デリカミニのフルモデルチェンジはいつ？新型の価格や内装を解説

三菱の人気軽スーパーハイトワゴン、デリカミニのフルモデルチェンジに関する最新情報が発表され、多くの方がその詳細に注目しています。具体的にデリカミニのモデルチェンジはいつ行われるのか、そしてデリカミニ値段や新車価格はどうなるのか、気になるところです。

この記事では、刷新されるデリカミニ内装の大きな特徴から、改良されたデリカミニターボを含むパワートレイン、さらにはデリカミニの人気色や新色まで、公式情報に基づいて解説します。また、現行モデルとのデリカミニフルモデルチェンジ比較を通じて変更点を明確にし、デリカミニの納車まで何ヶ月かかるのかという現実的な疑問や、将来的なデリカミニ中古市場の動向についても考察していきます。

この記事でわかること

新型デリカミニの予約開始日と発売時期
公式発表された内外装や性能の進化点
改良されたエンジンと燃費に関する最新情報
購入前に知っておきたい納期や注意点

デリカミニフルモデルチェンジの全貌
詳細解説！デリカミニフルモデルチェンジ

デリカミニフルモデルチェンジの全貌

車の広場：イメージ

デリカミニのモデルチェンジはいつ発売？
新型デリカミニの進化したポイント
デリカミニ値段と新車価格の目安
新しくなったデリカミニ内装の特徴
デリカミニの人気色ランキングを予想

デリカミニのモデルチェンジはいつ発売？

結論から申し上げますと、新型デリカミニの発売は「2025年秋予定」と公式にアナウンスされています。それに先立ち、2025年8月22日より全国の販売店で予約受付が開始されました。

一部のメディアでは9月18日という具体的な日付も報じられていますが、これはあくまで見込みであり、公式な発売日は改めて発表される予定です。今回のフルモデルチェンジは、2023年に生産を終了したeKクロススペースではなく、兄弟車である「eKスペース」のフルモデルチェンジと連動する形で行われます。人気のアウトドア系スーパーハイト軽自動車という個性をさらに強化し、市場での存在感を高めることが期待されています。

補足：購入を検討している方へ

すでに予約受付が開始されているため、早期の納車を希望される方は、速やかに最寄りの三菱自動車販売店へ問い合わせることを強くおすすめします。最新の詳細情報もディーラーで確認できます。

新型デリカミニの進化したポイント

2025年に登場する新型デリカミニは、走行性能や足まわりに大幅な改良が加えられ、使い勝手や先進装備が大きく進化します。三菱自動車の公式発表によると、主な進化のポイントは以下の通りです。

新型デリカミニの5大進化ポイント（公式情報）

先進的な一体型ディスプレイ：12.3インチのナビゲーション画面と7インチのメーターを一体化させた「モノリスディスプレイ」を採用。視線移動が少なくなり、安全運転に貢献します。（一部グレードで標準装備、他はオプション設定）
5つのドライブモード採用：路面状況や気分に合わせて走りを選べる5つのドライブモード（POWER/NORMAL/ECO/GRAVEL/SNOW）を新たに採用し、悪路走破性が向上します。
広くなった室内空間と良好な視界：Aピラーの位置と角度を見直すことで、前方視界が改善。さらに室内長は現行モデル比で+115mmも拡大され、居住性が大幅にアップしました。
強化された先進安全機能：車両周辺の状況を立体的に把握できる「3Dマルチアラウンドモニター」を新たに設定するなど、先進安全運転支援システム「e-Assist」がさらに拡充されています。
魅力的な新色の追加：現行の人気色に加え、アウトドアシーンに映える「サンドベージュパール」や「デニムブルーパール」といった新色が追加され、選択の幅が広がりました。

これらの進化により、新型デリカミニはデザイン性だけでなく、実用性や安全性においても大きな進化を遂げています。

デリカミニ値段と新車価格の目安

三菱自動車から発表された新型デリカミニのメーカー希望小売価格帯（予定）は、約195万円から約295万円です。これはあくまで予定価格であり、正式な価格は発売日に発表されますが、装備の進化を考えると納得感のある設定と言えるでしょう。

ここでは、想定されるグレード構成と価格帯の目安を参考としてまとめました。

想定グレード	予想価格帯（税込）	主な装備・特徴
エントリーグレード	約195万円～	基本的な安全装備「e-Assist」や快適装備を備えたコストパフォーマンス重視のモデル。
中間グレード	約230万円～	LEDヘッドライトやアルミホイール、電動スライドドアなど、利便性と質感を高める装備が標準となる売れ筋モデル。
上位グレード（ターボ）	約260万円～	ターボエンジンによる力強い走りに加え、内外装の専用パーツや「モノリスディスプレイ」などが標準装備となる可能性があるモデル。
最上位グレード	～約295万円	3Dマルチアラウンドモニターなど、全ての先進・快適装備を搭載したフラッグシップモデル。

注意点：オプションによる価格上昇

先進の「モノリスディスプレイ」や安全装備パッケージ、特別なボディカラーなどはグレードによってオプション設定となります。希望の装備を追加していくと総額が変動するため、事前に必要なオプションを整理しておくことが重要です。

新しくなったデリカミニ内装の特徴

新型デリカミニの内装は、「開放感」と「先進性」をテーマに大きく進化します。特に注目すべきは、公式に発表された室内空間の拡大と新しいディスプレイです。

最大の変更点として、フロントのAピラー（フロントガラス両脇の柱）の位置と角度が見直されました。これにより、運転席からの死角が減少し、見晴らしの良いクリアな視界が確保されます。さらに、この変更によって室内長が現行モデルより115mmも拡大。後席の足元空間や荷室の使い勝手が大幅に向上し、ファミリーユースでの快適性が高まっています。

そして、もう一つの目玉が12.3インチの大型センターディスプレイと7インチの液晶メーターを組み合わせた一体型「モノリスディスプレイ」です。ナビ画面とメーターが一体化することで、視線移動がスムーズになり、非常に先進的でスタイリッシュな運転席周りを実現しています。この装備は、ライバル車に対する大きなアドバンテージとなりそうです。

シート地なども、アウトドアでの使用を想定したタフで汚れに強い素材が引き続き採用されることが期待されます。

デリカミニの人気色ランキングを予想

車の購入において、ボディカラーはリセールバリューにも影響する重要な要素です。新型デリカミニでは、既存の人気色に加えて魅力的な新色が追加されることが公式に発表されています。

新型デリカミニ人気色トップ3予想

アッシュグリーンメタリック：現行モデルで圧倒的な人気を誇る、デリカミニを象徴するカラー。新型でも引き続き設定され、一番人気となることが確実視されています。
ブラックマイカ／ホワイトパール：リセールバリューを重視する層から安定した人気を誇る定番のモノトーンカラー。精悍なブラックと高級感のあるホワイトは、どちらも高い需要が見込めます。
サンドベージュパール（新色）：近年、他の車種でも人気が急上昇しているアースカラー。アウトドアの雰囲気と見事にマッチするため、アッシュグリーンに次ぐ人気色となるポテンシャルを秘めています。

注目の新色

上記のサンドベージュパールに加え、個性的な「デニムブルーパール」も新色として追加されます。他とは違うカラーで個性を出したいユーザーから支持を集めそうです。

最終的なカラーラインナップと実車の色味は、販売店などで確認することをおすすめします。

詳細解説！デリカミニフルモデルチェンジ

車の広場：イメージ

新型デリカミニはマイルドハイブリッドシステムは廃止
デリカミニターボ搭載グレードの走り
新旧デリカミニフルモデルチェンジ比較
デリカミニの納車まで何ヶ月かかる？
デリカミニ中古市場への影響は？

新型デリカミニはマイルドハイブリッドシステムは廃止

新型デリカミニのパワートレインに関して、非常に重要な変更点があります。それは、前モデルに搭載されていたマイルドハイブリッドシステムが廃止され、純粋なガソリンエンジン車となった点です。

エンジンは引き続き直列3気筒DOHC 0.66リッター（自然吸気・ターボ）が搭載されますが、ハイブリッド無しで性能を維持・向上させるため、様々な改良が施されています。具体的には、エンジンの摩擦を低減させる技術や燃焼効率の改善、そしてCVT（自動無段変速機）の制御を最適化することで、燃費性能はマイルドハイブリッド搭載時とほぼ同等の水準を維持しているとの情報があります。

燃費の具体的な数値は？

2025年8月22日の予約開始時点では、WLTCモード燃費の公式な数値はまだ発表されていません。しかし、一部情報ではFF（前輪駆動）車で約22.0km/Lを実現しているとされており、スーパーハイトワゴンとしては引き続き高いレベルの燃費性能が期待されます。正式な数値の発表を待ちたいところです。

なお、日産の「e-POWER」のような強力なハイブリッドシステムの搭載も一部で噂されていますが、現時点では公式な発表はなく、今回の新型モデルはガソリンエンジンのみのラインナップとなります。

デリカミニターボ搭載グレードの走り

高速道路の合流や山道など、よりパワフルな走りを求める方にはターボ搭載グレードが最適です。新型デリカミニのターボエンジンも、CVT制御の最適化などにより、アクセル操作に対する応答性が向上していることが期待されます。

車両重量が重くなりがちなスーパーハイトワゴンですが、ターボエンジンであれば多人数乗車時や荷物を満載した状態でも、余裕のある力強い加速を提供します。特に、新型デリカミニから新たに搭載されるドライブモードで「POWER」を選択すれば、エンジンとCVTがよりスポーティーな設定に切り替わり、キビキビとした走りを楽しむことができるでしょう。

アウトドアレジャーでアクティブに使う方や、長距離移動が多い方であれば、自然吸気（NA）エンジンとの価格差を考慮しても、ターボモデルを選ぶ価値は十分にあると言えます。

新旧デリカミニフルモデルチェンジ比較

今回のフルモデルチェンジで、デリカミニが具体的にどう変わるのか、現行モデルとの比較表で見ていきましょう。数値の一部は未公表ですが、進化のポイントが明確に分かります。

項目	新型デリカミニ	現行デリカミニ
パワートレイン	ガソリン（NA/ターボ）	マイルドハイブリッド（NA/ターボ）
燃費(WLTC)	未公表	17.5km/L (4WDターボ)
室内長	現行比 +115mm	2,200mm
インフォテインメント	12.3インチ + 7インチ統合ディスプレイ	9インチディスプレイ（OP）
ドライブモード	5モード（POWER, SNOW等）	2モード（グリップコントロール等）
安全装備	強化されたe-Assist（3Dモニター等）	e-Assist（MI-PILOT）

比較すると、パワートレインの思想が大きく変更された一方で、室内空間の拡大や先進装備の充実は目覚ましい進化を遂げていることが分かります。ユーザーの使い方によって、どちらのモデルが魅力的か評価が分かれるかもしれません。

デリカミニの納車まで何ヶ月かかる？

新型デリカミニの購入を検討する上で、納期は非常に気になるポイントです。現時点では、メーカーから具体的な納期に関する公式発表はありません。

しかし、デリカミニは現行モデルも非常に人気が高く、2025年8月22日の予約開始から多くの注文が入ることが予想されます。近年の自動車業界全体の傾向として、人気のある新型車は生産が追い付かず、納車まで数ヶ月以上待つケースが珍しくありません。

納期に関する注意点

新型デリカミニも、グレードやボディカラー、オプションの組み合わせによっては納期が長くなる可能性があります。発売直後は特に注文が集中するため、長期化する可能性も念頭に置いておくと良いでしょう。正確な納期については、今後の公式発表や、契約する販売店の情報をこまめに確認することが重要です。

デリカミニ中古市場への影響は？

新型デリカミニの登場は、中古車市場にも影響を与えます。一般的に、フルモデルチェンジが行われると、旧型となったモデルの中古車価格は下がる傾向にあります。

そのため、マイルドハイブリッドを搭載した現行（初代）デリカミニをお得に手に入れるチャンスが訪れるかもしれません。新型の登場で中古車市場への流通量が増え、価格が落ち着いてくると、これまで予算的に合わなかった方でも手が届きやすくなる可能性があります。

一方で、デリカミニは非常に人気の高い車種であるため、価格の下落幅は限定的とも考えられます。特に、人気の「アッシュグリーンメタリック」や装備が充実した高年式・低走行の車両は、高い価値を維持する可能性が高いです。新型の先進装備に強いこだわりがなければ、状態の良い現行モデルの中古車を探すのも、賢い選択肢の一つと言えるでしょう。