2025年、日産の人気SUV「エクストレイル」がマイナーチェンジを迎える予定です。現行モデル(T33型)の登場から3年となるこのタイミングで行われる変更は、単なる部分的な改良にとどまらず、フルモデルチェンジ級とも言われる大幅な進化が予想されています。この記事では、マイナーチェンジ エクストレイル 2025 に関する最新の情報をもとに、発売時期や変更内容、価格動向を詳しく解説していきます。
特に注目されているのが、日産初のGoogleビルトイン搭載や、第2世代e-POWERとe-4ORCEといった最新技術の導入です。これらの進化により、走行性能や安全性、使い勝手は格段に向上すると見られています。また、新型 エクストレイル マイナーチェンジ 2025 の価格はどうなるのか、どんな装備が標準化されるのかなど、気になるポイントも多いはずです。
ここでは、エクストレイル マイナーチェンジ予想 に基づく情報を整理し、現行モデルとのエクストレイル マイナーチェンジ 比較を通じて、何が変わり、どこに注目すべきかを解説します。さらに、これまでのエクストレイル モデルチェンジ 歴史にも触れながら、進化の傾向や日産の戦略も読み解いていきます。
「エクストレイル マイナーチェンジ いつ 最新情報」を探している方にとって、この記事が信頼できる情報源となるよう、購入タイミングやエクストレイル マイナーチェンジ 待つべきかどうかの判断材料もわかりやすくご紹介します。価格の変化や先行予約の時期にも触れていくので、エクストレイル マイナーチェンジ 価格を含めた総合的な判断にぜひお役立てください。
発売時期がいつ頃かを把握できる
価格がどの程度上がるのかを知れる
新装備や技術がどう進化するかを理解できる
どのようなデザイン変更があるかを確認できる
マイナーチェンジのエクストレイル2025の最新情報
・新型エクストレイルのマイナーチェンジ2025の発売時期は?
・価格はどう変わる?
・予想される変更点
・特別仕様車やNISMOモデルの噂
エクストレイルのマイナーチェンジはいつ最新情報
エクストレイルの次回マイナーチェンジは、2025年の夏から秋にかけて日本市場で発売される見込みです。これは現行モデル(T33型)が2022年7月に登場してからちょうど3年というタイミングにあたり、日産の車種開発サイクルにおいても自然な流れといえます。
特に注目されているのは、2023年に北米市場向け「ローグ(日本名:エクストレイル)」が先行してマイナーチェンジを受けており、その内容が日本仕様にも反映される可能性が高い点です。このため、多くの業界関係者は「2025年7月から10月の間」に日本仕様も改良モデルが登場すると見ています。
また、国内自動車業界では、車のフルモデルチェンジやマイナーチェンジは販売戦略上、決算期や販売強化月である7月や10月に集中する傾向があります。これも今回の予測を裏付ける材料の一つといえるでしょう。
発売時期に合わせて先行予約が開始される場合もあるため、購入を検討している方は2025年春頃からの情報収集をおすすめします。早期予約によって納期の長期化を避けることも可能になります。
項目 | 内容 |
---|---|
現行モデル発売 | 2022年7月 |
マイナーチェンジ予想 | 2025年7月~10月 |
海外モデル参考 | 北米ローグ(2023年マイチェン) |
備考 | 先行予約は2025年春頃からの可能性あり |
新型エクストレイルのマイナーチェンジ2025の発売時期は?
新型エクストレイルのマイナーチェンジモデルは、2025年7月から10月の発売が有力視されています。この時期は例年、日産を含む多くのメーカーが新型車や特別仕様車を導入する季節でもあり、商品改良のタイミングとしては最も適しています。
言ってしまえば、今回のマイナーチェンジは「フルモデルチェンジ級」とも言われるほどの大規模な改良が計画されているため、発表から発売までの準備にも一定の時間を要すると考えられます。そのため、公式な発表が行われるのは2025年の初夏ごろ、具体的には5月から6月の間が予想されます。
さらに、ディーラー関係者向けに先行説明会が開かれるのはその数カ月前、2025年の春ごろになる可能性が高く、ここから雑誌やネットメディアなどでも情報が次第に明らかになってくると考えられます。
おそらく、実車の展示や試乗会が始まるのは、発売の直前あるいは同時期になるでしょう。新型車として注目度が高いため、予約や納車待ちが長引くことも考慮して、早めに販売店へ相談することが重要です。
項目 | 内容 |
---|---|
発売予想時期 | 2025年7月〜10月 |
情報解禁予想 | 2025年5月〜6月 |
先行説明会 | 2025年春(3〜4月頃) |
注意点 | 予約殺到・納期遅延の可能性あり |
価格はどう変わる?

車の広場:イメージ
今回のマイナーチェンジでは、価格の上昇が避けられないと予想されています。理由は主に3つあります。まず一つは、原材料費の高騰です。世界的なインフレ傾向と電動化部品の需要増によって、車両の製造コストが上昇しています。これは日産に限らず、多くの自動車メーカーで共通の課題です。
次に、新たに搭載される装備や技術の影響です。新型エクストレイルには、12.3インチの大型ディスプレイ、Googleビルトイン機能、改良されたLEDヘッドライト、進化した運転支援システム「プロパイロット2.1」などが搭載される予定です。これらは従来の装備に比べてコストが高く、車両本体価格に反映される可能性が高いです。
さらに、日産は近年、装備の充実度と価格のバランスを重視しており、「質感の向上」や「快適性の強化」を前面に出した価格設定を行う傾向にあります。このように考えると、今回のモデルでは最低でも数万円、グレードによっては10万円以上の値上がりが想定されます。
一方で、価格が上昇しても装備や性能がそれ以上に向上することで、コストパフォーマンスが高まるとも考えられます。購入時には装備内容と価格のバランスを慎重に比較検討することが求められます。
比較項目 | 現行モデル | 新型マイナーチェンジモデル |
---|---|---|
価格帯(目安) | 約320万~450万円 | 約330万~470万円(予想) |
装備面 | 標準ナビ、9インチディスプレイ | Google搭載、12.3インチディスプレイ |
安全技術 | プロパイロット(初期型) | プロパイロット2.1、360°支援 |
インフレ影響 | 小 | 大(原材料費・円安) |
予想される変更点
2025年に予定されているエクストレイルのマイナーチェンジは、外装から内装、パワートレイン、先進安全技術に至るまで、フルモデルチェンジ級の進化が見込まれています。これは単なる外観のリフレッシュにとどまらず、装備や性能面でも大きなアップデートがなされる内容です。
まずエクステリアについては、日産の新世代デザイン「デジタルVモーション」が採用され、より精悍で未来的なフロントマスクへと生まれ変わると見られます。フロントグリルとヘッドライトが一体化し、バンパー形状やテールランプ、アルミホイールのデザインも刷新される予定です。また、新色のボディカラー追加も予測されており、視覚的な新鮮さが高まります。
インテリアに関しては、12.3インチの大型タッチディスプレイを採用し、従来モデルよりも操作性と視認性が向上します。さらに日産初の「Googleビルトイン」を搭載予定で、GoogleマップやGoogleアシスタント、Google Playアプリが車内でシームレスに利用可能となることで、利便性が飛躍的に向上することが期待されます。
パワートレインでは、第2世代e-POWERシステムの導入が予想されており、1.5L VCターボエンジンと高出力モーターの組み合わせによって、静粛性と加速性能、そして燃費性能のバランスがより最適化されます。加えて、4WDモデルには最新の「e-4ORCE」制御技術が搭載され、悪路や雪道での安定感も高まる見通しです。
安全装備においても進化が予測されています。360°セーフティーアシスト、インテリジェントアラウンドビューモニター、プロパイロット2.1など、先進運転支援機能がさらに強化されることで、安心・快適なドライブ体験が実現されるでしょう。
項目 | 現行モデル | マイナーチェンジ後(予想) |
---|---|---|
フロントデザイン | 従来型Vモーショングリル | デジタルVモーショングリル採用 |
ディスプレイ | 9インチ | 12.3インチ(Googleビルトイン) |
パワートレイン | 第1世代e-POWER | 第2世代e-POWER+e-4ORCE |
安全装備 | プロパイロット初期型 | プロパイロット2.1、360°支援 |
ボディカラー | 定番色中心 | 新色追加の可能性あり |
特別仕様車やNISMOモデルの噂
2025年のマイナーチェンジでは、標準モデルの改良に加えて、特別仕様車の登場も注目を集めています。中でも話題になっているのが、スポーティグレードとしての「NISMO」モデルや、アウトドア性能を強化した「ロッククリーク」仕様の追加です。
NISMOモデルについては、すでに北米市場のローグでスポーツグレードが示唆されており、これが日本のエクストレイルに導入される可能性が高まっています。この仕様では、専用サスペンションの採用やスポーツチューンされたハンドリング性能、エアロパーツや赤いアクセントが加わることが予想され、よりアグレッシブで走りに特化したSUVとなるかもしれません。
一方、「ロッククリーク」モデルは、アウトドア志向のユーザー向けにアメリカで販売されている特別仕様車で、日本市場への展開が噂されています。特徴としては、専用デザインのグリルやタフなタイヤ、牽引機能強化などがあり、キャンプや山道などでも頼れる一台になることが想定されます。
これらの特別仕様車がもし日本で販売されれば、用途やスタイルに合わせて選べるバリエーションが大幅に増え、ユーザーの選択肢も広がります。ただし、限定販売となる可能性もあるため、購入を検討する場合は早めの情報収集とディーラーへの確認が重要です。
モデル名 | 特徴 | 予想される装備 | 備考 |
---|---|---|---|
NISMO仕様 | スポーツ性能重視 | 専用サス、エアロ、内装赤アクセント | 北米ローグで先行事例あり |
ロッククリーク | アウトドア特化 | 大径タイヤ、タフ仕様バンパー、牽引装備 | 北米で好評、日本導入の可能性あり |
限定仕様車 | 販売戦略型モデル | 特別内装、ボディカラー、装備充実 | 数量限定の可能性あり |
マイナーチェンジのエクストレイル2025は待つべきか?
・エクストレイルのマイナーチェンジを比較で見る進化
・e-POWERとe-4ORCEの性能向上に注目
・Googleビルトインによる装備強化
・デザイン刷新で印象はどう変わる?
・歴史から見る進化傾向
・マイナーチェンジのエクストレイル2025の総括
エクストレイルのマイナーチェンジを待つべき理由とは
次期エクストレイルのマイナーチェンジを待つ価値は非常に高いといえます。その理由は、単なる小変更ではなく、内外装・装備・パワートレイン・安全技術といった主要な要素すべてにおいて大幅な刷新が行われると見られているからです。
まず注目すべきは、デザインの進化です。新たに導入される「デジタルVモーショングリル」により、フロントフェイスがより現代的で精悍な印象へと生まれ変わります。さらに、LEDヘッドライトや新デザインのアルミホイール、新色のボディカラーなど、視覚的な魅力も格段にアップします。
次に、快適性と利便性を支えるインフォテインメント環境が大きく強化されます。特に「Googleビルトイン」の搭載は、これまでのナビ機能を超えた利便性を提供し、スマートフォンのような感覚でクルマと付き合えるようになります。12.3インチの大型ディスプレイも視認性に優れ、使いやすさが格段に向上するでしょう。
そして何より、走行性能と燃費性能の向上が見逃せません。第2世代e-POWERや4WD用のe-4ORCE制御技術の導入によって、日常のドライブからアウトドア走行まで、より快適かつ安心感のある走りを実現することが期待されます。
もちろん、今すぐ車が必要な人や、現行モデルのデザインが好みな方にとっては、現行車を選ぶメリットもあります。ただし、最新装備と快適性を重視するのであれば、数カ月待ってでも新型を選ぶ価値は十分にあるでしょう。
項目 | 現行モデル | マイナーチェンジ後(予想) |
---|---|---|
外装デザイン | 従来型Vモーショングリル | デジタルVモーショングリル |
インテリア | 9インチナビ | 12.3インチ+Googleビルトイン |
パワートレイン | 第1世代e-POWER | 第2世代e-POWER+e-4ORCE |
安全技術 | プロパイロット初期版 | プロパイロット2.1、360°支援 |
エクストレイルのマイナーチェンジを比較で見る進化
これまでの現行モデルと2025年に予定されているマイナーチェンジモデルを比較すると、その進化の幅は明確です。特に外装デザイン、装備、安全技術、走行性能の4つのポイントで大きな違いが表れます。
まず、デザインの比較では、現行モデルが従来の「Vモーショングリル」によるSUVらしい力強さを持つ一方、新型では「デジタルVモーション」が採用され、よりシャープで先進的な印象が強まります。バンパーやヘッドライトの形状も一新され、街中でも存在感を放つスタイリングになるでしょう。
インテリアの面では、情報表示や操作系に大きな違いがあります。従来は9インチディスプレイと標準的なナビ機能でしたが、新型では12.3インチディスプレイに加えて「Googleビルトイン」を採用し、GoogleマップやGoogleアシスタントをダイレクトに使える点が大きな差異です。
さらに、走行性能に関しても比較すると差は明白です。現行モデルに搭載されている第1世代のe-POWERは、優れた燃費性能を誇りますが、新型ではより高出力かつスムーズな加速を実現する第2世代e-POWERを採用し、4WD車にはe-4ORCEも搭載されます。これにより、日常使いだけでなく悪路走破性まで含めた実用性が格段に向上します。
安全性能の違いにも注目したいところです。現行モデルはプロパイロットや標準的なセーフティパックを備えていますが、新型ではプロパイロット2.1へ進化し、ナビリンク機能や自動駐車支援(プロパイロットパーキング)などの先進機能が加わる可能性があります。
比較項目 | 現行モデル | 新型マイナーチェンジモデル(予想) |
---|---|---|
フロントデザイン | Vモーショングリル | デジタルVモーション採用 |
ナビ・ディスプレイ | 9インチ標準ナビ | 12.3インチ+Google搭載 |
パワートレイン | 第1世代e-POWER | 第2世代e-POWER+e-4ORCE |
安全装備 | プロパイロット初期型 | プロパイロット2.1、全方位支援 |
e-POWERとe-4ORCEの性能向上に注目

車の広場:イメージ
2025年のエクストレイルに搭載されるe-POWERとe-4ORCEは、これまでのシステムからさらに進化を遂げる見込みです。特に第2世代e-POWERの採用により、走行フィールと燃費性能の両立が一段と進化する点が注目されています。
まずe-POWERについてですが、従来は1.5L VCターボエンジンを使い、発電のみを行いモーターで走行するという仕組みでした。新型ではこのエンジンとモーターがさらに高効率・高出力化され、スムーズな加速と静かな走行音、そして低燃費を実現できると期待されています。たとえば、高速道路での合流や追い越し時にも余裕のある加速性能が得られるほか、市街地走行でのエネルギー効率も改善される可能性があります。
一方でe-4ORCEは、4WDモデルに搭載される電動制御四輪駆動システムで、前後モーターを協調制御することで路面状況に応じたトルク配分を実現します。これにより、雨や雪といった滑りやすい路面でも安定感が保たれるほか、コーナリング時の挙動もより自然になり、同乗者の揺れも抑えられる効果があるとされています。
これらの技術は単なる出力向上にとどまらず、運転そのものの快適性と安全性にも大きく寄与するものです。ガソリン車のようなエンジン駆動では得られない静粛性や即時トルクの恩恵も含めて、新型エクストレイルの魅力を支える中核技術と言えるでしょう。
システム名 | 内容 | 進化点 | メリット |
---|---|---|---|
第2世代e-POWER | エンジンで発電→モーター走行 | 高出力モーター、発電効率向上 | 静粛性、燃費、加速力のバランス |
e-4ORCE | 電動制御4WD | 前後トルク配分の精密制御 | 雪道・雨天でも安定性が向上 |
Googleビルトインによる装備強化
2025年のエクストレイルにおける注目ポイントの一つが、「Googleビルトイン」の搭載です。これにより、車載システムの使い勝手が大きく変わると期待されています。従来のナビや音声操作とは一線を画す、スマートフォンに近い直感的な操作性が特徴です。
まず、「Googleマップ」が車内に直接組み込まれることで、スマートフォンとの接続を必要とせず、リアルタイムの交通情報や渋滞情報を反映したナビゲーションが可能になります。これにより、地図の読み込みや更新のストレスが軽減され、ルート案内の正確性も向上します。
次に、「Googleアシスタント」による音声操作が加わる点も魅力的です。たとえば「近くのコンビニを教えて」と話しかけるだけで、該当するスポットを検索し、そのままナビ設定に反映してくれる機能が利用できるようになります。これにより、運転中の手動操作が最小限に抑えられ、安全性の向上にもつながります。
さらに、「Google Play」経由で対応アプリを車内ディスプレイにインストールできる機能も見逃せません。天気予報、ポッドキャスト、音楽アプリなど、自分のライフスタイルに合った機能を車内に取り込むことで、車の使い方そのものがよりパーソナライズされるのです。
このように、Googleビルトインの導入によって、車内のデジタル環境は劇的に進化し、まるでスマートデバイスのような体験が可能になります。ただし、通信環境による機能制限や、初期設定の手間なども考慮しておく必要があります。
項目 | 従来システム | Googleビルトイン搭載後 |
---|---|---|
ナビ機能 | メーカー純正ナビ | Googleマップ搭載・常時更新 |
音声操作 | 簡易音声コマンド | Googleアシスタント連携 |
アプリ使用 | 非対応または限定的 | Google Playでカスタマイズ |
利便性 | スマホ接続が前提 | 単体で高機能な操作が可能 |
デザイン刷新で印象はどう変わる?
エクストレイルのマイナーチェンジでは、見た目の印象が大きく変わります。これは単なるデザインの微調整ではなく、エクステリア全体の方向性を次世代へと進める意図が感じられる大幅な刷新です。
具体的には、「デジタルVモーショングリル」と呼ばれる新たなフロントデザインが導入され、従来のSUVらしいタフな印象に、洗練された未来感が加わります。フロントグリルとヘッドライトが一体化したシャープな造形により、都会的で先進的な雰囲気がより際立ちます。LEDヘッドライトも新型となり、視認性だけでなくスタイル面でも差別化が図られています。
また、フロントバンパーやアルミホイールも新デザインが採用されるとされ、ボディ全体の統一感や力強さが一層高まることが予想されます。これに加え、新たなボディカラーの追加も噂されており、選択肢が増えることでユーザーの好みに応じたスタイルを選べるようになります。
このようにエクステリアの進化は、ただ見た目を良くするだけでなく、ブランドイメージの向上や所有満足度の強化にもつながります。一方で、現行モデルの「アウトドア感」を好むユーザーにとっては、やや都会的なデザインに変わることに戸惑いを覚えるかもしれません。
比較項目 | 現行モデル | マイナーチェンジ後(予想) |
---|---|---|
フロントグリル | 従来型Vモーション | デジタルVモーション |
ヘッドライト | スタンダードLED | 進化型LED+デイライト |
アルミホイール | SUV標準デザイン | スポーティかつ洗練された造形 |
ボディカラー | 定番中心 | 新色追加・選択肢拡大 |
全体の印象 | 無骨・アウトドア | 都会的・先進的 |
歴史から見る進化傾向
日産エクストレイルは2000年に初代が登場して以来、日本のミドルサイズSUV市場をけん引してきた存在です。その進化の過程を振り返ると、各世代で明確な方向性の変化と技術革新が見て取れます。
初代(T30型)は、四角いボディと防水フロアを備えた、アウトドア色の強いモデルとして登場しました。当時は「200万円で買える本格4WD」が売り文句で、実用性とタフさを重視した設計が特徴です。
続く2代目(T31型)は、デザインを現代的に刷新しつつも、4WD性能は維持され、2.0Lクリーンディーゼルなどの多彩なパワートレインが追加されました。この世代からは「使いやすさと走破性の両立」が強調されるようになりました。
3代目(T32型)では一気に都会的なデザインにシフト。ルノー・日産アライアンスによるCMFプラットフォームを採用し、3列シート仕様やハイブリッドモデルを展開。先進運転支援「プロパイロット」も初めて導入されました。このモデルは国内でも非常に人気を集め、累計販売台数は40万台以上にのぼります。
現行の4代目(T33型)は、日産独自の電動技術「e-POWER」を全面採用したモデルとして登場。エンジンは発電専用で、モーター駆動によるEVライクな走りが実現され、ガソリン車とは異なる乗り味が評価されています。
このような流れから考えると、エクストレイルは「アウトドア志向の実用車」から「高機能な都市型SUV」へと徐々に進化していることがわかります。2025年のマイナーチェンジも、こうした進化の延長線上にあり、今後も日常使いと高性能を両立したクルマとして進化を続けていくでしょう。
世代 | 型式 | 発売年 | 主な特徴 |
---|---|---|---|
初代 | T30型 | 2000年 | 四角いデザイン、防水フロア、本格4WD |
2代目 | T31型 | 2007年 | モダンデザイン、クリーンディーゼル追加 |
3代目 | T32型 | 2013年 | 都会的スタイル、ハイブリッド導入、プロパイロット初採用 |
4代目 | T33型 | 2022年 | e-POWER専用、VCターボ、電動駆動システム |
マイナーチェンジのエクストレイル2025の総括
2025年7月〜10月に日本市場で発売予定
現行モデル(T33型)からちょうど3年での改良
北米ローグの先行変更が日本仕様にも反映される可能性
フロントにデジタルVモーショングリルを新採用
LEDヘッドライトやバンパーなど外観を一新
アルミホイールとテールランプも新デザインに変更
新色ボディカラーの追加が予想されている
インパネ中央に12.3インチディスプレイを装備
日産初のGoogleビルトインを搭載
第2世代e-POWERで走行性能と燃費が進化
e-4ORCE搭載で4WD性能が大幅に向上
プロパイロット2.1や360°安全支援を採用
NISMO仕様やロッククリークなど特別モデルの噂あり
原材料費高騰の影響で価格上昇の可能性あり
先行予約は2025年春ごろ開始される可能性が高い