約20,000円〜50,000円前後

※車種や塗装色、傷の状態、作業方法（簡易補修／板金塗装）によって変わります。

注意点

ドアやフェンダーの修理費用は、以下の条件で変わりやすい傾向があります👇

傷が深い場合
へこみを伴う場合
プレスライン（ボディの折れ目）にかかっている場合
塗装が多層構造（例：パール3コート）など色合わせが必要な場合

これらの場合、通常の簡易補修では対応できず、板金塗装が必要になることがあります。

また、店舗によっては自社ピットでは対応できず、提携の板金工場への作業依頼になるケースがあります。その場合は、

納期
仕上がりレベル
費用

が変わる可能性があるため、見積もり時の確認が重要です。

作業時間と即日対応について

「毎日車を使うから、預ける時間はできるだけ短くしたい」という方は多いと思います。オートバックスの修理サービスの特徴として、修理内容によっては比較的短時間で完了するケースがある点が挙げられます。

特に、自社ピットで簡易補修（クイックリペア・ピットリペアなど）に対応している店舗の場合、軽度のこすり傷であれば即日〜1日預かりで作業が完了するケースもあります。

朝預けて、夕方には受け取れるパターンもあり、急ぎの場合には大きなメリットです。

即日修理が可能になる条件

即日対応ができるかどうかは、主に次の条件によって変わります👇

傷が小さく、簡易補修で対応できる範囲であること
ピットや技術スタッフの作業枠（予約状況）に空きがあること
塗装の乾燥時間が確保できること（色・気温・湿度などにも影響）

🔍 補足

パールホワイトなど多層塗装車や、プレスラインにかかる傷は作業工程が増えるため、即日対応が難しい場合があります。

時間がかかるケース

修理内容や傷の状態によっては、数日〜1週間以上かかる場合もあります。

例としては👇

部品交換が必要な場合（バンパー・クリップ・モールなど）
板金作業が必要なレベルの傷・へこみ
提携工場での作業になった場合

このようなケースでは、納期と金額が変わる可能性があるため、見積もり時点で確認しておくと安心です。

即日希望の場合のポイント

「できれば今日中に直したい…！」という場合は、

来店前に電話またはWeb予約で確認するのがおすすめです。

例：

「〇〇店で、軽いバンパー擦り傷なんですが、即日対応できますか？」

と伝えるとスムーズです。

利用者の口コミと評判の傾向

料金や修理内容と同じくらい気になるのが、実際に利用した人の評価ですよね。口コミサイトやSNSの投稿内容を見ていくと、オートバックスの傷修理サービスには、ある程度共通した評価傾向が見られます。

📌 良い口コミで多い意見

多く寄せられているポジティブな声としては、次のような内容があります👇

「店舗に行きやすい・相談しやすい」
「見積もりが明確でわかりやすい」
「費用が抑えられた」
「日常使用では十分な仕上がり」

特に、「カー用品店として普段から利用しているため相談しやすい」という意見が多く、専門板金工場に比べて心理的ハードルが低い点が評価されている傾向があります。

⚠️ 仕上がりに関する評価は分かれやすい

一方で、仕上がりに関しては意見が割れることもあり、口コミでは次のような分類が見られます👇

🔹 満足派

「パッと見では全くわからない」

「この価格なら十分以上の仕上がり」

「ディーラーより安くて助かった」

🔹 慎重派

「光の当たり方によって補修跡が気になる」

「よく見ると塗装の質感が違う気がする」

「プロなら違いが分かると思う」

ここから読み取れるように、“値段とのバランス感”をどう感じるかで評価が変わりやすいといえます。

🧭 どんな人に向いているか

口コミ傾向を踏まえると、次のような考え方が参考になります👇

仕上がりの希望レベル	向いている選択
新品同様・完璧な復元	ディーラー・高品質板金塗装店
日常使用で気にならないレベル／とにかく費用を抑えたい	オートバックス

車のこすり傷修理でオートバックスを利用する流れ

ここまで読んで、「オートバックスで直してみようかな」と思った方もいるかもしれません。では、実際に修理を依頼するにはどうすればいいのでしょうか。スムーズに進めるための手順や、ちょっとお得になるポイントをご紹介します。

ネット予約と見積もりの流れ

「とりあえず店舗に行ってみよう」と思っても、当日そのまま作業できるとは限りません。特に土日や繁忙期はピットが埋まっていることも多く、長時間待ちになる可能性があります。

そのため、事前にWebまたは電話で予約しておくのがスムーズです。

近年では、店舗によって板金・修理専用のWeb予約フォームを用意している場合もあり、スマホから数分で予約できるようになっています。まずは、検索で近くの店舗ページを確認してみると良いでしょう。

📌 来店〜見積もり完了までの流れ

予約後の具体的な流れは、一般的に以下のステップとなります👇

予約した日時に来店・受付
スタッフと一緒に傷の状態を確認
修理方法（簡易補修／板金塗装など）の提案を受ける
正確な見積もり金額と納期を説明
内容に納得した場合、入庫日や作業スケジュールを調整

※見積もり内容は店舗ごとに異なる場合があります。

🧾 見積もりは無料の店舗が多い

多くの店舗では、傷のチェックや概算見積もりは無料で対応しています。

そのため、

「まずは金額だけ知りたい」

「すぐ修理するかわからないけど相談したい」

という段階でも気軽に申し込みやすい点が特徴です。

見積もりを持ち帰って他社と比較したり検討したりする方も多いので、焦らず判断してOKです。

会員割引やポイントを活用する方法

オートバックスを利用する際は、ポイント制度や会員特典を活用することで修理費用を抑えられる可能性があります。

これはカー用品店ならではのメリットで、板金専門店やディーラーでは対応していないサービスです。

多くのオートバックス店舗では、修理代金の支払い時に次のようなポイントサービスが利用できる場合があります👇

Tポイント
楽天ポイント
Vポイント（※店舗により可否あり）

修理内容によっては数万円ほどになるケースもあるため、ポイント活用で支払い負担を軽減できることがあります。

ただし、導入ポイントサービスは店舗ごとに異なるため、見積もり時点で確認するのがおすすめです。

🧰 会員制度でさらにお得になる可能性あり

オートバックスでは、各店舗またはグループ単位でメンテナンス会員制度や優待プログラムを設けている場合があります。

制度内容は店舗により異なりますが、例として次のような特典が用意されている場合があります👇

特典の内容	期待できるメリット
工賃割引	修理費用・作業料金が割引対象になる場合あり
車検やメンテナンス優待	割引や特典対象になることがある
会員限定キャンペーン	板金修理が対象になる場合あり
ポイント付与率アップ	実質値引きに近くなるケースあり

特に、期間限定で鈑金修理キャンペーンが行われることもあるため、タイミング次第では通常より安く修理できる場合があります。

📌 見積もり時に確認すべき質問リスト

見積もり時に以下を確認しておくと、費用を抑えられる可能性があります👇

🔍 チェック質問例

これらを確認することで、数千円以上料金が変わるケースもあるため、相談時に遠慮せず聞くことがおすすめです。

ディーラー修理との違いと比較

ここまでの内容でも触れましたが、「ディーラー修理」と「オートバックス修理」では、提供されるサービスの方向性や優先ポイントに違いがあります。

どちらが優れているというより、ユーザーが何を重視するかによって選び方が変わるイメージです。

まずは、よく比較されるポイントを整理してみましょう👇

比較項目	ディーラー修理	オートバックス修理
価格	高め（純正部品交換になるケースが多い）	比較的リーズナブル（部分補修・簡易修理選択可）
仕上がり品質	新品同様を目指す仕上げ	日常使用で気になりにくいレベルを目安
修理期間	長め（1週間〜数週間の場合あり）	内容により即日〜数日で完了するケースあり
相談しやすさ	予約制・雰囲気がフォーマル	カー用品店なので気軽に相談しやすい

🧩 どちらを選ぶべきかの基準

判断に迷う場合は、次の視点で選ぶとスムーズです👇

🔹 ディーラーが向いているケース

新車・高年式車で仕上がりにこだわりたい
保険修理を利用する予定
メーカー保証や塗装品質を重視したい

🔹 オートバックスが向いているケース

費用を抑えて修理したい
多少補修跡が残っても問題ない
軽度の擦り傷や部分補修で済ませたい
短時間で修理したい（即日〜希望）

タッチペンでDIY補修する際の注意点

見積もり金額を見て「思ったより高いかも…」と感じたとき、

つい頭をよぎるのが、

「タッチペンで自分で直せば良いんじゃない？」

という選択肢です。

オートバックス店内にも、タッチペンや補修用品が多く並んでいるため、DIYで済ませたくなる気持ちはとても自然です。

⚠️ タッチペン補修には注意が必要

ただ、タッチペンによる補修は思っている以上に難易度が高い作業です。

よくある失敗例としては👇

色が微妙に合わず、補修部分だけ浮いて見える
塗料がムラになり、光の角度で目立つ
塗った部分が盛り上がり、かえって傷が目立つ
研磨工程の不足で仕上がりがザラつく

さらに、DIY補修に失敗した場合、

「プロが補修跡を整える作業」や「再研磨・再塗装」が必要となり、結果的に当初より費用が高くなるケースもあります。

🔍 DIYが向いているケース・向かないケース

状況	DIY向き	プロ推奨
点状の極小傷	◎ 向いている	–
擦り傷・線キズ	△ 技量が必要	◎ 多くはプロが安心
深い傷・下地露出	× 難易度高い	◎ ほぼプロ推奨
色複層塗装（パール等）	× 色合わせが難しい	◎ 高確率でプロ向き