コンパクトSUV市場に登場したホンダのWR-Vは、手頃な価格と実用性の高さで注目を集めています。しかし、実際の購入を検討する段階では「wr v 口コミ レビュー 燃費」といったキーワードで検索する方が多く、ユーザーの評価や実燃費、乗り心地、装備面の違いなどを詳しく知りたいと感じているのではないでしょうか。
本記事では、wr v 口コミやwr v レビューをもとに、実際のユーザーがどのように評価しているのかを客観的に解説します。特にwr v 燃費に関する実際の数値や、静粛性・走行感についての感想をはじめ、wr-v ひどいと感じた人の意見や、wr-v デメリットとされる装備の簡素さ、wr-v 安っぽいと評される内装の印象など、購入前に気になるポイントを整理しています。
また、wr-v うるさいとされる走行時の音、wr-v 売れ行きやwr-v 試乗 ブログから見える実際の市場評価、さらにはwr-v 受注停止やwr-v 売れてないという一部の噂についても、事実に基づいて検証しています。
ホンダ wr v 価格やwr v グレード 違いを比較しながら、どのグレードが自分に合っているかを判断できるよう、分かりやすくまとめました。加えて、ホンダ wr v ハイブリッド 価格やホンダ wr v 燃費 ハイブリッドとの比較も行い、WR-Vを他車と比較するうえでの参考になる情報も掲載しています。
これからWR-Vの購入を検討している方、またはライバル車と迷っている方にとって、後悔しない選択のための実用的な情報が詰まった記事です。ぜひ最後までご覧ください。
WR-Vの燃費が日常使いに適しているかどうか
実際に購入したユーザーの満足度と不満点
他のSUVと比較した時のコスパの違い
グレードごとの特徴と選び方のポイント
WR-Vの口コミ・レビューと燃費の評価
・デメリットとその実態
・安っぽいという声の理由
・うるさいと感じる場面とは
・WR-Vひどいと感じたユーザーの声
WR-Vの口コミ・レビューで見える全体像
WR-Vの口コミやレビューを総合的に見ると、際立った特徴はないものの、価格に見合った実用性や安定した性能が高く評価されています。特に「派手さよりもコストパフォーマンスを重視したい」というユーザー層からは強い支持を受けており、使い勝手の良さや走りのバランスに満足する声が多く寄せられています。
まず、走行性能については1.5L自然吸気エンジンにCVTを組み合わせた構成が「街乗りでは十分」と評価されています。加速の鋭さやパワーに突出したものはありませんが、日常的な走行には問題なく、特に渋滞や信号の多い都市部では扱いやすいと感じるユーザーが多いです。
内装面ではシンプルなデザインと広めの室内空間が好評です。後席やラゲッジスペースの広さはライバル車種と比べても十分なレベルで、家族での利用や荷物が多いシーンにも対応できます。ただし、質感に関してはやや評価が分かれており、価格相応とする意見と「もう少し高級感がほしい」とする声が見られます。
そして、最も注目されているのがコストパフォーマンスです。価格帯が200万円台前半からと手が届きやすく、必要十分な装備を備えているため、初めてのSUV購入を検討している人や、車に過度な装備を求めない層に特に人気です。
以下の表は、ユーザー評価でよく挙げられるポイントをまとめたものです。
評価ポイント | 主な内容 |
---|---|
走行性能 | 必要十分なパワー、市街地での扱いやすさ |
静粛性 | 平均レベル、高速ではややノイズが気になる場合あり |
内装 | シンプルで広いが、質感は価格相応 |
燃費 | 実燃費13〜15km/L程度で平均的 |
装備・使い勝手 | 最低限の機能は揃っている、快適装備は控えめ |
コストパフォーマンス | 非常に高い、価格に対して満足度が高い |
デメリットとその実態
WR-Vには価格に見合った魅力がある一方で、いくつかの明確なデメリットも存在します。特に「装備の簡素さ」や「パワートレインの選択肢の少なさ」は、購入前にしっかり確認しておくべきポイントです。
最も指摘が多いのは、電動パーキングブレーキやオートホールドなど、近年のSUVでは標準的になりつつある装備がWR-Vには搭載されていないことです。サイドブレーキが手動式という点は、操作性の面で不便に感じるユーザーも少なくありません。また、安全運転支援システムの反応も少し過敏だとされ、警告表示が頻繁に出ることを煩わしく思うという声もあります。
次に、パワートレインは1.5Lガソリンエンジンのみという点です。ハイブリッドや4WDの設定がないため、燃費重視のユーザーや雪道での走行を想定している人にとっては選択肢として難しい面があります。実際に、「競合のハイブリッド車と比較して見劣りする」という意見も見られます。
さらに、荷室やシートアレンジに関しても制約があります。ホンダの他車種にあるような「センタータンクレイアウト」がWR-Vには採用されておらず、後席を跳ね上げるチップアップ機能が使えません。後席を倒しても完全なフラットにはならず、段差ができてしまうため、荷物を積み込む際に不便を感じることがあります。
以下の表に、WR-Vの主なデメリットとその影響をまとめました。
デメリット項目 | 内容 |
---|---|
装備の簡素さ | 手動式サイドブレーキ、安全装備の一部に古さ |
パワートレインの選択肢 | ガソリン車のみ、ハイブリッドや4WD設定なし |
荷室・シートアレンジ | フルフラット不可、荷物の積載性が制限される |
内装の質感 | 樹脂パーツが多く、高級感に欠けるという指摘 |
運転支援システムの警告表示 | 頻繁に出る警告にストレスを感じるユーザーも存在 |
安っぽいという声の理由

車の広場:イメージ
WR-Vに対して「安っぽい」という印象を持つユーザーの多くは、主に内装の質感や装備の内容に不満を感じています。これはWR-Vの価格帯を考慮すればある程度は想定内ですが、それでも競合車種と比較すると気になるポイントになっているようです。
具体的には、インパネやドアトリムに多く使われているハードプラスチックが原因とされています。視覚的にも触感的にもチープさを感じやすい素材であり、高級感を求める層からは「質感が物足りない」との声が上がっています。また、シートやステアリング周りも同様に、装飾が控えめで全体的に「味気ない」と表現されることがあります。
さらに、装備内容も簡素であることがこの印象に拍車をかけています。たとえば、サイドブレーキが手動式であったり、スモークガラスが非装備であるなど、近年のコンパクトSUVでは標準化されている装備が見られない点が目立ちます。
もちろん、この「安っぽさ」は価格設定を踏まえた上でのコスト削減の結果であり、走行性能や実用性に影響を及ぼすものではありません。むしろ「必要なものだけに絞った潔い設計」として肯定的にとらえるユーザーもいます。ただし、初めて乗車する際の第一印象や、内装にこだわる人にとっては、購入をためらう要素となる可能性があります。
以下は「安っぽい」と感じる主な要因を整理した表です。
指摘内容 | 詳細 |
---|---|
素材の質感 | プラスチック素材が多用され、高級感に欠ける |
内装の装飾 | デザインがシンプルすぎて物足りない |
快適装備の不足 | シートヒーターやオートホールド非搭載 |
窓周りの仕様 | スモークガラスなし、UVカット性能も控えめ |
操作系の簡素化 | 手動ブレーキ、アナログメーター中心 |
うるさいと感じる場面とは
WR-Vに乗っていて「うるさい」と感じる場面は、主に高速走行時や急加速時に集中しています。普段の街乗りではさほど気にならなくても、スピードが上がる場面ではエンジン音やロードノイズが車内に入りやすいという指摘が多く見られます。
まず、エンジン音に関してですが、WR-Vは1.5Lの自然吸気エンジンを採用しており、加速時にCVTとの相性で高回転域を維持する傾向があります。このときエンジン音が持続的に響くため、「耳につく」「静かではない」という感想につながることがあります。静粛性が高いクルマに慣れているユーザーほど、この点を強く感じやすいようです。
また、タイヤから伝わるロードノイズも、高速道路や荒れた路面では顕著です。WR-Vは車体価格を抑えるために、防音材の使用量が控えめになっていると考えられ、結果的に外部からの音がダイレクトに車内へ伝わりやすくなっています。これにより、長距離移動中に「ずっと音が気になる」と感じるユーザーもいます。
一方で、音の感じ方は個人差も大きく、日常的な通勤や買い物程度の使用であれば、許容範囲とする人も多いです。実際、街中での低速走行時は比較的静かという声もあり、使い方によって評価が分かれる部分でもあります。
以下の表では、「うるさい」と感じやすい場面と、その要因を整理しています。
シチュエーション | 音の種類 | 主な原因 |
---|---|---|
高速道路の巡航時 | ロードノイズ | 防音材が少なく、タイヤからの音が車内に入りやすい |
急加速・登坂時 | エンジン音 | 高回転を維持するCVT特性、NAエンジンの高負荷状態 |
荒れた路面の走行時 | 振動+走行音 | サスペンションや遮音構造の簡素化による影響 |
雨の日の走行時 | 路面水音 | フェンダーや床下の遮音対策が控えめ |
WR-Vひどいと感じたユーザーの声
WR-Vに対して「ひどい」と表現するユーザーの声は、主に内装の質感や装備の物足りなさ、そして細かい仕上がりに対する不満から出ています。こうした意見は決して多数派ではありませんが、車の質感や細部の作りにこだわる人にとっては見過ごせない点となっているようです。
まず目立つのは「内装が安っぽい」という評価です。これは前述の通り、ハードプラスチックが多用されたシンプルな作りに起因しており、上位車種のような重厚感や高級感を期待していた人にはギャップがあるようです。また、内装部品の一部にバリ(成型時の余分な部分)が残っていたり、ドアパネルの金具が露出していたりと、細部の作り込みの粗さを指摘する声もあります。
次に挙げられるのが、装備面に関する不満です。WR-Vは電動パーキングブレーキやオートホールド、シートヒーターなどの装備が非搭載です。これらは競合車では標準またはオプションで選べるケースが多いため、WR-Vでは選択肢がないことに対して「装備が古い」「割高に感じる」といった感想が出ています。
さらに、荷室の使い勝手に不満を持つユーザーもいます。後席を倒してもフルフラットにはならず段差が生じる点、センタータンクレイアウトでないために跳ね上げ式のシートアレンジができない点が、実用性の面でネックになっています。こうした使い勝手の悪さを「設計が古い」と受け取る声も見受けられます。
また、一部のユーザーからは「塗装が傷つきやすい」「半ドアになりやすい」といった細かい仕様上の不満も挙がっており、全体的に「価格に対する品質や設計が見合っていない」とする意見が「ひどい」という表現につながっているようです。
以下に、「ひどい」と評価された主な理由を表形式でまとめました。
不満点 | 内容 |
---|---|
内装の質感・仕上げ | ハードプラ多用、細部の粗さ、樹脂のバリ、金具の露出など |
快適・安全装備の不足 | 電動パーキング、シートヒーター非搭載 |
シートアレンジ・荷室の使い勝手 | フルフラット不可、チップアップ不可 |
細部の作り | 半ドアになりやすい、マーキングや隙間の処理が甘い |
外装の耐久性 | ボディ塗装が傷つきやすいと感じるユーザーあり |
WR-Vの口コミ・レビューと燃費から見る購入判断
・ホンダWR-Vにハイブリッドは未設定
・ホンダWR-Vとハイブリッドの価格との比較
・売れ行きと受注停止の真相
・売れてないは本当か?
・価格とコスパ評価
・グレードの違いとおすすめポイント
・WR-Vの口コミ・レビューと燃費の総括
燃費は本当に悪いのか
ホンダ WR-Vの燃費性能については、ユーザーの使用状況や走行環境によって評価が分かれています。カタログ上のWLTCモード燃費は、Xグレードで16.4km/L、ZおよびZ+グレードで16.2km/Lとされています。しかし、実際のユーザー報告では、街乗り中心の場合で約11〜13km/L、高速道路を多用する場合で15〜18km/L程度となっており、カタログ値との差が見受けられます。
このような実燃費の差は、主に走行条件や運転スタイル、エアコンの使用状況などに起因しています。特に短距離の市街地走行や渋滞が多い環境では、燃費が低下する傾向があります。一方で、一定速度での長距離走行では、カタログ値に近い燃費を達成することも可能です。
以下に、WR-Vのカタログ燃費と実際のユーザー報告を比較した表を示します。
グレード | カタログ燃費(WLTC) | 実燃費(ユーザー報告) |
---|---|---|
X | 16.4 km/L | 約11〜13 km/L(街乗り) |
Z/Z+ | 16.2 km/L | 約15〜18 km/L(高速) |
このように、WR-Vの燃費性能は、使用環境や運転方法によって大きく左右されます。燃費を重視する場合は、走行条件や運転スタイルを考慮することが重要です。
ホンダWR-Vにハイブリッドは未設定
ホンダ WR-Vには、ハイブリッドモデルの設定がありません。これは、開発段階でのコストや市場投入までのスピードを重視した結果、ガソリンエンジンのみのラインアップとなったためです。また、駆動方式も前輪駆動(FF)のみで、四輪駆動(4WD)の設定もありません。
このような仕様は、価格を抑えることを目的としていますが、燃費性能や走行性能の面では、ハイブリッドモデルや4WDを求めるユーザーにとっては選択肢が限られることになります。特に、燃費性能を重視するユーザーにとっては、ハイブリッドモデルの不在はデメリットとなり得ます。
以下に、WR-Vと他のホンダ車種の駆動方式とパワートレインの比較を示します。
車種名 | 駆動方式 | パワートレイン |
---|---|---|
WR-V | FF | ガソリンのみ |
ヴェゼル | FF/4WD | ガソリン/ハイブリッド |
フィット | FF/4WD | ガソリン/ハイブリッド |
このように、WR-Vはシンプルな構成となっており、価格を重視するユーザーには魅力的ですが、多様なニーズに応えるには限界があります。
ホンダWR-Vとハイブリッドの価格との比較

車の広場:イメージ
ホンダ WR-Vは、ハイブリッドモデルが設定されていないため、同社の他のハイブリッドSUVと比較して価格が抑えられています。例えば、WR-VのエントリーグレードであるXは約209万円から購入可能ですが、同じくホンダのハイブリッドSUVであるヴェゼルのe:HEV Xグレードは約289万円からとなっており、約80万円の価格差があります。
この価格差は、初期費用の面ではWR-Vに軍配が上がりますが、燃費性能や走行性能、装備の充実度などを考慮すると、ヴェゼルの方が優れている点も多くあります。特に、燃費性能に関しては、ヴェゼルのハイブリッドモデルが優れており、長期的な燃料費の節約が期待できます。
以下に、WR-Vとヴェゼルの価格と燃費性能の比較を示します。
車種名 | グレード | 価格(税込) | カタログ燃費(WLTC) |
---|---|---|---|
WR-V | X | 約209万円 | 16.4 km/L |
ヴェゼル | e:HEV X | 約289万円 | 約25.0 km/L |
このように、初期費用を抑えたい場合はWR-Vが適していますが、燃費性能や装備の充実度を重視する場合は、ヴェゼルのハイブリッドモデルが選択肢となります。購入時には、初期費用だけでなく、ランニングコストや使用目的を総合的に考慮することが重要です。
売れ行きと受注停止の真相
ホンダの新型コンパクトSUV「WR-V」は、2024年3月の発売直後に月間販売計画の4倍を超える約13,000台の受注を記録し、好調なスタートを切りました。 特に、最も手頃な「X」グレードが人気を集め、需要が供給を上回る状況となりました。 このため、2024年6月には「X」グレードの受注が一時停止される事態となりました。
その後も、WR-Vの販売は堅調に推移し、2025年3月には月間販売台数が約4,892台に達しました。 これらの数字から、WR-Vは市場で一定の支持を得ていることが伺えます。
WR-Vの受注・販売状況
時期 | 受注・販売台数 | 備考 |
---|---|---|
2024年3月 | 約13,000台 | 発売初月の受注数 |
2024年6月 | 一部受注停止 | 「X」グレードの受注を一時停止 |
2025年3月 | 約4,892台 | 月間販売台数 |
売れてないは本当か?
WR-Vの販売状況について、「売れていない」という声も一部で聞かれますが、実際のデータを見ると、必ずしもそうとは言えません。 発売初月に約13,000台の受注を記録し、その後も月間販売台数は3,000~4,000台前後で推移しています。
ただし、競合車種と比較すると、販売台数で見劣りする部分もあります。 例えば、同じホンダの「フリード」は月間約8,000台を販売しており、WR-Vの販売台数はそれに比べると少ないです。 また、WR-Vは1.5LガソリンエンジンのFF(前輪駆動)モデルのみの展開で、ハイブリッドや4WDの設定がないため、選択肢の少なさが販売に影響している可能性があります。
WR-Vと競合車種の月間販売台数比較
車種 | 月間販売台数(概算) | 備考 |
---|---|---|
WR-V | 約3,000~4,000台 | FF・ガソリンモデルのみ |
フリード | 約8,000台 | ハイブリッド・4WD設定あり |
ヤリスクロス | 約5,000台 | ハイブリッド・4WD設定あり |
価格とコスパ評価
WR-Vの価格は、エントリーグレードの「X」が約209万円から、上位グレードの「Z+」が約248万円となっており、全グレードが250万円以下に収まっています。 この価格帯でありながら、広い室内空間や実用的な装備を備えており、コストパフォーマンスの高さが評価されています。
ただし、価格を抑えるために、内装の質感や先進装備の充実度では上位モデルに劣る部分もあります。 また、ハイブリッドや4WDの設定がないため、これらを求めるユーザーには物足りないと感じられるかもしれません。
WR-Vのグレード別価格と主な装備
グレード | 価格(税込) | 主な装備特徴 |
---|---|---|
X | 約209万円 | 必要最低限の装備、シンプルな内装 |
Z | 約239万円 | 17インチアルミホイール、LEDフォグランプ |
Z+ | 約248万円 | クロームメッキドアハンドル、専用ルーフレール |
WR-Vは、価格重視のユーザーにとって魅力的な選択肢となる一方で、装備や性能面での妥協も必要となるモデルです。 購入を検討する際は、自身のニーズや求める装備を明確にし、他の競合車種と比較検討することをおすすめします。
グレードの違いとおすすめポイント
ホンダ WR-Vは、全グレード共通で1.5LのガソリンエンジンとCVT、前輪駆動(FF)を採用しており、基本性能に大きな差はありません。しかし、グレードごとに内外装の質感や快適装備に差があり、用途や重視したいポイントによって選ぶべきモデルが変わってきます。2025年5月時点でのWR-Vのグレード構成は以下の通りです。
X(ベーシックグレード)
Z(中間グレード)
Z BLACK STYLE(Zをベースにブラック外装仕様)
Z+(最上級グレード)
Z+ BLACK STYLE(Z+のブラック外装仕様)
まず、エントリーモデルのXは「とにかく価格を抑えたい」方に向いています。新車価格は約214万円(税込)と手頃で、LEDヘッドライトやHonda SENSINGなど、基本的な安全装備は備えています。ただし、ホイールは16インチスチールで、内装の装飾や快適装備は最小限です。価格重視で装備にこだわらない場合には選択肢になります。
次に、Zグレードは17インチのアルミホイール、LEDフォグランプ、パーセルカバー、ソフトパッドの追加などにより、内外装の質感が大きく向上しています。価格は約239万円で、Xとの価格差は約25万円ですが、それ以上の装備充実度が得られるため、もっともバランスが良いグレードと言えるでしょう。
さらに上位のZ+になると、専用のルーフレールやクロームメッキドアハンドルなど、外観の装飾がより豪華になります。ただし、装備面の実用性というよりは見た目の違いが中心となっており、約254万円という価格差を考慮すると、コストパフォーマンス面での差は小さくなります。
ブラックスタイル系は、それぞれのZおよびZ+をベースに、ブラック塗装の外装パーツや専用内装色が加わった特別仕様です。スタイリングの個性を重視する方には選ばれていますが、内容は装飾が中心なので、好みによって評価が分かれます。
このように、価格、装備、デザイン性をどうバランスさせたいかによって、おすすめのグレードは異なります。実用性と見た目、コストのバランスを重視するならZグレードが最も人気で、おすすめしやすい選択肢です。
以下に、WR-Vのグレード別特徴を比較した表を掲載します。
グレード | 価格(税込) | 主な特徴 |
---|---|---|
X | 約2,149,800円 | ベーシック装備、最低限の快適性、16インチスチールホイール |
Z | 約2,398,000円 | 質感アップ、17インチアルミ、LEDフォグ、内装ソフトパッド追加 |
Z BLACK STYLE | 約2,484,000円 | Zをベースにブラック加飾と専用内装色 |
Z+ | 約2,549,000円 | クロームメッキ装飾、専用ルーフレールなど外観の上質化 |
Z+ BLACK STYLE | 約2,580,000円 | Z+をベースにブラック仕様、見た目の差別化を重視する方向け |
WR-Vを選ぶ際には、装備の実用性と価格差をしっかり比較した上で、必要な機能を満たすグレードを選択することが満足度を高めるポイントとなります。
WR-Vの口コミ・レビューと燃費の総括
WR-Vは価格以上の実用性があると評価されている
走行性能は街乗りに適したバランス重視型
燃費は実燃費13〜15km/Lで平均的な数値
内装は広いが質感に対して不満の声もある
ハイブリッドや4WDの設定がない点がネック
コストパフォーマンスの高さが最大の強み
高速走行時はエンジン音やロードノイズが気になる
装備は必要最低限で先進機能は控えめ
荷室のアレンジ性が他車種に比べて劣る
一部で「安っぽい」「ひどい」との意見もある
WR-Vは発売直後から好調な売れ行きを記録した
受注停止が出るほど「X」グレードの人気が高かった
他車と比較すると販売台数はやや控えめ
グレードによって装備と内外装に明確な違いがある
Zグレードは価格と装備のバランスが良くおすすめされている
その他の記事
ホンダのインターナビ更新の裏ワザを徹底解説!無料で更新する方法とは