クルマ好きじゃなくても、一度はふと考えませんか?
「高級車って、いくらからなんだろう…?」
500万円? 1000万円?
ネットを見るといろんな意見があって、正直ちょっと混乱しちゃいますよね。
僕も初めてこのテーマを調べたとき、
「え、350万円でも高級車って言う人いるの?」「いや1000万超えないと高級じゃないでしょ」
みたいに、人によってラインがバラバラで驚きました。
でも実は、
日本で“高級車と見なされやすい価格帯”には、ちゃんと理由があるんです。
この記事では、
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一般的に「高級車はいくらから?」とされるライン
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世間的な基準とその根拠
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年収別のリアルな“買えるライン”
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新車・中古の境界の違い
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ブランド別の高級車価格例
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維持費まで含めた本当のコスト
-
初心者・検討層・本気で買いたい層への結論
まで、ぜ〜んぶまとめてわかりやすく解説します。
タイトルのとおり、
「高級 車 いくら から?」の答えを、この1記事でスッキリ整理 してもらえるはずです。
高級車って聞くと、なんだか敷居が高いように感じるけど、
知れば知るほど「自分にも手が届く価格帯って意外と広いんだ」と気づくこともあります。
それでは一緒に、あなたにとっての“高級車の境界線”を探っていきましょう。
① 高級車はいくらから?まず「世間の基準」を分かりやすく整理
「高級車っていくらから?」という質問がここまで割れる理由は、
“人によって求めている価値が違うから”なんですよね。
とはいえ、日本で一般的に語られる“高級車ライン”には共通点があります。
まずは世間の基準を整理して、あなた自身の基準を作りやすくしましょう。
■ ①-1:まずは「500万円以上」が高級車の入口
多くの人が最初にイメージするのが 新車500万円以上。
理由はシンプルで、
-
一般的な大衆車の価格帯(200〜350万円)とは明らかに差がある
-
国産車で500万円を超えると、装備・素材・静粛性がガラッと変わる
-
輸入車だと500万円が“入門グレード”になりやすい
このあたりから、「あ、この人ちょっと良い車に乗ってるな」と周囲が感じやすい価格帯です。
■ ①-2:明確な“高級車ランク”は1000万円超え
数字だけ見るとインパクトが大きいですが、
世間の“本当の高級車”という認識は1000万円以上が主流 です。
理由は、
-
平均年収(約460万円)の2倍以上で“贅沢品”とみなされる
-
1000万円超の車は、走り・素材・快適性・ブランド力のレベルが一気に変わる
-
レクサスLSやポルシェ911など、誰もが高級車と思うモデルがこの帯に集中
高級車メーカーの“本気の車”は、この1000万円ラインに集まっています。
■ ①-3:350〜400万円でも「高級車」と言われるケース
実はちょっと意外ですが、
人によっては350〜400万円を“高級車”と呼ぶこともあります。
これが起きる理由は2つ。
-
平均年収(460万円)とほぼ同じ価格で心理的に「高い」と感じやすい
-
軽自動車・コンパクトカー(150〜230万)が多い地域だと、400万の車は目立つ
特に地方では「クラウン(400万〜)は高級車」という文化が長く根付いています。
■ ①-4:高級車の基準が曖昧な理由

ここまで基準が割れるのは、
日本の“車の価格帯の幅”が広いからなんです。
-
軽自動車:120〜200万円
-
大衆車:200〜350万円
-
ちょい高級:400〜600万円
-
高級:700〜1500万円
-
超高級:1500〜5000万円以上
この価格帯の広さが、「人によって高級車のラインが違う」原因です。
② 年収別で見る「高級車はいくらから?」のリアルライン

高級車といっても、
“買えるライン”は年収によってまったく違う んですよね。
車は本体価格だけでなく、維持費・税金・保険もかかるので、
年収に対してどれくらいの価格帯が無理なく持てるのかを知ることが大切です。
一般的に、
車の購入価格は「年収の50〜70%以内」が安全ライン
と言われています。
この基準をもとに、年収別のリアルな“高級車ボーダー”をわかりやすく整理します。
■ 年収300万円台:350〜500万円の車で“背伸び感”
年収300万円台だと、
350万円の車でも「高いな」と感じやすいです。
-
月収が少ないため、ローンの返済負担が大きくなる
-
任意保険や税金も地味に重い
-
維持費を含めると、500万円を超える車はかなり厳しい
だからこの層にとっては、
400〜500万円の車が“高級車”に感じられる のは自然なこと。
「クラウン=高級」
というイメージが昔からあるのも、この感覚に近いですね。
■ 年収500万円台:「高級車の入口」に立てるライン
年収500万円台になると、
500〜700万円の高級ラインが見えてくる ようになります。
-
500万円クラスの国産高級車なら現実的
-
レクサスIS、NXの一部グレードが選択肢に入る
-
輸入車だとベンツCクラスの入門モデルが視野に入る
いわゆる
「ちょっと良い車に乗ってるね」と言われやすい帯
がこれくらいです。
この層はまさに「高級 車 いくら から?」を検索する人が一番多い層です。
■ 年収800〜1000万円台:本来の“高級車帯”に手が届く
このゾーンに入ると、一気に選べる車の幅が広がります。
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700〜1200万円クラスが手の届く帯に入る
-
レクサスLS(1000万円〜)
-
ポルシェマカンGTS
-
BMW 5シリーズ/7シリーズ
パワー・静粛性・素材、どれも“大人の高級車”と呼ばれる車が選べるようになります。
年収800〜1000万の人にとっての“高級車はいくらから?”は
800〜1500万円帯 がボーダーになりやすいです。
■ 年収1500万円以上:超高級車ブランドも視野に
ここからはもう別世界。
-
ランドローバー上位モデル
-
ポルシェ911
-
メルセデスSクラス
-
ランボルギーニ、マセラティ
-
ロールスロイスの一部中古
など、超高級車の世界 に入れます。
年収1500万円以上だと、
1500〜4000万円クラスが現実的に選択肢
になってきます。
③ 新車と中古で「高級車」の基準がこう変わる
同じ“高級車ブランド”でも、
新車で見るか、中古で見るか で「高級車の境界線」は大きく変わります。
実際、
「新車では1000万円だけど、中古だと500万円で買える」
なんてことも普通にあります。
ここでは、価格感の違いと“なぜそうなるのか”をわかりやすく整理していきます。
■ ③-1:新車の場合 → 500万円からが“高級車扱い”されやすい
新車市場では、
500万円を超えると明確に“高級ゾーン”に入ります。
理由はシンプルで…
-
国産の大衆車は200〜350万円帯
-
コンパクトSUVが200〜350万円
-
400万円後半から内装の質が一気に変わる
-
500万円を超えるとレクサス・高級輸入車が視野に入る
つまり、
“一般の新車価格帯”とのギャップが最も大きいラインが500万円
なんです。
新車購入の場合、500万円は誰から見ても“ちょっと良い車だね”と思われやすい価格帯。
■ ③-2:中古の場合 → 300万円台でも「高級車ブランド」に乗れる
中古市場に目を向けると、話がガラッと変わります。
例えば…
-
新車時800万円 → 中古350万円
-
新車時1200万円 → 中古550万円
-
新車時500万円 → 中古230万円
こんな落ち方はザラです。
理由は、
-
高級車ほど“落ちる額”が大きい
-
3〜5年で価値がガクッと下がる
-
新車価格に付く“ブランド料”が中古では薄れる
その結果、
中古の300〜400万円台でも十分に高級ブランドに乗れる ようになります。
「新車で買うと高級だけど、中古で買うと“お得な高級車”」
という現象は、この価格差が生むものです。
■ ③-3:中古で安くなるのに“高級感はそのまま”なモデル例
中古のメリットは、
価格が下がっているのに、乗り味や質感は変わらない
という点。
たとえば、
-
レクサスLS(新車1000万円〜 → 中古400〜600万円台)
-
BMW 7シリーズ(新車1200万円 → 中古300〜500万円台)
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アウディA8(新車1100万円 → 中古300〜450万円台)
-
ジャガーXF(新車700万円 → 中古180〜250万円台)
このあたりは、5年落ちあたりを狙うと“価格以上の高級感”を味わえる代表。
中古市場の魅力は、
「新車価格の半額以下で高級感だけキープできる」
という圧倒的コスパにあります。
■ ③-4:新車と中古で「心理的な高級車ライン」が違う理由
人によって高級車のラインがズレるのは、
“新車を前提にするか、中古を前提にするか”の違い が大きいです。
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新車派 → 500万円以上で十分に高級
-
中古派 → 300万円台でも「高級車ブランド」に乗れる
-
ブランド優先派 → 価格より“ブランド名”で高級を判断しがち
この3つが混ざるから、
“高級車はいくらから?”という議論が噛み合わないことも多いんですよね。
④ 国産・輸入車で「いくらから高級車?」はこんなに違う
実は、日本で「高級車っていくらから?」という議論が割れやすい最大の理由が、
国産車と輸入車では価格帯のスタート地点がまったく違う からなんです。
たとえるなら、
「国産車は“ちょっと背伸びで買える上質さ”、輸入車は“最初から高級寄り”」
そんな感じの構造になっています。
■ ④-1:国産車の高級車ラインは「レクサス」が物差し
国産車の中で“高級車の基準”としてよく使われるのが レクサス です。
理由は、
-
トヨタの上位ブランドとして地位が確立
-
内装・静粛性・安全性が国産トップクラス
-
車好き以外からも“上質な車”というイメージが強い
そのため、
レクサスに乗った瞬間に“高級車感”を感じる人が多い のが特徴です。
具体的な国産高級車の価格帯
-
レクサス IS:約540万円〜
-
レクサス NX:約550万円〜
-
トヨタ クラウン:約480万円〜
-
日産 フーガ(中古中心):新車600万円〜
国産車の場合、
新車400〜600万円帯から“国産の高級ゾーン” に入る、と言われます。
■ ④-2:輸入車は500万円が「入門」レベル

一方で輸入車は、
500万円はむしろエントリーモデルの価格帯。
これは決して大げさではなく、実際の価格帯を見れば一目瞭然。
輸入車のエントリーモデル
-
メルセデスCクラス:約720万円〜
-
BMW 3シリーズ:約660万円〜
-
アウディA4:約630万円〜
-
MINI クーパーS:約460万円〜
こうして見ると、
国産の“高級車価格”が、輸入車だとエントリー価格になっている
という構造がよくわかります。
■ ④-3:国産と輸入車で“高級の方向性”が違う
同じ高級車でも、国産と輸入車では“目指している高級感”が違います。
● 国産の高級
-
静粛性が高い
-
乗り心地が柔らかい
-
故障しにくく安心
-
誰にでも受け入れられる上質さ
→ 控えめで丁寧な高級感
● 輸入車の高級
-
パワー・走行性能の高さ
-
直進安定性、足回りの質
-
外観やブランドの威厳
-
内装デザインが個性的
→ “存在感”と“走り”で魅せる高級感
どちらが上という話ではなく、
価値の方向性が違うだけ です。
■ ④-4:ブランド優先で考えると「高級車はいくらから?」も変わる
国産派・輸入車派で議論が割れる背景には、
ブランド名が与える印象の差 もあります。
-
「レクサスなら高級でしょ」
-
「ベンツなら300万円でも高級に見える」
-
「BMWは走りの高級」
-
「クラウンは日本の高級車の象徴」
このように、
ブランドのイメージが“高級の基準”を左右してしまう
という特徴があります。
たとえばベンツのAクラスは新車500万円前後ですが、
「ベンツに乗っている」というだけで高級車扱いされがちです。
⑤ 2025年時点のブランド別・高級車の“入門価格”
「高級 車 いくら から?」と検索する人の半分以上が、
実は 具体的なメーカーの価格帯 を知りたいと思っています。
そこでここでは、
2025年時点の 主要ブランドの“高級帯に入るモデルの最低価格” を一覧で整理しました。
※価格はメーカー公開情報・2024〜2025年モデルの一般的な新車価格帯をベースにした参考値です。
■ 国産ブランド(日本車)
● レクサス(LEXUS)
国産高級車の象徴的ブランド。ここから“高級車の基準”が作られることが多いです。
-
UX:約460万円〜
-
NX:約550万円〜
-
IS:約540万円〜
-
RX:約640万円〜
-
LS:約1,094万円〜
👉 国産の高級ラインは 「レクサス NX/ISの500万円台」 が境目になります。
● トヨタ
トヨタは“高級ブランド=レクサス”ですが、トヨタ本体にも高級路線があります。
-
クラウン(クロスオーバー/スポーツ):約480万円〜
-
ランドクルーザー300:約520万円〜
👉 日本では「クラウン=高級車」のイメージが根強いです。
● 日産
日産はかつて“フーガ”が高級セダンの代表でした(現在は中古中心)。
-
スカイライン:約520万円〜
-
エルグランド:約420万円〜(ミニバンの高級枠)
■ 輸入車ブランド(欧州)
● メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)
王道の輸入高級ブランド。
-
Aクラス:約450万円〜
-
Cクラス:約720万円〜
-
Eクラス:約900万円〜
-
Sクラス:約1,700万円〜
👉 高級車として見られやすいのは Cクラス〜Eクラス(700万円〜900万円)。
● BMW
走りの高級車として人気。
-
1シリーズ:約420万円〜
-
3シリーズ:約660万円〜
-
5シリーズ:約900万円〜
-
7シリーズ:約1,700万円〜
● アウディ(Audi)
先進的デザイン × 高級感が魅力。
-
A3:約380万円〜
-
A4:約630万円〜
-
A6:約820万円〜
-
A8:約1,200万円〜
■ スポーツ&プレミアムブランド
● ポルシェ(Porsche)
スポーツカー界の王者。
-
マカン:約850万円〜
-
カイエン:約1,350万円〜
-
718ケイマン:約880万円〜
-
911 カレラS:約1,951万円〜
👉 “高級車の象徴”として語られることの多いブランド。
● テスラ(Tesla)
EV高級車ブランドの代表格。
-
モデル3:約539万円〜
-
モデルY:約564万円〜
-
モデルS:約1,349万円〜
👉 EVで高級車を狙うならモデルSの価格帯。
● ランボルギーニ(Lamborghini)
言わずと知れた“超高級スーパーカー”。
-
ウルス:約3,137万円〜
-
アヴェンタドール系(中古中心):3,000〜5,000万円以上
● ロールスロイス(Rolls Royce)
世界最高峰のラグジュアリーカー。
-
ゴースト:約4,760万円〜
-
ファントム:約5,995万円〜
👉 ここまで来ると車というより“移動する宮殿”。
⑥ 人気の高級車は実際いくら?価格例でイメージを固める

ここまで「高級車はいくらから?」という基準を整理してきましたが、
やっぱり一番イメージが湧くのは “具体的な車の値段を見ること” です。
ここでは、2025年時点でとくに人気の高い高級車を、分かりやすくジャンル別に紹介します。
■ ⑥-1:レクサス LS ― 日本を代表する高級セダン
価格:約1,094万円〜
レクサスのフラッグシップとして、
「これぞ日本の高級車」という存在感があります。
-
圧倒的な静粛性
-
乗り心地の柔らかさ
-
内装の作り込みが国産トップクラス
高級車の“本物感”を味わいたい人にピッタリの1台です。
■ ⑥-2:ポルシェ 911 カレラS ― 説明不要のスーパースポーツ
価格:約1,951万円〜
スポーツカー好きの憧れであり、
“高級車の象徴”として語られることが多いモデル。
-
走行性能はトップレベル
-
高速安定性が別次元
-
ブランドステータスが圧倒的
たとえ車に興味がない人でも「ポルシェ911=高級車」と分かるほどの存在感です。
■ ⑥-3:ランボルギーニ ウルス ― 超高級SUVの代表
価格:約3,137万円〜
ランボルギーニのSUVというだけで圧倒的ですが、
性能も価格も文字通り“超高級”。
-
最高出力650馬力以上
-
デザインが唯一無二
-
3,000万円超のSUVというインパクト
このクラスになると、価格帯が“車”というより“資産”に近い世界です。
■ ⑥-4:ロールスロイス ファントム ― 究極のラグジュアリー
価格:約5,995万円〜
もうここまで来ると、
「車というジャンルで語っていいのか…?」と思うレベルの高級車。
-
後部座席が“完全に別世界”
-
内装の素材が芸術品のよう
-
走行中でも“無音に近い世界”を実現
高級車ランキングの頂点に立ち続けるモデルです。
■ ⑥-5:SUV・スポーツ・セダンで“高級の方向性”が違う
具体的な価格例を見ると、
高級車のジャンルによって「高級の中身」がはっきり分かれてきます。
● 高級SUV
-
ランボルギーニ ウルス
-
ベンツ Gクラス
-
レクサス LX
👉 迫力・存在感・快適性が価値になるタイプ
● 高級スポーツカー
-
ポルシェ 911
-
フェラーリ
-
日産 GT-R
👉 走りの楽しさ・ステータスが価値になるタイプ
● 高級セダン
-
レクサス LS
-
BMW 7シリーズ
-
メルセデス Sクラス
👉 静粛性・乗り心地・大人の上質さが価値になるタイプ
⑦ 高級車を買うなら避けられない「維持費いくら?」
高級車を検討している人が必ず気にするのが、
「買ったあと、いくらかかるの?」 という維持費問題。
実際、高級車は本体価格だけでなく、
税金・保険・タイヤ・メンテナンスの“1つ1つの単価が高い” のが特徴なんですよね。
ざっくり言うと——
年間50〜150万円くらいはフツーにかかる世界
です。
では項目別にリアルな数字を見ていきましょう。
■ ⑦-1:税金(自動車税・重量税)
高級車は排気量が大きかったり車重が重いので、税金も上がります。
● 自動車税(排気量で決まる)
-
2.0L:36,000円
-
3.5L:66,500円
-
4.0L以上:76,500円
レクサスLSやメルセデスSクラスは3.5L以上のモデルが多いため、税額も高めです。
● 重量税(車検ごと)
-
30,000〜50,000円ほど
車重が重いほど税額も上がりやすい傾向。
■ ⑦-2:任意保険料は“高額ゾーン”に入る
高級車の保険は、ぶつかったときの修理費が高いため、
保険料そのものが上がる仕組み になっています。
年齢条件にもよりますが…
-
20代:20〜30万円
-
30代:12〜20万円
-
40代:10〜18万円
レクサス・ベンツ・BMWは事故時の部品が高額なので、
国産大衆車よりも保険料が1.5〜2倍になりやすいです。
■ ⑦-3:車検費用は10〜20万円前後
普通の国産車:7〜12万円
高級車:10〜20万円
輸入車は、車検項目が多かったり、純正部品が高かったりして、
20万円を超えることも珍しくありません。
特にベンツ・BMW・アウディは、
ディーラー車検だと25万円前後になるケースも あります。
■ ⑦-4:タイヤ交換がとにかく高い(ここが盲点)
高級車は“静粛性”や“走行性能”重視のタイヤが多いため、
タイヤ1本が高いのが特徴。
-
国産大衆車:1本10,000〜18,000円
-
高級セダン(18〜20インチ):1本25,000〜40,000円
-
高級SUV(21〜23インチ):1本40,000〜80,000円
4本交換すると…
👉 10〜30万円コース です。
特にSUV(ランクル、ベンツGクラス、ウルス)はタイヤが巨大なので、交換費も目玉が飛び出ます。
■ ⑦-5:修理費は“桁が変わる”と思っておく
高級車は部品が精密で材料が高いため、
修理の単価がとにかく高いです。
-
バンパー交換:20〜40万円
-
ドア交換:30〜60万円
-
ヘッドライト交換(輸入車):20〜40万円
-
電装系トラブル:10〜30万円
特に輸入車は、
「国産車なら3万円の修理が、輸入車は10万円以上」
なんてことが普通にあります。
■ ⑦-6:駐車場・ガソリン代も地味に高い
-
駐車場:月15,000〜40,000円(都市部は5万円台も)
-
ハイオク仕様が多い(レギュラーより+20円/L)
排気量が大きいほど燃費も悪くなるため、
年間ガソリン代は15〜25万円は覚悟しておくべきです。
■ ⑦-7:高級車の年間維持費シミュレーション

例:レクサスLS(1000万円級)
-
自動車税:66,500円
-
重量税:15,000円(1年換算)
-
任意保険:15万円
-
車検:8万円(1年換算)
-
タイヤ:30万円(3年に1回 → 1年換算10万円)
-
ガソリン:20万円
-
駐車場:24万円
👉 年間約90万円
余裕をもって考えると
“年100万円がひとつの目安” と思っておくと安心です。
⑧ 高級車に乗るメリットとデメリット

高級車は高い。
だけど「高いなりの理由」がちゃんとあって、そこに魅力を感じる人が多いんです。
ただ逆に、
「買ったあとに気付くデメリット」も存在します。
なんとなく憧れている段階だと見えにくい部分なので、
ここでしっかり整理しておきます。
■ ⑧-1:高級車のメリット
メリットは“性能”や“装備”以上に、生活そのものの快適度が変わることです。
● ① 移動時間の質が圧倒的に上がる
これは本当に大きいメリットです。
-
静粛性が高くて疲れにくい
-
長距離でも腰や首が痛くならない
-
シートの質が段違い
僕自身も「ただの移動」が「気持ちのいい時間」に変わった経験があります。
毎日の通勤、休日のドライブが“ちょっとした贅沢時間”になります。
● ② ステータスとしての満足感がある
やっぱり高級車は見た目の存在感があります。
-
仕事で会う人に印象が残る
-
自分の気持ちが引き締まる
-
運転していて「いい車乗ってるな」と思える
決して“見栄”だけじゃなく、
“自分を高めるための自己投資”として選ぶ人も多いです。
● ③ 安全性能が高い
高級車は部材・構造・補強が強く、事故時の安全性が高い傾向があります。
-
ボディ剛性が高い
-
衝突時の保護が強力
-
運転支援の性能が上位クラス
大切な家族を乗せる人ほど、安全性重視で高級車を選ぶケースが多いです。
● ④ 走行性能が高く運転が楽しい
高級車は「エンジン・ハンドリング・乗り心地」がすべて高いレベルでまとまっています。
-
高速道路がめちゃくちゃ安定する
-
加速が滑らかで気持ちいい
-
カーブでの不安が少ない
運転そのものが“趣味の時間”に変わる人も多いです。
● ⑤ 長く乗れる
高級車はもともとの作りがしっかりしているため、
-
10年乗っても内装がきれい
-
走行性能が落ちにくい
-
半年乗れば価値が半分になる…みたいな極端な減価が少ない
結果として、
“大切に乗れば長く使える車” というのも魅力です。
■ ⑧-2:高級車のデメリット
メリットを見るといいことだらけですが、
実際にはデメリットもかなりはっきりしています。
● ① 維持費が高い(やっぱり最大の壁)
これは避けられない事実です。
税金・保険・ガソリン・タイヤ・車検…どれも高い。
特に輸入車は修理費が大きく、
「国産車なら3万円 → 高級車は15万円」
なんて差が普通にあります。
● ② 駐車場に気を使う
-
幅が大きいから停めにくい
-
傷つけられたくないので空いてる場所を探す
-
人混みの多い駐車場がストレスになる
高級車あるあるですね。
● ③ 街中で少し目立ちすぎる
良くも悪くも“ブランド”が前に出ます。
-
見られてる感じがする
-
仕事によっては「派手すぎる」と思われる
-
無駄に煽られたりすることもある(実体験あり…)
控えめに乗りたい人にとっては、ちょっとしたストレスになることも。
● ④ 気軽に乗りにくい
「ちょっとコンビニまで行く」という使い方が気をつかう場面もあります。
-
雨の日に乗りたくない
-
狭い道を避けたくなる
-
無駄な傷や汚れに敏感になる
良いものを持つと、良いものゆえに気を使う…というジレンマが生まれます。
● ⑤ 初期費用が大きい
当たり前ですが、
買うときの金額が大きいので、
ローンにすると月々の支払いも重くなる傾向があります。
-
車体価格が高い
-
金利も上がりやすい(長期ローンほど)
支払い計画をきちんと立てておかないと、後から苦しくなるケースも。
⑨ 「高級 車 いくら から?」で迷っている人へ:総括
ここまで高級車の“価格・年収・新車/中古・ブランド・維持費”を全部みてきました。
そのうえで、
「結局、高級車はいくらからなの?」
という一番大事な答えを、読者のタイプ別にズバッと整理します。
■ ⑨-1:まず大前提の結論
ズバリ、世間一般の共通認識としては——
✅ 高級車の入口は 500万円〜
✅ 誰が見ても高級車なのは 1000万円〜
✅ 人によっては 350〜400万円でも高級に感じる
この3つのラインが“現代の高級車の実態”です。
■ ⑨-2:あなたの立場別「いくらから高級車?」の最適ライン
読者ターゲット(A+B+C)に合わせて、
“あなたにとっての高級車はいくらからか”を具体的に言語化しました。
● A:初心者(なんとなく高級車を知りたい人)
👉 400〜600万円
ここが“高級感を味わえるライン”として最適。
-
レクサスIS/NX
-
クラウン
-
BMW 3シリーズ中古
などが候補に入ります。
● B:年収基準で知りたい層(背伸びしすぎたくない人)
👉 年収の50〜70%以内の価格帯
具体的には…
-
年収300万 → 200〜300万円が現実的
-
年収500万 → 300〜450万円
-
年収700万 → 400〜600万円
-
年収1000万 → 600〜1000万円
無理なく持てるラインは“年収×0.5〜0.7”がひとつの答えです。
● C:本気で購入を検討している層(維持費も気になる人)
👉 700〜1200万円の高級帯が“本物の満足度”ライン
この価格帯に入ると、
静粛性・乗り心地・ブランド力が一気に高級車らしくなります。
-
レクサスLS
-
ベンツ Eクラス〜Sクラス
-
BMW 5シリーズ〜7シリーズ
-
アウディA6〜A8
“乗っていて幸せを感じる”のはこの帯からです。
■ ⑨-3:「値段より大事なこと」がひとつだけある
これは本気で高級車を検討している人に伝えたいのですが…
🚗 高級車は「買えるか」より「維持できるか」で決まる乗り物
-
年間50〜150万円の維持費
-
駐車場やタイヤ代の負担
-
故障時の修理費
-
任意保険の割高ゾーン
これらを無理なく払えるかどうかで、
“高級車生活が楽しめるか”が大きく変わります。
■ ⑨-4:あなたに合う高級車の選び方(最終ガイド)
最後に、あなたが迷わないように“タイプ別の結論”をもう一度まとめます。
● とにかく上質さを感じたい → 500〜700万円帯(国産高級)
● 周囲から「おっ」と思われたい → 600〜900万円帯(輸入中級)
● 本気で高級車体験したい → 1000万円〜(本格ラグジュアリー)
● 値段を抑えて高級感を得たい → 中古300〜500万円(超お得)
こう考えると、
あなたにとっての“高級車の基準”が自然と見えてくるはずです。
⑩ 「高級 車 いくら から?」のよくある質問【Q&A】
検索ユーザーが実際に知恵袋・Google・SNSでよく質問している内容をもとに、
“最後まで不安が残らないように”わかりやすく答えていきます。
■ Q1. 高級車って、500万円くらいでも名乗っていいの?
👉 A. 全然OK。世間的にも「高級車の入口」は500万円〜です。
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国産の高級帯(レクサスIS/NX)は500万円台
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輸入車の入門価格も500〜600万円台
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大衆車(200〜350万)から見れば明らかに高級
“堂々と高級車と言っていいライン”がここです。
■ Q2. じゃあ、1000万円以上はどういう扱い?
👉 A. 「誰が見ても高級車」ゾーン です。
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レクサスLS
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ベンツE〜S
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BMW7
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ポルシェ911
この価格帯に入ると、性能・静粛性・ブランド力の全てがワンランク上がります。
■ Q3. 年収500万円でも高級車は買える?
👉 A. 買えるけど、「どの価格帯か」によります。
年収500万円の無理ないラインは
300〜450万円前後。
でも背伸びして500〜600万円の車を買う人も普通にいて、
ローンと維持費をしっかり計算すれば不可能ではありません。
※ただし維持費が重くなりやすいので注意。
■ Q4. 中古なら“いくらから”高級車って感じ?
👉 A. 中古は 300〜400万円台でも十分に高級感がある ことが多いです。
理由は、
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新車時800万円が中古350万円
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新車時1200万円が中古500万円
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減価が大きいほど中古が“お得”
実際、中古で「高級車デビュー」する人はめちゃくちゃ多いです。
■ Q5. 維持費ってどれくらい見ればいい?
👉 A. ざっくり 年間50〜150万円。
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1000万円級で年間100万円前後
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タイヤ4本で10〜30万円
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保険料は国産車の1.5〜2倍
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輸入車は修理費が高め
“買えるかどうか”以上に“維持できるかどうか”が本質です。
■ Q6. 高級車って中古で買うと壊れやすいの?
👉 A. いい状態の個体を選べば問題ないですが、部品が高いのは事実。
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走行距離
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メンテ履歴
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整備記録
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保証の有無
ここをしっかり確認すれば、長く乗れる高級中古車もたくさんあります。
■ Q7. 高級車に乗ると、やっぱり周りから見られる?
👉 A. はい、良くも悪くも目立ちます。これはメリットでもデメリットでもあります。
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仕事でプラスに働く
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逆に派手すぎると言われる
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謎の煽り運転に遭うことも…
高級車は“存在感が強い”ので、そこは覚悟しておくのが吉です。
■ Q8. 高級車に乗る最大のメリットって何?
👉 A. 僕的な答えは 「移動時間の質が変わること」 です。
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疲れにくい
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静かで快適
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運転が楽しい
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生活がちょっと豊かになる
これは実際に乗ると本当に実感します。
■ Q9. 逆に買って後悔する理由は?
👉 A. 維持費と気遣いです。
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駐車場が狭いとストレス
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修理代が高い
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外出先で傷が気になる
値段よりも“気を使う場面”が増えることで後悔する人もいます。
■ Q10. 結局、自分は高級車を買うべき?
👉 A. 「買ったあともワクワクするかどうか」が基準です。
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ただの移動道具 → 大衆車で十分
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移動時間の質を上げたい → 高級車は価値あり
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人生の満足度を上げたい → 高級車は良い選択
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維持費が不安 → 中古で様子を見るのもアリ
高級車は“贅沢”ではなく、
人生の気分を上げるアイテム なんですよね。
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