BYDの軽EV「RACCO(ラッコ)」が気になっているものの、「実際の評判はいいの?」「中国メーカーの軽EVを買って大丈夫?」「安く見えるけど何か弱点があるのでは?」と引っかかっている方も多いですよね。
私もクルマを見るときは、カタログ上の装備だけでなく、購入後に困りそうな部分まで含めて考えます。特にラッコは2026年7月28日に発売されたばかり。商品の完成度に対する評判と、長期耐久性への不安を分けて考えることがかなり大切です。
先に結論を言うと、2026年8月10日時点のBYDラッコは、室内の広さ、両側電動スライドドア、静かな走り、最大320kmの航続距離、充実した装備について好意的な声が目立ちます。一方で、乗り心地の好み、補助金の少なさ、販売・整備網、将来の故障率やリセールなどには慎重な見方があります。
つまり「悪いクルマ」というより、クルマ自体の評価は高めだけれど、所有して数年たった後の評価はまだ分からない段階と見るのが自然かなと思います。
この記事のポイント
- BYDラッコで評価されている装備と走り
- 口コミで指摘される弱点や気になる部分
- 価格・補助金・航続距離とグレードの違い
- 故障・安全性・売れ行きをどう判断するか
BYDラッコの評判から分かる実力

まずはBYDラッコそのものが、軽EVとしてどんな評価を受けているのか見ていきます。発売直後なので長期オーナーの声はまだ少なく、現状は試乗レビューや購入検討者の感想が中心です。それでも、評価されている部分と好みが分かれている部分はかなり見えてきました。
良い口コミで目立つところ
BYDラッコの評判でまず目につくのが、軽自動車らしからぬ室内のゆとりと使い勝手のよさです。全長3,395mm、全幅1,475mmという軽自動車規格に収めながら、全高は1,800mm。いわゆるスーパーハイトワゴンの形なので、後席を含めて頭上にかなり余裕があります。
さらに全グレードで両側電動スライドドアを標準装備。子どもの送り迎えやスーパーでの買い物など、日常で使う場面を想像すると分かりやすいですよね。狭い駐車場でドアを大きく開かずに済むのは、やはり便利です。
室内には多くの収納が用意され、300系には後席用テーブルやサンシェードなども追加されます。単に海外の小型EVを日本へ持ってきたというより、日本で軽スーパーハイトワゴンがどう使われているかをかなり意識した設計になっています。
走りについても、モーターならではの静かさと滑らかさを評価する声があります。ガソリンの軽自動車では加速時にエンジン音や振動が大きくなりがちですが、ラッコは電気モーターなのでその感覚がありません。
最高出力は47kW、64PS、最大トルク160N・m。数字だけを見ると刺激的な速さを狙ったEVではないものの、街中での発進や坂道ではモーターの反応のよさを感じやすいでしょう。
現時点で評価されやすいポイント
広い室内、全車標準の両側電動スライドドア、静かな走り、滑らかな加速、充実した安全運転支援、そして300系で320kmという航続距離。このあたりがラッコの商品としての魅力です。
悪い口コミと気になる弱点
もちろん、BYDラッコの評判がすべて好意的なわけではありません。実車を見たり試乗したりした人からは、いくつか気になる部分も挙がっています。
まず分かりやすいのが運転席のメーターが小さいことです。速度や運転支援の状態を確認する画面について、もう少し大きいほうが見やすいと感じる人がいます。普段から大きなデジタルメーターに慣れているなら、試乗時に確認したいポイントですね。
また、純正の内蔵カーナビが用意されておらず、基本的にはApple CarPlayやAndroid Autoを使ってスマートフォンのナビを表示する考え方です。スマホナビを普段から使う人なら困りにくいものの、クルマ単体のナビを使いたい人には合わないかもしれません。
内装については、価格を考えれば十分という見方がある一方、一部の樹脂部分や細かな仕上げに国産軽の上級グレードとの差を感じるという評価もあります。このあたりは写真だけでは判断しづらいですね。
そして見逃したくないのが乗り心地。柔らかく穏やかで家族向きと感じる人がいる一方、車重のあるEVに柔らかめの足回りを組み合わせていることで、路面によってはゆっくりした揺れが残ると感じる評価もあります。
乗り心地は数字で決められません。
ラッコについては「快適」という評価と「揺れが気になる」という評価の両方があります。車酔いしやすい家族がいる場合は、できれば後席にも乗って試乗しておきたいところです。
ほかにもオートブレーキホールドの使い勝手や、ロードノイズ、前席周辺の動きやすさなどを気にする声があります。ただし、これらは現時点では少数の試乗者による感想も多く、すべてのラッコに共通する欠点と決めつけるのは早いでしょう。
価格と補助金はお得なのか
BYDラッコが注目される大きな理由のひとつが価格です。2026年モデルは200、300Plus、300Premiumの3グレードが用意されています。
| グレード | 車両価格 | CEV補助金 | 単純控除後 |
|---|---|---|---|
| RACCO 200 | 214.5万円 | 15万円 | 199.5万円 |
| RACCO 300Plus | 239.8万円 | 15万円 | 224.8万円 |
| RACCO 300Premium | 249.7万円 | 15万円 | 234.7万円 |
こう見ると200は国のCEV補助金を単純に差し引けば200万円を切ります。両側電動スライドドアや主要な運転支援装備まで標準なので、車両そのものの内容を考えるとかなり目を引く設定です。
ただし、ここには注意があります。ラッコのCEV補助金は2026年8月10日時点で全グレード15万円です。国産の一部軽EVではより大きな補助を受けられるケースがあるため、「車両価格が安いから支払額も圧倒的に安い」とは限りません。BYD公式の補助金案内でもRACCOの国のCEV補助金は15万円と案内されています。
さらに自治体によって独自のEV補助制度が用意される場合があります。対象条件や予算は地域によって異なるので、購入前には住んでいる自治体と販売店の両方で最新条件を確認してください。
価格だけを見るのではなく、最終的な支払額、充電設備費、任意保険、将来の売却価格まで含めて比べることが大切ですね。
航続距離と充電性能を確認
航続距離は「BYDラッコの評判」を調べる人がかなり気にしている部分です。RACCO 200は22.4kWhのバッテリーを搭載し、WLTCモードの一充電走行距離は210km。300Plusと300Premiumは35.8kWh級のバッテリーを搭載し、320kmとなっています。
| 項目 | 200 | 300Plus | 300Premium |
|---|---|---|---|
| バッテリー | 22.4kWh | 約35.8kWh | 約35.8kWh |
| WLTC航続距離 | 210km | 320km | 320km |
| 普通充電 | 最大3kW | 最大6kW | 最大6kW |
| 急速充電 | 約37kW | 約50kW | 約50kW |
300系なら軽EVとしては航続距離に余裕があります。毎日の通勤や買い物が中心で、自宅で充電できる環境なら、毎日充電しなければならない使い方ばかりではないでしょう。
ただ、WLTC値は決められた条件で測定した数値です。高速道路、冬の暖房、夏の冷房、急な坂道、乗員数などによって実際の走行可能距離は変わります。
特にラッコは発売から日が浅く、真冬を経験した一般ユーザーの大量の実走行データがまだありません。ヒートポンプ式空調を採用していない点も含め、冬場にどの程度航続距離が下がるのかは今後確認したい部分です。
300系の急速充電については10%から80%まで最短約34分とされています。ただし、急速充電は充電器の能力やバッテリー温度、残量によって速度が変わるもの。公称最大出力が常に続くわけではありません。
◆ワンポイントアドバイス
EVは「320km走れるから安心」と数字だけで選ばず、自宅から職場までの距離、休日の移動範囲、自宅充電の有無を先に考えるのがおすすめです。毎日30km程度なら200でも十分という人がいる一方、遠出が多いなら300系の余裕が効いてきますよ。
内装とスライドドアの使い勝手
ラッコの内装は、豪華さより毎日の使いやすさを重視した作りです。室内寸法は長さ2,193mm、幅1,351mm、高さ1,404mm。軽規格の中で後席までゆったり使えるように作られています。
特に印象的なのが収納の多さです。スマートフォンや小物、飲み物などを置きやすい場所を各所に用意し、300系では長い傘を収納できるスペースなども備えています。こういう部分はスペック表では地味ですが、毎日乗ると意外と差が出ます。
両側電動スライドドアが全グレード標準なのもラッコらしいところ。BYDの正規販売情報でも、210kmまたは320kmの航続距離とともに、両側電動スライドドアや広い室内が主要な特徴として案内されています。
荷室は後席使用時280L、後席を格納した状態で1,372Lとされています。後席を人用として使うのか、買い物や趣味の荷物を積むのかで柔軟に変えられるのは魅力です。
300Premiumでは足元のガイドに足をかざして開閉するハンズフリースライドドアも加わります。両手に買い物袋を持っているときなどには便利でしょう。
一方で、10.1インチの中央ディスプレイはスマートフォン連携が前提。従来型の純正ナビを好む人とは相性が分かれます。あなたが普段どうやってナビを使っているのかも、意外と重要な判断材料です。
走りと乗り心地はどうか
全グレードのモーター性能は47kW、64PS、最大トルク160N・mで共通です。車重は約1,160〜1,230kgと軽自動車としては重めですが、モーターは発進直後から力を出しやすいため、街中では重さを強く意識しにくいでしょう。
試乗レビューで共通して評価されやすいのは静粛性です。エンジンの回転が上がる音や振動がなく、信号から発進するときもスッと前へ出ます。EVが初めてなら、この部分だけでもガソリン軽との違いを感じやすいと思います。
さらにボディのしっかり感を評価するレビューも複数あります。背の高い軽自動車はボディの揺れや振動が気になる場合がありますが、ラッコでは車体構造や床下バッテリーを含めた設計によって剛性感を高める考え方が採用されています。
ただし、先ほど触れたように足回りは好みが分かれます。柔らかい乗り味を「ゆったりして快適」と感じるか、「揺れが残る」と感じるか。ここは口コミを何十件読んでも最後は決められません。
購入候補に入った時点で、運転席だけでなく後席にも座って試乗する。私はこれをおすすめします。家族用のクルマなら、運転する人より後席に乗る家族の感想が決め手になるかもしれません。
BYDラッコの評判と購入前の注意点

車そのものがよくできていても、それだけで購入を決めるのはまだ早いです。特に新型EVでは、故障時の対応、バッテリー保証、販売店までの距離、将来の売却価格なども重要になります。ここからは「買った後まで考えるとどうなのか」という視点で見ていきます。
故障とバッテリー耐久性
「BYDラッコは故障しやすいのでは?」と気になって検索している人もいるでしょう。しかし、2026年8月10日時点では、ラッコについて信頼できる長期故障率を示すデータはありません。
理由は単純で、発売日は2026年7月28日。まだ市場に出て約2週間だからです。
モーター、電動スライドドア、エアコン、高電圧部品、バッテリーなどについて「ここがよく壊れる」と言えるほどの実績はたまっていません。同じように、「壊れないことが証明されている」とも言えない状態です。
悪い評判と未確認のリスクは別物です。
ラッコで重大故障が多発しているというデータは現時点では確認できません。ただし、数年後の故障率や部品の耐久性について判断できるだけの時間も経過していません。
一方、メーカー保証は購入時の安心材料になります。一般車両や主要部品は6年または15万km、高電圧・駆動関連部品は8年または16万km。駆動用バッテリー容量についても8年または16万kmの範囲で初期容量70%以上を保証する設定があります。
さらに有償の保証を付けることでバッテリー容量保証を10年または20万kmまで延長できる設定もあります。
保証期間が長いのはプラスですが、保証が長いことと故障しないことは同じではありません。実際に修理が必要になった際の部品待ち期間や地域ごとの対応状況については、今後オーナーが増える中で見ていく必要があります。
安全性と運転支援は十分か
ラッコは6エアバッグを全グレードに標準装備し、自動緊急ブレーキやACC、車線維持に関する支援機能なども用意されています。エントリーの200でも主要な安全運転支援が省かれていないのは評価しやすい部分です。
300系では幼児置き去り検知機能が加わり、300Premiumでは車体周囲を確認しやすいアラウンドビューモニターも装備されます。
車体については高強度鋼を多く使い、LFP系のブレードバッテリーを車体構造へ組み込む考え方が採られています。また、軽自動車専用の構成として高電圧関連部品をまとめる設計も導入されています。
ただし注意したいのは、2026年8月10日時点ではRACCOについてJNCAPの評価結果がまだ公表されていないことです。安全装備が充実していることと、第三者衝突試験で高評価が確定していることは分けて考えなければなりません。
安全性能を重視する場合は、メーカーが説明する構造や装備に加え、今後公表される第三者機関の衝突安全・予防安全評価も確認すると判断しやすくなります。
4WDがない点は困るのか
「BYDラッコに4WDはある?」という疑問もよく見かけます。2026年モデルのラッコは200、300Plus、300Premiumのすべてが前輪駆動で、4WD設定はありません。
雪がほとんど降らない地域で街乗り中心なら、前輪駆動で特に困らない人も多いでしょう。一方、積雪地域や急な坂道が多い地域で日常的に使うなら、4WDが選べないことは明確な弱点になります。
もちろん「雪道なら4WDでなければ走れない」という意味ではありません。冬道ではタイヤの性能や路面状態、運転方法も大きく影響します。しかし、現在4WDの軽スーパーハイトワゴンに乗っていて、同じ安心感を求めるなら慎重に比較したいところです。
またEVは車重があります。雪道で止まる、曲がるといった場面では駆動方式だけでなくスタッドレスタイヤの状態も重要です。降雪地域で購入する場合は、販売店やタイヤの専門店へ地域の道路事情も含めて相談してください。
売れない説と実際の受注状況
検索すると「BYDラッコは売れないのでは」という意見も見つかります。中国メーカーへの抵抗感、国産車より少ない販売拠点、補助金額の差などを理由に、販売に苦戦すると予想する声があるためです。実際、検索結果にも価格・補助金・アフターサービスを理由に販売を疑問視するQ&Aが見られます。
ただ、2026年8月10日時点で「売れていない」と決めつけるのは早いでしょう。メーカー発表では発売から約2週間で累計受注が1,000台を超えています。
しかも初期受注の内訳では300Premiumが約80%、300Plusが14%、200が6%。最安モデルへ注文が集中したわけではなく、320kmの航続距離と充実装備を備えた最上級グレードが選ばれている点は興味深いですね。
これは「とにかく安い中国製EVだから売れた」という単純な話ではなく、装備を含めた商品内容で選ぶ初期ユーザーが多かった可能性を示しています。
とはいえ、1,000台の初期受注だけで日本市場で成功したと断定することもできません。BYDは年内1万台規模の受注を目標としており、今後どの程度ペースを維持できるかが重要です。発売時点でBYDが2026年末までに1万台の受注を目標としていることも報じられています。
初期注文が落ち着いた後も選ばれるのか、地方で販売・整備網を広げられるのか、数年後の中古車市場でどのような価格が付くのか。このあたりまで見えて初めて、本当の意味での評判が固まってくるでしょう。
販売店とリセールも確認
BYDラッコを購入するなら、車両本体と同じくらい確認しておきたいのが販売・整備拠点です。BYDは日本国内でディーラー網を増やしていますが、国産大手メーカーほど身近に店舗がある地域ばかりではありません。
自宅から販売店まで片道10分の人と、1時間以上かかる人では、同じクルマでも所有したときの印象が違いますよね。定期点検だけでなく、警告灯が点灯したときや事故修理が必要になった場合まで想像して店舗位置を確認したいところです。
6年間のロードアシスタンスが用意され、電欠時の充電対応なども設定されていますが、整備や板金修理でどの程度の日数が必要になるかはRACCOについて十分な実績がありません。
リセールバリューも同様です。発売直後なので中古車の流通量や買取実績が少なく、3年後や5年後の残価率を信頼できる数字として示せる段階ではありません。
BYDには据置額を設定する購入プランがありますが、据置額と将来の中古車買取価格は同じ意味ではありません。数年で乗り換える予定なら、「5年後も半額で必ず売れる」といった前提で資金計画を組まないことが大切です。
おすすめグレードはどれか
3グレードの中で迷った場合、私はまず普段の走行距離から考えるのが分かりやすいと思います。
RACCO 200は214.5万円で、補助金を単純控除すると199.5万円。210kmの航続距離で足りる人にとっては魅力があります。主要な安全運転支援と両側電動スライドドアは付いているので、日常の近距離移動に割り切るなら検討しやすいでしょう。
一方で、200にはシートヒーターやステアリングヒーターなどがありません。冬のEVでは暖房の使い方が航続距離に影響することもあり、寒い地域では快適装備の差をよく確認してください。
300Plusは200より25.3万円高いものの、バッテリー容量が大きくなり、航続距離が210kmから320kmへ伸びます。さらにシートヒーター、ステアリングヒーター、アルミホイール、デジタルキー、後席サンシェード、6スピーカーなどが加わります。
そのため、価格と航続距離、装備のバランスで考えるなら300Plusはかなり選びやすいグレードです。
300Premiumは300Plusより9.9万円高く、基本的なモーター性能や320kmの航続距離は変わりません。その代わり、アラウンドビューモニター、ハンズフリースライドドア、電動運転席、合成皮革シートなどが追加されます。
初期受注でPremiumが多いのも、この差額なら上級装備まで欲しいと考える人が多かったからかもしれません。
◆ワンポイントアドバイス
自宅充電ができて近距離中心なら200、航続距離と装備の両方を重視するなら300Plus、駐車支援や快適装備まで欲しいなら300Premium、という考え方が分かりやすいです。価格差だけでなく、自分が毎日使う装備かどうかで選んでみてください。
BYDラッコの評判に関するよくある質問
Q1. BYDラッコの評判は良いですか?
A. 2026年8月10日時点では、室内の広さ、両側電動スライドドア、静粛性、滑らかな加速、装備の充実度について好意的な評価が目立ちます。一方、柔らかい乗り味、小さめのメーター、純正内蔵ナビがない点、内装の一部素材などには好みが分かれます。発売直後なので、長期オーナー評価とは分けて考えてください。
Q2. BYDラッコは故障しやすいですか?
A. 現時点でRACCO固有の頻発故障を示す信頼できる統計はありません。ただし2026年7月28日に発売されたばかりなので、長期耐久性が証明されたわけでもありません。バッテリー、電動スライドドア、空調、高電圧部品などの耐久性は今後の市場データを確認する必要があります。
Q3. BYDラッコの航続距離は何kmですか?
A. WLTCモードでRACCO 200が210km、300Plusと300Premiumが320kmです。ただし、これは定められた試験条件による数値です。冬の暖房、高速道路、外気温、乗員、荷物、運転方法などで実際の走行可能距離は変わります。特に冬季の実走行データはまだ十分に蓄積されていません。
Q4. BYDラッコに4WDはありますか?
A. 2026年モデルは全グレードがFWDで、4WDの設定はありません。雪が多い地域や急勾配のある地域で使う場合は、現在の使用環境でFWDでも問題ないか販売店やタイヤの専門店へ相談して判断してください。
Q5. BYDラッコは買っても大丈夫ですか?
A. 自宅充電ができ、スライドドアや広い室内、EVの静かさを重視する人には魅力的な選択肢です。ただし、発売直後のため長期故障率、実際のバッテリー劣化、事故修理費、部品供給、リセールはまだ判断材料が不足しています。販売店までの距離や保証条件も含めて試乗後に判断するのがおすすめです。正確な価格、補助金、保証、装備などは契約前にBYD公式サイトや販売店で最新情報をご確認ください。
BYDラッコの評判まとめ
BYDラッコの評判を2026年8月10日時点で見ていくと、クルマそのものについてはかなり好意的なスタートと言えそうです。
全車標準の両側電動スライドドア、広い室内、静かで滑らかなEVらしい走り、充実した運転支援装備。300系では35.8kWh級のバッテリーとWLTC320kmの航続距離まで備えます。実車に触れたレビューでも、広さや静粛性、ボディのしっかり感などを評価する声が見られます。
一方、すべてが文句なしというわけではありません。小さめのメーター、純正内蔵ナビがないこと、一部内装の質感、足回りの揺れ方などは好みが分かれます。15万円というCEV補助金も、国産競合と比べた際には購入価格の印象を変える要素です。
そして私が一番大事だと思うのは、故障率やバッテリー劣化、事故修理費、部品供給、リセールについて「悪い」のではなく、まだ判断できないということです。
発売から約2週間しか経っていないクルマに対して、数年後の信頼性を断言することはできません。逆に、中国メーカーだからすぐ壊れると決めつけるのも根拠に欠けます。
ですからラッコが気になっているなら、ネット上の肯定論と否定論だけで決めるのではなく、まず実車を見ること。運転席と後席の両方に座り、乗り心地やメーターの見え方を確認する。そして自宅充電の可否、販売店までの距離、補助金適用後の総支払額まで確認してみてください。
その条件があなたの生活に合うなら、BYDラッコは軽EVの中でもかなり面白い選択肢になるでしょう。反対に、4WDが必須、長期リセールを最優先したい、近くにBYDの整備拠点がないという場合は、国産車を含めて慎重に比較する価値があります。
クルマ選びで最後に大切なのは、評判の点数ではなく自分の暮らしに合うかどうかです。あなたなら、320kmの航続距離と充実装備を取りますか。それとも、長年の販売実績や整備網を優先しますか。そこがラッコを選ぶかどうかの分かれ目になりそうです。
車両価格、補助金、保証内容、装備、航続距離などは変更される可能性があります。数値は一般的な判断材料として扱い、正確な情報はBYD公式サイトや販売店、補助制度を運営する公的機関でご確認ください。購入費用やローン、保険、充電設備などを含む最終的な判断は、必要に応じて販売店や各分野の専門家へ相談してください。
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