待望の新型RAV4に関する最新情報が、ついに少しずつ明らかになってきました。今回のフルモデルチェンジで何がどう変わるのか、気になる価格や正式な発売日、そして待望の7人乗りモデルの設定はあるのかなど、知りたい情報が山積みではないでしょうか。
また、ラブフォーの購入を検討する際には、パワートレインとしてガソリンとハイブリッドのどちらがよいのかという点はもちろん、強力なライバルであるハリアーと比較して室内サイズはどうなのか、最終的にどちらが広いのか、といった比較検討も欠かせません。一部で噂される新型RAV4の受注停止はいつまで続くのかという点も、購入希望者にとっては非常に重要な関心事でしょう。
この記事では、現在公開されている情報をもとに、それらの疑問に一つひとつ丁寧にお答えしていきます。最後までお読みいただければ、新型RAV4の全貌が明確になります。
この記事で分かること
- 新型RAV4のフルモデルチェンジによる変更点
- 予想される価格、発売日、受注に関する最新情報
- パワートレインや7人乗りモデルの有無
- ライバル車ハリアーとの室内空間や広さの比較
【完全網羅】新型RAV4の最新情報

車の広場:イメージ
- 新型RAV4フルモデルチェンジの注目点
- 正式な新型RAV4の発売日はいつ頃か
- グレード別の新型RAV4の価格を予想
- ラブフォーのガソリンとハイブリッドのどちらがよいですか?
- 刷新されたデザインとパワートレイン
- 新型RAV4最新情報に7人乗りはあるか
新型RAV4フルモデルチェンジの注目点

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結論として、2025年に登場する6代目新型RAV4のフルモデルチェンジは、デザイン、パワートレイン、先進技術の三つの柱で大幅な進化を遂げます。
その理由は、トヨタが今後の電動化戦略とソフトウェア中心のクルマづくり(SDV:Software-Defined Vehicle)を本格化させる上での重要なモデルと位置付けているためです。具体的には、以下のような点が大きな注目ポイントとなります。
注目ポイント
① 多様な3つのスタイル展開
都会的で洗練された「CORE」、本格オフロード仕様の「ADVENTURE」、そしてPHEV専用のスポーティモデル「GR SPORT」という、個性豊かな3つのスタイルが用意されます。これにより、ユーザーは自身のライフスタイルに合わせて最適な一台を選べるようになります。
② パワートレインの完全電動化
従来のガソリンエンジンモデルが廃止され、全車がハイブリッド(HEV)またはプラグインハイブリッド(PHEV)となります。環境性能と走行性能を高次元で両立させるという、トヨタの強い意志が感じられる変更点です。
③ 新世代プラットフォーム「Arene」の採用
トヨタ初となるソフトウェアプラットフォーム「Arene(アリーン)」が搭載されます。これにより、購入後もソフトウェアのアップデートで機能が追加・改善され、常に最新の状態を保つことが可能になります。まさに「進化し続けるクルマ」の第一歩と言えるでしょう。
このように、今回のフルモデルチェンジは単なる内外装の変更に留まらず、クルマの根幹から生まれ変わる、まさに次世代のSUVへの変革点となるのです。
正式な新型RAV4の発売日はいつ頃か
新型RAV4の日本国内における発売日は、2025年12月頃が最も有力と見られています。
トヨタからの公式発表では「2025年度内」とアナウンスされていますが、業界の情報やこれまでの新型車投入スケジュールを考慮すると、年末商戦に向けたタイミングでの発売が濃厚です。半導体不足やサプライチェーンの状況によっては多少前後する可能性はありますが、現時点では2025年末の登場を期待して良いでしょう。
新型モデルの登場を心待ちにしている方にとっては、具体的な発売日が気になるところですよね。2025年の冬ボーナスの使い道として検討するのも良いかもしれません。正式発表があり次第、情報を更新します。
なお、正式な受注開始は発売日の1〜2ヶ月前から行われるのが一般的です。購入を真剣に検討している方は、2025年の秋頃からディーラーの情報をこまめにチェックすることをおすすめします。
グレード別の新型RAV4の価格を予想

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新型RAV4の車両価格は、現行モデルから数十万円程度の上昇が予想されます。
パワートレインのハイブリッド化や最新の安全装備、新開発のソフトウェアプラットフォーム「Arene」の搭載など、大幅な性能向上が図られるため、価格アップは避けられない状況です。具体的な予想価格帯は以下の通りです。
モデル | パワートレイン | 駆動方式 | 予想価格 |
---|---|---|---|
CORE(コア) | 2.5L HEV | FF | 約390万円~ |
2.5L HEV | E-Four | 約420万円~ | |
ADVENTURE(アドベンチャー) | 2.5L HEV | E-Four | 約450万円~ |
GR SPORT | PHEV | E-Four | 約600万円~ |
ご注意
上記の価格は、現時点で得られる情報に基づくあくまで「予想」です。実際の販売価格は、正式発表時に必ず公式サイトや販売店でご確認ください。
特に、最先端の第6世代プラグインハイブリッドシステムを搭載する「GR SPORT」は、EV航続距離の大幅な延長(95km→150km)や急速充電への対応など、目覚ましい進化を遂げていることから、600万円前後の価格設定となる可能性が高いと考えられます。
ラブフォーのガソリンとハイブリッドのどちらがよいですか?
この問いに対する新型RAV4での答えは非常にシンプルで、「ハイブリッド(HEV)またはプラグインハイブリッド(PHEV)一択」となります。
なぜなら、今回のフルモデルチェンジでガソリンエンジンのみで走行するモデルは廃止され、ラインナップが電動車専用になるからです。これは、世界的な環境規制の強化と、ユーザーの燃費性能に対する要求の高まりに応えるための必然的な選択と言えます。
もし、現行モデルでガソリン車とハイブリッド車を比較検討している場合でも、将来的な価値(リセールバリュー)や静粛性、滑らかな加速性能といった走行フィールの質を考慮すると、やはりハイブリッドモデルに軍配が上がります。新型ではその差がさらに広がり、燃費性能、環境性能、そして走りそのものの楽しさにおいても、ハイブリッドやPHEVが圧倒的に優れた選択肢となるのです。
刷新されたデザインとパワートレイン

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新型RAV4は、デザインとパワートレインの両面で力強い進化を遂げています。
力強さを増した「SUVハンマーヘッド」デザイン
エクステリアデザインの核となるのは、最新のトヨタ車に共通するデザイン言語「ハンマーヘッド」をSUV向けに最適化した「SUVハンマーヘッド」です。C字型のヘッドライトと立体的なグリルが一体となり、シャープでありながらもSUVらしい力強さと存在感を放ちます。特に、オフロード仕様の「ADVENTURE」では、ノーズ先端を高く設定することで、よりタフな印象を強調しています。
高効率化を極めた2種類の電動パワートレイン
パワートレインは、新開発の2種類が用意されます。
① 2.5Lハイブリッドシステム(HEV)
システム最高出力はFF車で229ps、4WDのE-Four車で239psと、現行モデルを上回るパワフルさを実現。それでいて、燃費はWLTCモードで22.5km/Lという優れた数値を達成しています。日常使いからロングドライブまで、余裕のある走りと経済性を両立させます。
② 第6世代プラグインハイブリッド(PHEV)
GR SPORT専用となるPHEVは、システム最高出力324psという圧倒的なパワーを誇ります。さらに、EVとしての性能も大幅に向上し、モーターのみで走行できる航続距離は150km(現行95km)にまで延長されました。急速充電にも新たに対応し、約30分でバッテリー容量の80%まで充電可能になるなど、利便性も大きく改善されています。
新型RAV4最新情報に7人乗りはあるか
結論から申し上げますと、今回の新型RAV4に3列シートの7人乗りモデルが設定される可能性は極めて低いです。
その理由は、RAV4が世界戦略車であり、特に北米市場などではRAV4よりも一回り大きい3列シートSUV「グランドハイランダー」が既に販売されており、明確な棲み分けがなされているためです。日本国内においても、同様のサイズ感を持つ車種としてハリアーやクラウンスポーツが存在します。
RAV4は、あくまで5人乗りSUVとしてのパッケージングと機動性を追求したモデルです。広い荷室空間やオフロード走破性といったRAV4本来の魅力を最大限に活かすため、現行モデル同様、5人乗り仕様に特化して開発されていると考えるのが自然でしょう。
もし多人数乗車が可能なSUVをお探しの場合は、トヨタのラインナップでは「ランドクルーザープラド」やミニバンの「ノア」「ヴォクシー」「アルファード」などが選択肢となります。
購入前に比較すべき新型RAV4の最新情報

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- 新型RAV4の受注停止はいつまでですか?
- 比較!ハリアーとRAV4の室内サイズは?
- ハリアーとRAV4ではどちらが広いですか?
- 向上した積載性と室内の使い勝手
- 最新のToyota Safety Senseを解説
新型RAV4の受注停止はいつまでですか?

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この点については、明確に「新型RAV4はまだ受注が始まっていないため、受注停止も発生していない」というのが正しい状況です。
「受注停止」という情報は、主に現行モデルに対して一時的に発生したものでした。新型モデルは2025年12月頃の発売が予定されており、正式な受注が開始されるのは早くても2025年の秋以降となります。
現行モデルの動向について
新型の登場に伴い、現行モデルは2025年10月頃に生産および受注を終了する見込みです。現行モデルの特定のグレードやカラーを希望される方は、販売終了が近づくと選択肢が限られてくるため、早めに販売店に相談することをおすすめします。
したがって、新型RAV4の購入を検討している方は、「受注停止」を心配する必要は現時点ではありません。まずは2025年後半の正式発表と受注開始を待つことになります。
比較!ハリアーとRAV4の室内サイズは?
RAV4の購入を検討する際、必ず比較対象となるのが兄弟車とも言えるハリアーです。両車の室内サイズを比較すると、それぞれに特徴があることが分かります。 両車は同じプラットフォーム(GA-K)を共有していますが、デザインの方向性によって室内寸法に違いが生まれています。
項目 | 新型RAV4(予想値) | 現行ハリアー | 差 |
---|---|---|---|
室内長 | 約1,890 mm | 1,880 mm | RAV4が+10mm |
室内幅 | 約1,515 mm | 1,520 mm | ハリアーが+5mm |
室内高 | 約1,230 mm | 1,215 mm | RAV4が+15mm |
※新型RAV4の数値は現行モデルをベースにした予想値です。
数値上では、RAV4が室内長と室内高でわずかに勝り、ハリアーが室内幅でわずかに上回るという結果です。このミリ単位の差が、実際の空間の印象にどう影響するのでしょうか。
ハリアーとRAV4ではどちらが広いですか?

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前述の通り、室内寸法の数値だけを見ると両車に大きな差はありません。しかし、体感的な「広さ」の質は異なります。結論として、アクティブで開放的な広さを求めるならRAV4、上質で包まれ感のある広さを求めるならハリアーが適していると言えるでしょう。
その理由は、デザインコンセプトの違いにあります。
RAV4の広さ
ボクシーでスクエアなボディ形状を活かし、特に頭上空間(ヘッドクリアランス)と後席の足元空間にゆとりがあります。大きな窓と高いアイポイントも相まって、視界が広く、開放感のある室内空間を実現しています。荷室も広く、アウトドアレジャーなどアクティブな用途に最適です。
ハリアーの広さ
流麗なクーペフォルムが特徴で、デザインを優先しているためRAV4に比べると頭上空間はややタイトに感じられるかもしれません。しかし、室内幅が広く、内装の質感も高いため、上質でパーソナル感のある心地よい空間が広がっています。後席も大人2人が快適に過ごせる広さは十分に確保されています。
どちらが良いというよりも、どのような使い方をしたいか、どのような空間を心地よいと感じるかで選択が変わってきますね。実際に両方の後席に座ってみて、頭上や膝周りの余裕、そして窓からの景色などを比較してみるのが一番分かりやすいですよ。
向上した積載性と室内の使い勝手
新型RAV4は、SUVとしての基本性能である積載性と使い勝手も着実に進化しています。
現行モデルでもクラストップレベルの広さを誇る荷室容量ですが、新型ではさらに拡大。通常時の容量が733Lから749Lへと増加する見込みです。これは、ゴルフバッグやキャンプ用品など、かさばる荷物も余裕で飲み込む大容量です。
さらに、後席を折りたたんだ際の使い勝手も改善されます。現行モデルではシートを倒した際にわずかな段差が生じましたが、新型ではよりフラットに近いラゲッジスペースが実現される模様です。これにより、車中泊での快適性が向上するほか、長尺物の積載もよりスムーズに行えるようになります。
最新のToyota Safety Senseを解説
新型RAV4には、最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」が全車に標準装備されます。これにより、運転支援機能が大幅に強化され、あらゆるシーンでドライバーをサポートします。
今回のアップデートで特に注目すべきは、以下の新機能です。
検知範囲が拡大したプリクラッシュセーフティ
従来の車両、歩行者(昼夜)、自転車(昼)の検知に加え、新たに以下のシーンに対応します。
- 交差点右折時の対向直進車・横断歩行者の検知
- 交差点右左折時の横断自転車の検知
- 緊急時操舵回避支援機能(衝突の可能性が高いと判断した場合、操舵と車線逸脱抑制で回避を支援)
これにより、出会い頭の事故など、交差点での危険な場面での衝突回避や被害軽減に貢献します。
運転をより快適にする先進機能
高速道路での疲労を軽減する機能も進化しています。
- レーダークルーズコントロール(カーブ速度抑制機能付):カーブの大きさに合わせて、あらかじめ速度を抑制します。
- レーントレーシングアシスト(LTA):車線認識性能が向上し、より滑らかに車線中央を維持します。
- ドライバー異常時対応システム:ドライバーの無操作状態が続いた場合に、ハザードとホーンで周囲に知らせながら緩やかに減速・停車し、事故防止に貢献します。
これらの機能はあくまで運転を支援するものです。常に周囲の状況を確認し、安全運転を心がけることが最も重要です。
詳細な機能については、トヨタ公式サイトもご確認ください。
まとめ:後悔しないための新型RAV4最新情報
この記事で解説してきた、2025年に登場する新型RAV4の重要なポイントを最後にまとめます。
- 新型RAV4の日本発売は2025年12月頃が有力
- 価格は現行より数十万円上昇しHEVで約420万円からと予想
- ラインナップは都会的なCORE、オフロードのADVENTURE、スポーツのGR SPORTの3種類
- デザインはSUVらしい力強さを増した「SUVハンマーヘッド」を採用
- ガソリン車は廃止されハイブリッド(HEV)とプラグインハイブリッド(PHEV)専用車へ
- HEVは最高出力239ps、燃費22.5km/Lと高性能化
- PHEVはEV航続距離が150kmに大幅延長され急速充電にも対応
- 待望の7人乗りモデルが設定される可能性は極めて低い
- 室内空間は長さと高さを重視した開放的な設計
- 荷室容量は749Lに拡大し後席格納時のフラット化も改善
- ライバルのハリアーは幅と上質感を重視した空間設計
- 新型はまだ受注開始前で受注停止は発生していない
- 最新の「Toyota Safety Sense」を標準装備し安全性能が大幅に向上
- 交差点での検知機能やドライバー異常時対応システムなどが追加
*トヨタ初のソフトウェア基盤「Arene」を搭載し機能が進化し続ける
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