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エクリプスクロスが売れない5つの理由と実は優秀な魅力とは?

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エクリプスクロスが売れない5つの理由と実は優秀な魅力とは? 三菱自動車
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エクリプス クロスはなぜ「売れない」と言われるのか?

三菱自動車が放つクーペスタイルSUV「エクリプス クロス」。独自のデザインと4WD性能を備えながら、販売台数ではヤリスクロスやヴェゼルといったライバルに大きく後れを取っているのが現実です。

しかし、数字だけを見て「売れていない=ダメな車」と判断してしまうのは早計かもしれません。

実際には、確かな強みと“知る人ぞ知る魅力”が詰まった1台でもあるのです。

本記事では、エクリプス クロスがなぜ「売れない」と言われてしまうのか、その要因を多角的に分析。さらに、競合車との徹底比較や、“今こそ選ぶべき理由”についても詳しく解説していきます。

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第1章:エクリプスクロスの販売実績と現状

第1章:エクリプスクロスの販売実績と現状

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三菱自動車が2018年に投入したクロスオーバーSUV「エクリプス クロス」は、同社にとって久々のグローバルモデルとして大きな期待を背負って登場しました。コンパクトSUV市場の拡大を背景に、スタイリッシュなデザインとPHEVモデルの投入で差別化を図り、「三菱の復活」を印象づける一台として注目を集めたのです。

しかし、その後の販売実績を見てみると、市場の期待とは裏腹に「売れ行きが伸び悩んでいる」「あまり街で見かけない」といった印象を持たれるようになりました。実際、「エクリプス クロス 売れない」といったキーワードでの検索も多く、世間の関心は「なぜ売れていないのか?」という点に集中しています。

月販目標と実績のギャップ

三菱自動車は、エクリプス クロスの国内販売において月販1,000台を一つの目安としていました。しかし、実際の販売台数はそれを大きく下回る月が続いており、2024年上半期の月間平均販売台数は約600台という状況です。

これは、競合がひしめくコンパクトSUV市場においては決して順調とは言えない数字です。たとえば、ホンダのヴェゼルは月販5,000台以上、トヨタのヤリスクロスは月に1万台を超えることも珍しくありません。そうした“メガヒットSUV”と比較すると、エクリプス クロスは明らかに苦戦していると言えます。

発売当初の評価とその後の変化

登場当初、エクリプス クロスはその個性的なデザインや、欧州基準のハンドリング性能、そして三菱独自の4WD技術などが一定の評価を受けていました。特にPHEV(プラグインハイブリッド)モデルは、アウトランダーPHEVの技術を応用した先進性のあるモデルとして、環境意識の高い層や地方在住者から一定の支持を集めました。

しかしながら、2023年末をもってPHEVモデルは国内での生産を終了。ガソリンモデルのみのラインナップとなった現在、「次世代モデルへの期待が薄い」「電動化が進む中で魅力が相対的に低下している」といった見方も強まっています。

ライバル車種との販売比較(2024年データ)

車種名 月間平均販売台数(2024年) 主な特徴
ヤリスクロス 約10,000台 トヨタの信頼性・低価格・高燃費
ヴェゼル 約5,500台 スタイリッシュ&ハイブリッド対応
CX-30 約2,000台 上質な内装と走りのバランス
エクリプス クロス 約600台 個性的デザインと4WD性能

このように、**販売実績だけを見ると明らかに“下位グループ”**に属しており、「なぜこのような結果になったのか?」という疑問が次章以降のテーマになります。

中古市場での価値は?

一方で、「売れていない=悪い車」ではありません。むしろ、中古車市場では割安で高年式・低走行の個体が流通しているため、「コスパの良い選択肢」として注目される場面もあります。特にPHEVモデルの中古車は補助金を受けられない代わりに、新車より100万円以上安く購入可能なケースもあり、燃費と価格のバランスを求める人には隠れた人気モデルとなっているのです。

第2章:「売れない」と言われる5つの理由

エクリプス クロスが売れない5つの理由の図解

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「エクリプス クロスはなぜ売れないのか?」という疑問に対し、その答えは1つではありません。自動車が売れる・売れない理由は、単なるスペックやデザインだけでなく、マーケティング、タイミング、顧客ニーズとのズレなど、多くの要素が絡み合って決まるものです。

ここでは、実際に販売データやユーザーの声を元に、「売れない」と言われる代表的な理由を5つに絞って整理していきます。


1. ブランド力と販売網の影響

三菱自動車は近年、リコール問題や海外市場での販売苦戦なども重なり、ブランド全体の信頼性が相対的に低下している傾向があります。加えて、販売店網の規模・営業力も、トヨタやホンダに比べるとやや劣っているのが現実です。

これにより、「いい車だと思うけど、買うまでのハードルが高い」「近くにディーラーがない」といった“検討段階での脱落”が起きやすくなっているのです。


2. 時代とのズレ:電動化ニーズと燃費性能

近年のSUV市場では、燃費の良さや電動化(ハイブリッド・EV)対応が大きな価値となっています。ヤリスクロスやヴェゼル、RAV4など、多くの人気モデルがハイブリッドモデルを用意している中、エクリプス クロスは2023年でPHEVの国内生産を終了し、ガソリンモデルのみの展開に。

環境意識や燃費を重視する消費者にとって、「選択肢から外れやすい」立ち位置になっているのです。特に都市部や通勤需要では、この点が大きなマイナス要因となります。


3. 「価格の割に…」という印象

エクリプス クロスの価格帯は、新車で約260万円〜400万円台と、競合車種よりやや高めです。しかし、標準装備や内装の質感、ブランドイメージなどを総合的に見たとき、「割高感」を感じるユーザーが少なくありません。

同じ予算でヤリスクロスのハイブリッド上位グレードや、マツダCX-30の上質モデルを選べてしまう中、エクリプス クロスは「なぜこの価格なのか」が伝わりにくいポジションに陥っています。


4. 実用性に対する評価の分かれ

エクリプス クロスは、外観はクーペスタイルでスポーティな印象ですが、その反面、後部座席やラゲッジスペースが狭めという評価もあります。ファミリーカーとしての使い勝手や、日常的な積載性を重視するユーザーからは、「ちょっと物足りない」という声があるのです。

また、PHEVモデルはバッテリー配置の関係でラゲッジ容量がさらに削られるため、アウトドアや長距離移動用途では敬遠される傾向も。


5. モデルチェンジと“新鮮さ”の欠如

エクリプス クロスは2018年の発売以来、大幅なモデルチェンジがないまま数年が経過しています。一部マイナーチェンジは行われているものの、デザインや基本設計の刷新はされておらず、最新モデルと比較すると「古さ」が目立つという指摘もあります。

自動車市場は「常に新しさが価値になる世界」です。ヤリスクロスやヴェゼルなど、3〜5年ごとにモデル刷新を行うライバルと比較して、三菱の更新スピードの遅さが“情報感度の高い層”からはマイナスに映ってしまうのです。


補足:「売れない」は悪ではない?

重要なのは、「売れない=悪い車」という図式は成り立たないことです。実際には、エクリプス クロスには走行性能・安定感・安全装備・デザイン性といった強みもあります。それらは次章で詳しく紹介します。

第3章:競合SUVとの徹底比較

エクリプス クロスと競合車の価格・燃費・リセール比較

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エクリプス クロスの「売れ行きが伸びない理由」をより深く理解するためには、競合SUVとの比較が不可欠です。ここでは、販売台数・価格帯・装備・燃費・ブランド力など、総合的な観点から、人気のあるライバル車種との違いを明確にしていきます。


比較対象として選定したSUV

以下の車種は、エクリプス クロスと同じく“コンパクト〜ミドルサイズSUV”として、ユーザーの比較対象に挙がるモデルです。

車種名 メーカー 特徴
ヤリスクロス トヨタ 圧倒的販売台数、ハイブリッド、低価格
ヴェゼル ホンダ 洗練されたデザインと内装、ハイブリッド主力
ライズ トヨタ 小型SUVで価格が安く、燃費も良い
CX-30 マツダ 高級感あるデザインと内装、走りも上質

1. 価格と装備の比較

車種名 価格帯(税込) 装備・特徴
エクリプス クロス 約260〜400万円 ガソリン/4WD中心、PHEV廃止済み
ヤリスクロス 約180〜300万円 ハイブリッド中心、衝突安全装備が充実
ヴェゼル 約230〜360万円 e:HEV搭載、デザイン性も高い
ライズ 約170〜260万円 小型で安価、ダウンサイジング志向に合う
CX-30 約240〜360万円 高級感と走行性能、ガソリンとディーゼルあり

エクリプス クロスは装備の割に価格が高く見える傾向があります。PHEVが消えた今、環境対応面でも他車に劣る印象を与えてしまいがちです。


2. 燃費性能の比較(WLTCモード)

車種名 駆動 燃費(km/L)
エクリプス クロス FF/4WD 約13.4〜15.0
ヤリスクロス FF/4WD 約20.2〜30.8(HV)
ヴェゼル FF/4WD 約20.5〜25.0(e:HEV)
ライズ FF/4WD 約18.6〜28.0(HV)
CX-30 FF/4WD 約15.8〜19.2

→ エクリプス クロスは燃費で明確に出遅れている状況です。ガソリン車のみという点が響いており、燃料費がネックになりやすいです。


3. デザインとブランドイメージ

  • エクリプス クロス:スポーティかつ近未来的なデザイン。好き嫌いが分かれるが、個性は強い。ブランドの弱さが足を引っ張る。

  • ヤリスクロス:大衆向けだがバランスの取れた外観。万人受けするデザイン。

  • ヴェゼル:スタイリッシュで都会的。内外装の質感も非常に高い。

  • ライズ:コンパクトで可愛らしい。若年層や女性人気が高い。

  • CX-30:大人っぽく落ち着いた印象。内装は価格帯以上の質感。

→ エクリプス クロスのデザインは一定層に刺さるものの、「実用性」や「安心感」で比較されると他車に劣る評価を受けやすいです。


4. リセールバリュー(3年後残価率)

車種名 リセール率(目安)
ヤリスクロス 約60〜65%
ヴェゼル 約55〜60%
ライズ 約60%前後
CX-30 約50〜55%
エクリプス クロス 約45〜50%

エクリプス クロスは中古市場での人気がやや低く、残価率も控えめです。PHEV廃止の影響も、今後の中古価値に影響を与えると考えられます。


総合評価

評価項目 エクリプス クロスの立ち位置
価格 割高感あり
燃費 競合に劣る
ブランド 知名度・信頼性が劣位
装備 悪くないが突出していない
デザイン 個性的、好き嫌い分かれる
リセール 低め

→ これらを総合すると、**「中途半端な立ち位置」**にいることが、ユーザーに選ばれにくい最大の理由とも言えます。

第4章:エクリプスクロスの見逃せない魅力と強み

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ここまでで「エクリプス クロスが売れていない理由」や「他車との比較による劣位点」を解説してきました。しかしながら、それだけではこの車の本質を語り尽くしたことにはなりません。

エクリプス クロスは、たしかにマーケティングや時代性の面では“選ばれにくい存在”となっていますが、実車に触れてみれば分かる確かな魅力がいくつも存在します。この章では、そうした「見逃されがちな強み」にスポットを当てて紹介していきます。


1. スタイリッシュでスポーティなデザイン

まず目を引くのは、他のSUVとは一線を画すクーペライクなリアスタイルシャープなフロントフェイス。特にマイナーチェンジ後のモデルでは、リアデザインがより洗練され、「かっこいいSUVが欲しい」という層にしっかり刺さる存在となっています。

実際、街中での存在感は抜群で、「あの車何?」「三菱って意外といいデザインするね」といった声も聞かれるほど。没個性的なSUVが増える中、強いキャラクター性は大きな武器です。


2. 三菱独自の4WD技術「S-AWC」

エクリプス クロスの大きな魅力のひとつが、三菱が誇る**電子制御4WDシステム「S-AWC(Super All Wheel Control)」**の搭載です。

これは、かつてWRC(世界ラリー選手権)で培った技術を市販車向けに最適化したもので、単なる4WDとは次元の異なる高次元の安定性と旋回性能を実現。雪道や雨天時の滑りやすい路面でも、ドライバーが安心して操作できる環境を提供します。

特に、降雪地域やアウトドア志向のユーザーにとっては、ヤリスクロスやライズでは得られない「走破性」が魅力です。


3. 静粛性と走行安定性の高さ

試乗した多くのユーザーが口にするのが、「静かでしっかりしている乗り心地」です。エクリプス クロスは欧州仕様も見据えたシャシー設計となっており、高速走行時でもふらつかず、音の侵入も抑えられています。

とくにガソリンモデルの上位グレードは、遮音材やサスペンションのチューニングにもこだわりが見られ、上質感を求める層にも満足度の高い走りを提供します。


4. PHEVモデルの完成度(中古市場で再注目)

すでに国内販売は終了したものの、エクリプス クロスPHEVは非常に高い完成度を誇るモデルでした。アウトランダーPHEV譲りのツインモーターシステムと大容量バッテリーにより、EV走行距離が50km以上、ガソリンを併用した場合の航続距離も十分。

家庭用電源への給電も可能なため、災害時の非常電源としての活用もでき、「電気を使い切ったらエンジンで走る」というシリーズハイブリッド的な安心感も評価ポイントです。

現在は新車では手に入りませんが、中古市場ではお得な価格で流通しており、“コスパ最強PHEV”として再注目されています。


5. 充実した安全装備とグローバル評価

エクリプス クロスには、三菱の先進安全装備「e-Assist」が搭載されており、以下の機能が標準またはオプションで用意されています:

  • 衝突被害軽減ブレーキ(FCM)

  • 車線逸脱警報システム(LDW)

  • アダプティブクルーズコントロール(ACC)

  • 誤発進抑制機能(前後)

また、欧州のユーロNCAPで5つ星評価を獲得した実績もあり、グローバル基準での安全性も高く評価されています。


エクリプス クロスは「知る人ぞ知る優等生」

このように、スペックシートや販売データだけでは見えにくい部分に、エクリプス クロスの本当の価値が存在します。万人受けはしないかもしれませんが、「好きな人にはたまらない魅力が詰まった1台」であることは間違いありません。

第5章:これから買うべきか?判断ポイント

エクリプス クロスを選ぶかどうかの判断基準チェックリスト

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「エクリプス クロスが売れていない」という事実はあるものの、それが即ち「買うべきではない車」かというと、それは大きな誤解です。むしろ、売れていない今だからこそ“狙い目”となる価値が見えてくるケースも少なくありません。

ここでは、「エクリプス クロスを選ぶべき人」と「後悔しない購入の判断基準」を整理し、購入を検討する上での最終的な助言を行います。


1. こんな人にはおすすめ

✅ 個性的なデザインが好きな人

他車と被りたくない、SUVでも「デザインに妥協したくない」という方には最適。エクリプス クロスの外観は、SUVの中でも随一の個性を放っています。

✅ 雪道・山道など悪路を走る機会が多い人

S-AWC搭載モデルは、悪天候や登坂などのシーンで高い安心感を提供。ウィンタースポーツやアウトドア用途に非常に向いています。

✅ 中古で高コスパのPHEVを狙いたい人

新車で買えなくなったPHEVモデルも、中古車市場なら比較的手頃な価格で入手可能。EV走行とガソリンの“いいとこ取り”ができる1台です。


2. こんな人は慎重に

⚠️ 燃費と維持費を最重視する人

ハイブリッドモデルがない現行ラインナップでは、燃費性能は他車に劣る傾向があります。特にガソリン価格が高騰する今、長距離通勤や年間走行距離が多い人は要注意です。

⚠️ リセールバリューを気にする人

将来的な下取りや乗り換えを視野に入れている場合、リセールの弱さは無視できません。「長く乗るつもりなら問題なし」ですが、3〜5年での売却を考えている人は検討が必要です。


3. 購入判断のための3つの視点

「走り」にこだわりたいかどうか

エクリプス クロスは、走りの安定性・4WD制御・静粛性では確かな実力を持っています。「ただの移動手段ではなく、運転を楽しみたい人」に向いています。

「価格」に納得できるか

新車価格では競合より割高感がありますが、ディーラーによっては大幅値引きも可能。中古車も視野に入れ、納得できる価格で購入できるかが鍵です。

「今後のモデル変化」をどう捉えるか

現行モデルは設計がやや古いため、数年以内にフルモデルチェンジの可能性が高いと予想されています。「現行型が好き」なら今が買い時、「次世代に期待」なら待つのもアリです。


4. 今後の動向と予測

三菱自動車は今後、EV戦略を強化すると明言しており、エクリプス クロスも将来的にEVや新型PHEVとして生まれ変わる可能性が示唆されています。現行モデルは、あくまで“過渡期の一台”として位置づけられる可能性もあるため、先を見据えた上での判断が求められます。


結論:今、買う価値はあるか?

エクリプス クロスは「売れていないけど、悪くない」どころか、条件さえ合えば“かなり良い買い物”になる可能性がある車です。

  • デザインに惹かれる

  • 雪道やアウトドア用途

  • 中古でPHEVを狙う

これらに当てはまる方には、現行SUV市場の中でも“穴場”と言える存在でしょう。

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