ドライブレコーダーを取り付けるときや、シガーソケットが突然使えなくなったとき、ハイエースのヒューズボックスの場所はどこにあるのか悩みますよね。助手席の足元やグローブボックスの裏、さらにはエンジンルームなど複数に分かれているので、初めてだとACC電源の取り出しや交換作業で迷ってしまうかも。
ここ、すごく気になりますよね。この記事では、各ヒューズボックスに関する配置図の正しい見方から、安全な電源の取り出し方までを分かりやすく解説していきます。読めば、あなたの愛車を電気トラブルから守りながら、安心してカスタムを楽しめるようになりますよ。
この記事のポイント
- 車内とエンジンルームにある4箇所のヒューズボックスの正確な場所
- 年式や型式で異なるヒューズ配置図の正しい確認手順
- シガーソケットが使えない時のヒューズ交換と原因究明のコツ
- ドライブレコーダーなどを取り付ける際の安全な電源の取り出し方法
ハイエースのヒューズボックスの場所と配置

ハイエースのヒューズボックスは、普通の乗用車とは違っていくつか色々な場所に分かれているんですよ。まずは、どこに設置されているのか、探し方や配置について詳しくお話ししていきますね。
ハイエースのヒューズボックスの場所はどこ
ハイエースのヒューズボックスは、大きく分けて車内とエンジンルームに設置されています。特に200系ハイエースの場合、公式の取扱説明書を確認すると、車内に2箇所、エンジンルーム内に2箇所の、合計4箇所に分かれている構成がよく見られますよ。
ここ、初めて探すときは結構見つけにくくて困りますよね。それぞれ管轄している電気系統が違うのですが、本記事でお伝えするのはあくまで「特定年式の参考情報」になります。後ほど詳しくお話ししますが、同じハイエースでも年式や型式によって配置が全く異なるので、その点は注意してくださいね。
ハイエースの助手席にあるヒューズボックス
車内でアクセスすることになるのが、助手席周辺にあるヒューズボックスです。ハイエースの助手席側には、主に2つのヒューズボックスがあります。
まずは助手席足元のヒューズボックスです。助手席に座ったときの左足のつま先あたり、キックパネルと呼ばれる樹脂製カバーの奥にあります。例えば2012年式の公式資料では、ここにヘッドライトやスターター関連、エアコンのヒューズなどが配置されています。カバーはツメで固定されているので、手前に引いて外します。
もう一つがグローブボックス下(裏側)のヒューズボックスです。助手席の足元から上を見上げるようにすると見つかります。年式によっては、ここにパワーウィンドウやシガーソケット関係のヒューズが配置されている車両がありますよ。
助手席足元のヒューズ構成も、グローブボックス下のヒューズ構成も、年式や仕様によって中身が異なります。必ずご自身の車のカバー表示や該当する取扱説明書を確認してくださいね。
エンジンルームのヒューズボックスの外し方
車の走行に関わる大電流の基幹システムを管轄しているヒューズは、エンジンルーム内にあります。
ハイエースは座席の下にエンジンがあるため、まずは助手席を跳ね上げてエンジン点検口を開ける必要がありますよ。
エンジンルームの中には、中央付近と助手席側(バッテリー近く)にヒューズボックスがあります。カバーはツメで留まっているので、ツメを押しながら持ち上げれば外すことができます。
一部の年式では、このバッテリー横のヒューズボックスのカバー裏などに、ヒューズを抜くための専用の工具(ヒューズプラー・ヒューズはずし)が付いていることがあります。あるととても便利なので探してみてくださいね。
注意点
エンジンを止めた直後は、エンジンルーム内の部品が非常に熱くなっています。火傷の危険があるので、必ず十分に冷えてから作業を行ってくださいね。数値データや配置情報はあくまで一般的な目安ですので、最終的なご判断は専門家にご相談いただくか、公式サイトをご確認ください。
200系ハイエースのヒューズの配置図
ヒューズの配置図は、外したヒューズボックスのカバーの裏面や、車両の取扱説明書に記載されています。
ここに書かれている略称を見て、どのヒューズがどこにあるのかを特定していくんですよ。
ただ、ここで最もお伝えしたい重要な注意事項があります。200系ハイエースは、年式、バンかワゴンか、エンジン、グレード、メーカーオプションの有無によって、ヒューズの配置・名称・容量が全然違うんです。
ネットで検索して出てきた配置図をそのまま鵜呑みにしてしまうと、ご自身の車とは全く違う回路を触ってしまう危険があります。作業をする前には、初度登録年月や車両型式を確認し、必ず該当する公式取扱説明書と現車のカバー表示を照らし合わせてくださいね。
100系ハイエースのヒューズ一覧と種類
少し古いモデルになりますが、100系ハイエースにお乗りの方もいらっしゃいますよね。
100系は、現在の200系とは車内の構造やヒューズの配置が大きく異なります。
販売期間が長く、バン、ワゴン、コミューター、ガソリン、ディーゼルなど仕様による差も非常に大きいため、「100系ならヒューズはここ」「こういう種類が使われている」と一括りにすることはできません。
100系の場合は、必ず現車のヒューズを確認し、その車両専用の修理書や配線図を参照してくださいね。種類や容量を間違えるとトラブルの元になるので、慎重に進めましょう。
ハイエースのヒューズボックスの交換と電源

ヒューズの探し方がわかったところで、次は実践的な内容です。シガーソケットのトラブル解決法や、DIYで電源を取り出す際の必須の安全対策について、しっかり解説していきますよ。
ハイエースのシガーソケットのヒューズ
「スマホの充電器が動かない!」というトラブルのとき、まずはシガーソケットのヒューズ切れを疑うと思います。
一般的に、シガーソケットのヒューズは「CIG」と表記されることが多いですよね。実際に、2012年式の200系ハイエースワゴンなどでは「CIG 15A」と明記されている車両があります。
ヒューズの名称や位置は年式・仕様によって異なる可能性があります。2012年式ハイエースワゴンでは「CIG 15A」とされていますが、必ず現車の表示と該当する公式取扱説明書を確認してください。
このように、シガーソケットのヒューズ名称ひとつとっても年式・仕様により異なります。「ここにあるはず」と決めつけず、必ず現車のカバー表示と該当年式の取扱説明書で確認してくださいね。
ハイエースのヒューズ交換とすぐ切れる原因
切れたヒューズを見つけたら、新しいものに交換します。
交換する際の絶対条件は、「必ず同じ形状で、指定されたものと同じアンペア数(規定容量)のものを使うこと」です。15Aが切れたからといって20Aのヒューズを入れるなど、大容量品に変更するのは絶対にやめてください。配線の過熱や車両火災に繋がる恐れがあります。
ヒューズが何度もすぐ切れる場合
新しいヒューズに交換しても再度切れる場合は、回路に異常があるサインです。典型例として、シガーソケット内の硬貨などの異物混入、後付け配線の被覆損傷(ショート)、タコ足配線による過負荷などが疑われます。原因を取り除かずに容量だけを上げるのは非常に危険ですので、迷わず販売店や整備工場で点検を受けてくださいね。
ヒューズボックスからのACC電源の取り出し
ドライブレコーダーやETCを取り付ける際、ヒューズボックスからACC電源(アクセサリー電源)を取り出したいと考える方も多いと思います。
市販のヒューズ電源を使えば簡単に配線できるように思えますが、「ここのヒューズと差し替えるだけで安全」と安易に考えるのは禁物です。年式によってはネット情報にあるヒューズ名称自体が存在しないこともあります。
後付け機器の電源を確保する際は、ヒューズ名称だけで接続先を決めるのではなく、車両型式に対応する取付要領書に従い、必ず検電テスターを使って回路確認を行ってから選定してくださいね。追加する機器の消費電流と既存回路の負荷余裕を考慮しないと、安全とは言えませんよ。
ヒューズ電源の向きについて
ヒューズ電源を使用する場合は、挿し込む向きが決まっています。検電テスターで電圧が出る側(電源側)を確認し、ヒューズ電源のリード線(コード)が出ている側をその電源側端子に向けて差し込んでくださいね。逆向きにすると、製品の設計どおりに既存回路と追加回路を保護できない場合があります。
ドライブレコーダーやETCの常時電源
ドライブレコーダーの駐車監視機能などを使う場合、エンジンを切っても電気が流れる「常時電源」が必要になります。
「DOME(室内灯)」などのヒューズを常時電源の候補として考える方もいらっしゃるかもしれません。確かに室内灯は常時給電されていることが多いのですが、最近の車両ではボデーECUによる制御やタイマー消灯、スリープ監視機能が介在していることもあります。
そのため、名称だけで常時電源と判断するのではなく、キーをOFFにした後の電圧変化をテスターでしっかり実測して確認する必要がありますよ。
安全なハイエースのヒューズボックスの管理
ハイエースのヒューズボックスを扱う上で、最後にとても大切な安全管理のお話をさせてください。
まず、ECU、エアバッグ、ABS、エンジン制御など、車の走行や安全運転支援に関わる重要な回路からは、絶対に電源を分岐させないでくださいね。重要保安回路は複数のシステムを兼用していることがあり、万が一トラブルが起きたとき、命に関わる重大な事故に繋がります。
また、インバーターなどの大電流を使う機器を取り付ける際、「ヒューズボックスから直接取らず、バッテリーから直接専用配線で取る(バッ直)」という話を聞くかもしれません。しかし、単に直接繋げば良いわけではありません。バッテリー端子に近い位置での適正容量のヒューズ設置、消費電流に対応した太いケーブルの使用、確実な端子圧着、配線の保護、そして適切なアースが不可欠です。
これらを怠ると車両火災の原因になるため、施工に少しでも不安がある場合は、無理をせずにプロの自動車電装店や整備工場へ依頼してくださいね。
正確な情報は公式サイトやマニュアルをご確認のうえ、安全第一でハイエースのカスタムを楽しんでいきましょう!
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