フリードの燃費について、実際のところどうなのか気になりますよね。
カタログ数値だけではなく、実燃費がどれくらいなのか、ハイブリッドとガソリン車ではどちらがお得なのか、そしてライバルのシエンタと比べてどうなのか。車選びの際には維持費を左右する燃費性能をすごく重視しますよね。このページでは、新型フリードの燃費に関する疑問や、冬場や高速道路で燃費が悪いと感じる原因、4WDモデルの燃費などについて、詳しく解説していきますよ。
この記事を読むことで、あなたの使い方に合ったフリード選びのヒントが見つかるかなと思います。
- 新型フリードのハイブリッドとガソリン車の燃費と実燃費の違い
- シエンタとの燃費比較と維持費のシミュレーション
- 高速道路や冬場にフリードの燃費が悪化しやすい理由
- 毎日の運転で実践できる具体的な燃費向上テクニック
新型フリードの燃費を徹底解説
新型フリードの燃費性能について、まずは基本的なカタログ数値や実燃費の目安を詳しく見ていきましょう。ハイブリッドとガソリン車の違いや、気になるライバル車との比較も交えて解説していきますよ。
ハイブリッド車の燃費と仕組み
現行の3代目フリードには、2モーターハイブリッドのe:HEVが採用されています。まずはこのハイブリッド車の燃費から見ていきましょう。
最も燃費が良い仕様は、e:HEV AIRのFF・6人乗りモデルで、WLTCモード燃費は25.6km/Lとなっています。コンパクトミニバンとしては非常に優秀な数値ですよね。
e:HEV車のグレード別カタログ燃費(WLTCモード)
| グレード | 駆動方式・定員 | 総合 | 市街地 | 郊外 | 高速道路 |
|---|---|---|---|---|---|
| AIR | FF・6人乗り | 25.6km/L | 25.9km/L | 27.8km/L | 24.2km/L |
| AIR | 4WD・6人乗り | 21.3km/L | 21.4km/L | 22.7km/L | 20.5km/L |
| CROSSTAR | FF・5人乗り | 25.5km/L | 25.8km/L | 27.6km/L | 24.1km/L |
e:HEVは、日常の走行では主にモーターを使って走り、エンジンは発電に徹するという仕組みです。そのため、発進と停止を繰り返す市街地での燃費が非常に良いのが特徴ですよ。郊外モードではさらに伸びて27.8km/Lという素晴らしい数値を叩き出します。
ガソリン車の燃費と実力を検証
続いてはガソリン車の燃費を見てみましょう。ハイブリッド車と比べて初期費用が安いので、ガソリン車を検討している方も多いかもですね。
ガソリン車のグレード別カタログ燃費(WLTCモード)
| グレード | 駆動方式・定員 | 総合 | 市街地 | 郊外 | 高速道路 |
|---|---|---|---|---|---|
| AIR | FF・6人乗り | 16.5km/L | 12.1km/L | 17.4km/L | 18.8km/L |
| AIR | 4WD・6人乗り | 14.5km/L | 11.0km/L | 15.0km/L | 16.3km/L |
| CROSSTAR | FF・5人乗り | 16.4km/L | 12.1km/L | 17.2km/L | 18.7km/L |
ガソリン車の最も燃費が良いAIRのFFモデルで、WLTCモードは16.5km/Lです。市街地モードでは12.1km/Lと少し落ち込みますが、高速道路モードでは18.8km/Lまで伸びます。ハイブリッド車ほど市街地での恩恵は大きくありませんが、一定の速度で走れる郊外や高速道路ではカタログ燃費に近い数値を出しやすい実力を持っていますよ。
週末のレジャーが中心で、普段あまり街中を走らないという方には、ガソリン車も十分な選択肢になるかなと思います。
実燃費はカタログ燃費と違う?
車選びで一番気になるのは、「実際のところ何キロ走るの?」という点ですよね。結論から言うと、実燃費はカタログ燃費より少し落ちるのが普通です。
フリードの実燃費の目安
- e:HEV(ハイブリッド):おおむね17~22km/L前後
- ガソリン車:おおむね11~15km/L前後
実燃費は、カタログ数値の70〜90%程度に落ち着くことが多いです。これは、実際の道路での渋滞や信号待ち、エアコンの使用、乗車人数などが影響するからです。例えばe:HEVのFF車なら、普段使いでリッター20kmくらい走ってくれれば御の字といったところですね。
高速道路で燃費が伸びない理由
「ハイブリッドなのに、高速道路を走ったら燃費がイマイチ…」と感じる方もいるかもしれません。ここ、気になりますよね。
実は、e:HEVのようなハイブリッド車は、低速から中速域でのモーター走行が得意なんです。逆に、高速道路で時速100kmを超えて一定速度で走り続けるような状況だと、エンジンの動力を直接タイヤに伝えるモードが多くなり、ハイブリッドならではの強みが出にくくなります。
さらに、ミニバン特有の四角くて背の高いボディ形状は、速度が上がるほど空気抵抗を大きく受けてしまいます。これが、高速道路で燃費が伸び悩む大きな要因ですよ。
4WDとFFモデルの燃費差を比較
雪国にお住まいの方や、ウィンタースポーツを楽しむ方にとって、4WDは必須装備ですよね。でも、FF(2WD)と比べて燃費がどれくらい悪くなるのかは気になるところです。
AIRグレードでの燃費差(WLTCモード)
| パワートレイン | FF | 4WD | 差 |
|---|---|---|---|
| e:HEV | 25.6km/L | 21.3km/L | -4.3km/L |
| ガソリン | 16.5km/L | 14.5km/L | -2.0km/L |
4WDは後輪を動かすための部品が増える分、車体が重くなり、駆動のロスも生じるため、燃費が低下します。e:HEVではFFに比べて約17%、ガソリン車で約12%燃費が下がります。少し痛い差かもしれませんが、雪道や凍結路での圧倒的な安心感を考えれば、必要な投資かなと思いますよ。
ライバルのシエンタと燃費比較
フリードを検討していると、必ずと言っていいほどトヨタのシエンタと迷いますよね。
カタログ燃費(WLTCモード)で真っ向勝負をすると、シエンタのハイブリッド車は最大28.8km/Lを誇るため、フリード(最大25.6km/L)よりも優位に立っています。トヨタのハイブリッドシステムはやはり熱効率が世界トップクラスで、燃費性能では一歩リードしているのが現状です。
ただ、ここで気をつけたいのが、燃費の差=トータルの満足度の差ではないということです。年間1万キロ走った場合のガソリン代の差額は、実は年間で約1万円程度に収まることが多いんです。
フリードは3列目シートの居住性や、高速道路での安定した走り、モーター走行の滑らかさなど、燃費以外の部分でシエンタを上回る魅力がたくさんあります。使い方に合わせて、総合的に判断してみてくださいね。
フリードの燃費を良くする対策と知識
ここからは、フリードを所有してから役立つ、燃費に関する知識や、毎日の運転で実践できる具体的な対策について解説していきます。少しの工夫でガソリン代は節約できますよ。
冬に燃費が悪くなる理由と対策
「冬になったら急に燃費が悪くなった!」という声、よく聞きますよね。これは故障ではないので安心してください。
最大の原因は、エンジンの暖機運転と暖房です。車の暖房はエンジンの熱を利用するため、ハイブリッド車であっても、車内を暖めるためにわざわざエンジンを回し続ける必要があるんです。特に、5分~10分程度の近距離しか走らない「ちょい乗り」を繰り返すと、エンジンが温まる前に目的地に着いてしまうため、燃費は極端に悪化します。
冬の燃費低下を防ぐ対策
- エアコンの温度設定を少し下げる
- シートヒーター(装備車の場合)を積極的に活用する
- 短距離の移動はなるべくまとめて済ませる
燃費が悪いという評判は本当か
ネットで検索すると燃費が悪いという評判を目にすることがあるかもですが、これにはちゃんとした理由があります。
多くの場合、冬場の短距離走行が中心だったり、常に多人数で荷物を満載して走っていたり、高速道路を高い速度で巡航しているケースです。また、「カタログ燃費の25.6km/Lが常に出るはず」と期待しすぎていると、ギャップを感じて「悪い」と思ってしまうこともあります。
実際には、コンパクトミニバンとしては平均以上の優れた実力を持っているので、決してフリード自体の燃費が悪いわけではありませんよ。
ガソリン満タンで何キロ走れる
長距離ドライブに出かける前など、「満タンでどれくらい走れるのか」を知っておくと安心ですよね。
新型フリードの燃料タンク容量は、FF車で42L、4WD車で53Lです。例えば、e:HEVのFF車で実燃費が20km/Lだったとすると、単純計算で42L × 20km/L = 840km走れることになります。
もちろん、ギリギリまで燃料を使い切ることはないので、実際には700km〜750kmくらいを目安に給油すると安心かなと思います。東京から大阪までなら、無給油で余裕を持って到着できる計算ですね。
誰でも実践できる簡単な燃費向上術
日々の運転で、少しでもガソリン代を節約するためのコツをご紹介します。どれも簡単にできることばかりですよ。
おすすめの燃費向上テクニック
- ふんわりアクセル:発進時に急激にアクセルを踏み込まず、じんわりと加速する
- 早めのアクセルオフ:先の信号が赤になったら、早めにアクセルから足を離してエンジンブレーキ(回生ブレーキ)を効かせる
- タイヤの空気圧チェック:月に1回は空気圧を確認し、適正値に保つ(空気圧が低いと燃費が悪化します)
- 不要な荷物を降ろす:トランクにゴルフバッグなどを積みっぱなしにしない
特にe:HEVの場合は、急な加速を避けて、一定の速度に達したらアクセルを少し戻してあげることで、モーターだけで走る時間を長く保つことができますよ。
フリードの燃費に関するまとめ
いかがでしたか?今回は新型フリードの燃費性能について、カタログ数値から実燃費、季節による変動要因まで幅広く解説してきました。
フリードの燃費は、e:HEVモデルで実燃費17〜22km/L前後と非常に優秀です。シエンタと比べるとカタログ数値では一歩譲るものの、実際の維持費の差はそこまで大きくありません。何より、広々とした室内空間や、モーター駆動の滑らかで力強い走りは、日々の運転をとても快適にしてくれます。
なお、車選びにかかる費用や維持費の算出は、あくまで一般的な目安となります。ご自身の環境やライフスタイルによって実燃費は変わってきますので、最終的なご判断はお近くのディーラーなどの専門家にご相談のうえ、試乗してフィーリングを確かめてみてくださいね。
あなたの素敵なカーライフを応援しています!
その他の記事


