ホンダの人気SUV、CR-Vが待望の復活を遂げます。今回の新型CR-Vフルモデルチェンジに関する情報を心待ちにしている方も多いのではないでしょうか。
2025年に予定されている新型CR-Vの日本発売では、多くの点が進化しており、特に注目が集まるのはパワフルなホンダCR-V新型ハイブリッドモデルの導入です。
また、気になるホンダCR-V新型の値段や、CR-V新型が逆輸入モデルとして展開される背景、さらにはホンダCR-V新型ガソリン車の設定はあるのか、そしてホンダCR-V新型のサイズがどのように変わったのか、全ての疑問にこの記事で答えていきます。
- 2025年新型CR-Vの発売日と主要モデルがわかる
- ハイブリッドモデルやガソリンモデルのスペックを理解できる
- 予想される価格帯と競合車種との比較ができる
- 内外装のデザインやサイズ感、装備の詳細が把握できる
2025年新型CR-Vフルモデルチェンジの概要

車の広場:イメージ
- 待望の新型CR-V日本発売は2025年
- 今回の新型CR-Vフルモデルチェンジのポイント
- 主力はホンダCR-V新型ハイブリッドモデル
- ホンダCR-V新型の値段は500万円前後か
- CR-V新型は海外工場からの逆輸入車
待望の新型CR-V日本発売は2025年

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結論として、ホンダ新型CR-Vのハイブリッドモデルは、2025年10月頃に日本で発売される予定です。
ホンダは2024年7月に燃料電池車(e:FCEV)モデルを先行してリース専用で市場に投入しましたが、一般ユーザーが購入できる本命モデルの登場が待たれていました。その期待に応える形で、ついにハイブリッドモデル「e:HEV RS」が日本市場に本格導入されます。この復活は、かつて日本市場から姿を消したCR-Vにとって、大きな転換点となると言えるでしょう。
具体的には、スポーティな走行性能と環境性能を両立させたe:HEVモデルが主力となり、SUV市場でのホンダの存在感を再び高める戦略です。長らくCR-Vの復活を待ち望んでいたファンや、高性能なミドルサイズSUVを探しているユーザーにとって、この日本発売は非常に喜ばしいニュースとなります。
発売スケジュールのポイント
先行して2024年7月に燃料電池車(e:FCEV)がリース販売で登場し、本命のハイブリッドモデル(e:HEV RS)が2025年10月頃に一般販売開始という流れです。購入を検討している方は、2025年後半のディーラー情報に注目しましょう。
今回の新型CR-Vフルモデルチェンジのポイント
今回の新型CR-Vフルモデルチェンジでは、走行性能、デザイン、快適性の全てが大幅に進化している点が最大のポイントです。
なぜなら、ホンダは日本市場のニーズを徹底的に分析し、海外で先行販売されていたモデルをベースにしながらも、日本専用のチューニングを施しているからです。単なる輸入モデルではなく、日本の道路環境やユーザーの好みに合わせた最適化が行われています。
例えば、足回りやシャシー制御は走行性能を重視したセッティングが施され、スポーティな走りを実現しています。エクステリアもRSグレード専用のデザインで精悍さを増し、インテリアは質感と使い勝手を向上させました。さらに、最新の安全運転支援システム「ホンダセンシング」が標準装備されるなど、全方位で魅力が高まっています。
まさに「全部入り」と言えるほど、あらゆる面で進化を遂げていますね。デザインの好みは分かれるかもしれませんが、性能面での満足度は非常に高そうです。
主力はホンダCR-V新型ハイブリッドモデル

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日本市場で展開される新型CR-Vの主力は、間違いなく2.0Lエンジンを搭載したハイブリッドモデル「e:HEV RS」です。
その理由は、現在の日本の自動車市場が燃費性能と走行性能の両立を重視する傾向にあるためです。ホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」は、モーター走行を中心としながら、高速走行時にはエンジンの効率が良い領域を使うことで、力強い加速と優れた燃費性能を高い次元で両立させています。
このシステムは、最高出力184馬力、最大トルク335Nmを発生させるモーターを主体に駆動し、ほとんどのシーンをEVのように静かで滑らかに走行します。エンジンは主に発電に徹しますが、必要に応じて駆動にも参加するため、アクセルを踏み込んだ際のダイレクトな加速感も魅力です。WLTCモード燃費は20km/L前後が期待されており、経済性の面でもユーザーを満足させるでしょう。
e:HEVとは?
ホンダのハイブリッドシステム「e:HEV」は、走行状況に応じて「EVドライブモード」「ハイブリッドドライブモード」「エンジンドライブモード」の3つを自動で切り替えます。これにより、市街地から高速道路まで、あらゆるシーンで最適な効率とパフォーマンスを発揮します。
ホンダCR-V新型の値段は500万円前後か
新型CR-V e:HEV RSの価格は、約450万円から550万円の価格帯になると予想されています。
この価格設定の背景には、車両の大型化や装備の充実、そして高性能なハイブリッドシステムの搭載があります。競合となるトヨタのハリアーやマツダのCX-60など、同クラスのSUVも同様の価格帯で展開されており、CR-Vもこれらと真っ向から勝負できる価格設定となる見込みです。
確かに、価格だけを見るとやや高めに感じるかもしれません。しかし、CR-Vはスポーティな走行性能を実現するRSグレードとしての専用装備や、競合の一部にはない3列シート仕様の選択肢が用意される可能性も示唆されています。7人乗りが必要なファミリー層にとっては、価格以上の価値を見出せるかもしれません。充実した先進安全装備や快適装備が標準で備わることを考えれば、コストパフォーマンスは決して悪くないと言えます。
競合車種との価格比較(予想)
車種 | パワートレイン | 価格帯(目安) |
---|---|---|
ホンダ 新型CR-V e:HEV | 2.0L ハイブリッド | 約450万円~550万円 |
トヨタ ハリアー HEV | 2.5L ハイブリッド | 約411万円~514万円 |
マツダ CX-5 XD | 2.2L ディーゼル | 約325万円~434万円 |
スバル フォレスター e-BOXER | 2.0L ハイブリッド | 約336万円~374万円 |
※価格はグレードや駆動方式により異なります。
CR-V新型は海外工場からの逆輸入車

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2025年に日本で発売される新型CR-Vは、タイなどの海外工場で生産され、日本へ輸入される「逆輸入」モデルとなります。
ホンダがこの戦略をとる理由は、グローバルで効率的な生産体制を構築するためです。CR-Vは世界的な人気車種であり、主要な生産拠点は北米やアジアに置かれています。日本市場の規模やニーズに合わせて国内で生産ラインを新設するよりも、品質管理の行き届いた海外工場で生産したモデルを輸入する方が合理的と判断されました。
逆輸入と聞くと、品質や仕様に不安を感じる方もいるかもしれません。しかし、日本で販売されるモデルは、日本の法規や道路環境に合わせて仕様が最適化されています。例えば、足回りのセッティングや安全装備、インフォテインメントシステムなどが日本専用に調整されるため、海外仕様そのままではありません。品質に関しても、ホンダの世界基準で製造されるため、国産車と変わらない安心感があります。
逆輸入車の注意点
基本的には正規ディーラーで国産車と同様の保証やメンテナンスが受けられます。ただし、一部の特殊な補修部品の調達に時間がかかる可能性はゼロではありません。この点は購入前にディーラーに確認しておくと良いでしょう。
新型CR-Vフルモデルチェンジの詳細な特徴

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- ホンダCR-V新型のサイズは大型化
- ホンダCR-V新型にガソリンモデルはある?
- スポーティなRSグレードの専用装備
- 日本市場向けに最適化された外装デザイン
- 先進の安全運転支援システムを搭載
- まとめ:新型CR-Vフルモデルチェンジへの期待
ホンダCR-V新型のサイズは大型化

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結論から言うと、新型CR-Vのボディサイズは先代モデルよりも一回り大きくなり、堂々としたスタイリングと快適な室内空間を実現しています。
大型化の主な理由は、北米市場をメインターゲットとして開発されたこと、そして室内空間、特に後席の居住性とラゲッジスペースの拡大を追求した結果です。これにより、ファミリーユースでの使い勝手が大幅に向上しています。
具体的なサイズは以下の通りです。
新旧CR-V サイズ比較
項目 | 新型CR-V(北米仕様参考) | 先代CR-V(日本仕様) | 差分 |
---|---|---|---|
全長 | 4,805mm | 4,605mm | +200mm |
全幅 | 1,865mm | 1,855mm | +10mm |
全高 | 1,690mm | 1,680mm | +10mm |
ホイールベース | 2,700mm | 2,660mm | +40mm |
全長が20cmも長くなったことで、特に後席の足元スペースや荷室の奥行きに大きなゆとりが生まれています。全幅も拡大されていますが、日本の一般的な駐車場(幅2.5m)でも問題なく収まるサイズ感に抑えられており、都市部での扱いやすさも配慮されています。
ホンダCR-V新型にガソリンモデルはある?
日本市場においては、2025年の導入時点ではハイブリッドモデルが主力となり、ガソリン単体モデルが導入される可能性は低いと考えられます。
なぜなら、前述の通り、現在の日本の市場環境や燃費規制などを考慮すると、販売の中心は電動車にシフトしているためです。ホンダとしても、環境性能と走行性能を両立したe:HEVを前面に押し出す戦略を取っています。
ただし、海外市場では1.5L VTECターボエンジンを搭載したガソリンモデルもラインナップされています。このエンジンは最高出力190馬力を発生させ、軽快な走りが魅力です。今後の市場動向やユーザーからの要望次第では、日本市場に追加投入される可能性も完全には否定できません。ハイブリッドよりも車両価格を抑えたいユーザーや、ターボエンジンならではのフィーリングを好む層にとっては、魅力的な選択肢となるでしょう。
まずはハイブリッドで市場の反応を見て、その後にガソリンモデルの追加を検討する、という流れが現実的かもしれませんね。
スポーティなRSグレードの専用装備

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日本に導入される「RS」グレードは、内外装に専用装備が与えられ、標準モデルとは一線を画すスポーティなキャラクターが与えられています。
RSは「Road Sailing」の略で、ホンダのラインナップの中でも走りの楽しさを追求したモデルに与えられる称号です。新型CR-VのRSグレードも、その名に恥じない特別な仕立てとなっています。
エクステリアの主な専用装備
エクステリアでは、フロントグリルがグロスブラックの専用メッシュパターンとなり、精悍な表情を強調します。フロントとリアのロアバンパーやサイドシルガーニッシュもボディ同色となり、低重心で安定感のあるスタイルを演出。さらに、大径の専用アルミホイールや、随所に配置された「RS」の赤いエンブレムが、特別なモデルであることを主張します。
インテリアの主な専用装備
インテリアに目を向けると、シートには赤いステッチが施された専用のスポーツシートが採用され、ドライバーの体をしっかりとホールドします。ステアリングやシフトノブにも同様の赤いステッチがあしらわれ、スポーティな雰囲気を高めています。黒を基調とした内装に赤のアクセントが映え、運転への期待感をかき立てる空間です。
日本市場向けに最適化された外装デザイン
新型CR-Vの外装は、グローバルモデルをベースとしながらも、日本のユーザーの好みに合わせて質感を高める工夫が凝らされています。
その理由は、日本のユーザーは力強さだけでなく、デザインの洗練性や上質感を重視する傾向にあるからです。新型CR-Vは、ワイドで力強いフェンダーデザインを採用しつつも、シャープなフルLEDヘッドライトや、横一文字に光るテールランプなどで先進性を表現しています。
また、サイドビューは水平基調の伸びやかなラインで構成されており、大型化したボディをすっきりと見せる効果があります。メッキパーツの使用を適切に増やすことで、落ち着いた高級感を演出している点も日本仕様の特徴と言えるでしょう。単なるスポーティさだけでなく、都会の街並みにも映える上質なデザインを追求していることが伺えます。
先進の安全運転支援システムを搭載
新型CR-Vには、最新の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」が全車に標準装備されます。
事故を未然に防ぎ、ドライバーの負担を軽減することは、現代の車に求められる重要な性能です。ホンダセンシングは、単眼カメラとミリ波レーダーを組み合わせることで、車両や歩行者、自転車などを高い精度で検知し、安全運転をサポートします。
主な搭載機能
具体的には、以下のような先進機能が含まれています。
- 衝突軽減ブレーキ(CMBS):前方の車両や歩行者との衝突回避を支援
- 渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC):高速道路などで車間距離を保ちながら自動で追従
- 車線維持支援システム(LKAS):車線の中央を走行できるようステアリング操作をアシスト
- 近距離衝突軽減ブレーキ:駐車場でのペダルの踏み間違いなどによる衝突を軽減
- ブラインドスポットインフォメーション:斜め後方の死角にいる車両を検知してお知らせ
これらの機能により、高速道路の長距離運転から市街地での日常使いまで、あらゆるシーンでドライバーは安心して運転に集中することができます。
まとめ:新型CR-Vフルモデルチェンジへの期待
この記事では、2025年に登場する新型CR-Vのフルモデルチェンジについて、様々な角度から解説しました。最後に、重要なポイントをリストでまとめます。
- 新型CR-Vのハイブリッドモデルは2025年10月頃に日本発売予定
- 先行して燃料電池車e:FCEVが2024年7月にリースで登場済み
- 日本仕様の主力は2.0Lハイブリッドのe:HEV RSグレード
- 予想価格帯は約450万円から550万円前後
- タイなどの海外工場で生産される逆輸入モデルとなる
- ボディサイズは先代より大幅に大型化し居住性が向上
- 日本導入時点でのガソリン単体モデルの可能性は低い
- RSグレードは内外装にスポーティな専用装備を採用
- デザインは日本のユーザー向けに上質感を高めた仕様
- 最新の安全運転支援システムであるホンダセンシングを標準装備
- 走行性能と環境性能、快適性を高次元で両立
- 競合はトヨタハリアーやマツダCX-5など
- 3列シート仕様が設定される可能性もある
- モーター主体の滑らかで力強い走りがe:HEVの魅力
- 多くのファンが復活を待ち望んでいた人気SUV
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